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本当に優秀なウェッジとは、どんな性能を持ったクラブだろうか?

飛距離、精度、コントロール性、あるいはやさしさだろうか?

マーク ブローディーが著書の中で提唱するStroke Gained(ストローク ゲインド)というメソッドを参考にいただければ分かると思うが、優秀なウェッジというのはこれら全ての組み合わせが重要だということが分かる。今回このような大きなスケールでウェッジテストを行ったのは、2017年が初めての試みだ。もしあなたが今年、新しいウェッジを探しているのなら、是非この記事を読んで参考にしていただきたい。

2017年ウェッジランキングを決定するにあたり、15ヤード、40ヤード、フルショットの3つの距離に対しストローク ゲインドメソッドを採用しテストを行った。以下の表にあるとおり、それぞれのウェッジにストローク ゲインド値を数字で示すようにした。過去同様に、ラジアル距離とショット範囲の計算法と併せて、標準の計測器を使用している。

詳しくは、テスト方法ページをご覧ください。

 

 

予選を通過したウェッジ達

Most Wantedシリーズにおいて本格的なウェッジテストを行ったのは、今年が初めてのことである。テスト内容を明確にするため、バウンス角が56°のサンドウェッジを選んでテストすることにした。テストの対象になったウェッジは、現在最も人気のあるウェッジ17本に選定した。これらのウェッジのほとんどがミルドグルーブ(溝構造)を特徴としており、更に一部のウェッジは打ちやすさと安定性を加えた技術が採用されている。

 

高度なゴルフ分析

データは重要だ。さらに正しい道具を探すこととなれば、決定的だ。私たちは最大の課題の一つに取り組むため、膨大なデータを連結させ、その答えを導き出している。

全てのテストは、バージニア州にある独自のテストセンターで行われている。

テストの一貫性を保つため、そして不確定さを極力減らすために、テスト参加者全員が、ブリヂストンB330-RCのゴルフボールを使用した。データは、世界で最も信頼されている、Foresight Sportsの計測器を使って集められている。また、ヘッドスピードに関しては、Foresight HMTからの数字を使用している。更にこれらのデータは、Most Wantedのランキングを決める際に使われている“TRUERank”と呼ばれる独自の集計方法で導き出している。

 

打数: 10,605

データポイント: 445,410

時間: 80時間

テスト参加者: 20名

ハンディキャップ範囲: +2 〜16

年齢層: 24〜79

ヘッドスピード範囲: 33〜53m/s

対象ウェッジ: 56° サンドウェッジ

テストに関する詳細は”テスト方法”のページをご覧ください

 

結果とランキング

私達のランキングは会議室の中では生まれない。パネルもなければ、投票もしない。計測機からの測定値だけが、唯一の判断材料だ。【Most Wanted】2017年 最も欲しいウェッジテストを実施するにあたり、標準的な計測器の測定項目(ボールスピード、打ち出し角度、スピン量、飛距離など)を集めた。

それらのデータを使って、それぞれのクラブに対しストローク ゲインド平均値を計算した。ストローク ゲインド値はPGAツアーデータから得ているため、アマチュアの平均値はマイナスを示すのが自然だ。重要なのは、絶対的な数字ではなく、むしろクラブ同士をどう比較するか、である。

 

2017 BEST WEDGES

 

2017MOST WANTED最も欲しい ウェッジデータ

下の表により、2017年【 Most Wanted】ウェッジテスト から得たデータを見る事ができる。アイアンのモデルをフィルターにかけ、特定のモデルだけを表示することも可能にした。また、右側のショットディスタンスのフィルターを使い、3つの距離毎のテストデータを表示することもできる。

※日本版のサイトではTrueRANKの上位順に一覧にしています。

 

<15ヤード>

 

<40ヤード>

 

<フルショット>