mygolfspy

スムーズな抜けと打ちやすさを追求したミズノ「ST-MAX 230」フェアウェイウッド&ハイブリッド登場!

BY CHRIS NICKEL

February 15, 2024

アドレスでよりスクエアに構えやすく、進化したミズノ独自のテクノロジーがさらなる高MOIと高初速を生み出す。

ミズノの「ST-MAX 230」フェアウェイウッドとハイブリッドは、同社の既存メタルウッドを完結させるとともに継承する「ST-230」シリーズの拡張モデルだ。

複数モデルのリリースを予測していたかも知れないが、今回のモデルはミズノの刷新された製品サイクルの一部。ミズノは全ての製品で発売のペースを長めに設定している。

製品ごとのリリースの時期をずらすことで定期的に新作を投入しているように見せながら、開発サイクルが長いので、ゴルファーにより著しい改善をもたらすことができるってわけだ。


ミズノ「ST-MAX 230」フェアウェイウッドの詳細


「ST-MAX 230」フェアウェイウッドに搭載されているテクノロジーは、現行の「ST Z 230」フェアウェイウッドとほぼ同じ。『コアテックチャンバー』と極薄のカーボンクラウンが主な要素となるが、そこには注目すべき変更点がいくつかある。

まず改良されたカーボンクラウンの特徴は、ヘッド上部から伸びてトウを包むようになっていること。カーボンは、スチール、アルミ、チタンより軽いため、メーカーが重い素材から軽量素材に置き換える時は、質量をより有益な部分(ヘッドの低・後部)にシフトさせることが目的となる。

機能的には、『コアテックチャンバー』はフェースの柔軟性とオフセンターヒット時のパフォーマンスを向上させるための技術だ。「ST-MAX 230」の『コアテックチャンバー』は、昨季リリースされた「ST-X 230」と「ST-Z 230」よりもサイズが大きくなっている。

「ST-MAX 230」では、さらに高初速エリアを拡大するため、『コアテックチャンバー』がヒール側のレンチを差し込む『クイック・スイッチ・ポート』まで長くなっており、さらにフェースに近い位置に搭載されている。ミズノによると、よりフェースのたわみとオフセンターヒット時のパフォーマンス(ボール初速維持と弾道特性の向上)が向上するという。

また、「ST-MAX 230」は「ST Z 230」フェアウェイウッドに比べ、全体的な投影面積が大きく、シャローフェース(上下に薄くヘッド全体が平べったい形)になっている。

一般的に、投影面積とフェース高は相関関係にあり、つまりは、より小ぶりなデザインだとディープフェース(上下方向にフェースが厚い)の方がメリットがあり、クラウンの表面積が大きいフェアウェイウッドだと、(リーディングエッジからクラウンまでの)フェース高は低くなるのだ。


ミズノ,mizuno_st230_max,フェアウェイウッド,ハイブリッド,ゴルフ,ゴルフクラブ

最後に、『スピードベベルソール』設計(再成型されたヒールデザイン)が芝の抜けを改善しているので、入射角が鋭角なゴルファーにはより効果的と言えそうだ。

結局のところ、ミズノ「ST-MAX 230」フェアウェイウッドは、「寛容性」を重視し高弾道と中スピンによりメリットが得られるゴルファーに向いているようだ。

ミズノ「ST-MAX 230」フェアウェイウッドのロフト角は、3番15度、5番18度、7番21度(右打ちのみ)がラインナップ。

ロフト角(±2度)が調整可能なスリーブにより打ち出し、弾道、ショットの形状を調整することが可能だ。

シャフトは、「TOUR AD GM F」 カーボンシャフト (S/58g、SR/56g、R/54g)。グリップは、イオミック 「Sticky1.8ブラック」(ミズノオリジナル)口径 M60/44g、バックライン無。

発売価格は¥52,800(税込)で、2024年3月8日発売予定となっている。


ミズノ「ST-MAX 230」ハイブリッドの詳細


「ST-MAX230」ハイブリッドは、「ST-MAX230」フェアウェイウッドとほぼ同じだが、少しだけ異なる点がある。現在の「ST230」シリーズの中で「ST-MAX 230」は、「寛容性」を向上させるためにわずかに大型化している他、シャロー形状になっていることが特徴だ。

軽量化された極薄の『ワッフルクラウン』により、余剰重量を後方に配置できたことで高MOI を実現。さらに次世代『コアテックチャンバー』がフェースに近く、そしてヒール近くまで長く配置されていることで、ミズノの「ST」ハイブリッド史上最も“スイートエリア”が大きくなっている。

正直なところ、これらの特徴がどうユーザーに響くのかは疑問が残る。しかし、未だアイアンのイメージが強いミズノが、このウッドカテゴリーでどう競合に立ち向かっていくのかという議論の中で、段階的な向上を見出すチャンスを伺っている証拠とは言える。

また、この「ST-MAX 230」ハイブリッドは、アドレスでよりスクエアに構えることができるため、見た目の違和感なく打つことができる。その点を苦手としていたゴルファーのみなさんにとっては朗報だろう。

ミズノ「ST-MAX 230」ハイブリッドのロフト角は、3番19度(右打ちのみ)、4番22度、5番25度、*6番28度(右打ちのみ)がラインナップ。ロフト角(±2度)が調整可能なスリーブにより打ち出し、弾道、ショットの形状を調整することが可能だ。*6番28度はアメリカのみ。

シャフトは、「TOUR AD GM U」 カーボンシャフト(S/65g、SR/63g、R/61g)。グリップは、イオミック 「Sticky1.8ブラック」(ミズノオリジナル)口径 M60/44g、バックライン無。

発売価格は¥44,000(税込)で、2024年3月8日発売予定となっている。

人気記事

新着記事

著者情報

CHRIS NICKEL

事業開発責任者
MyGolfSpyの事業開発を統括するディレクター。
根っからのギア好きであり、ゴルフ好き。新しいクラブやゴルフ用品の情報を追いかけることを楽しみながら、業界との関係構築やパートナーシップの推進を担当している。
仕事以外では地元高校のゴルフチームでコーチを務め、自身も練習場やコースに足を運ぶ熱心なゴルファー。コロラド州フォートコリンズを拠点に、妻と7人の娘たちに囲まれたにぎやかな毎日を送っている。
自宅の玄関先に届くゴルフ用品の長い箱は、近所ではもはや風景の一部になっているとか。
「真実は、いつだって少し違って聞こえるものだ。」

最新の投稿
2026/05/22
タイトリスト「GTS」フェアウェイウッド解説|GTS2・GTS3の違いとは?
2026/02/18
ミズノ「JPX ONE」フェアウェイウッド&ユーティリティ解説|実戦で“結果が揃う”安定設計
2026/01/21
キャロウェイ「Quantum」フェアウェイウッド&ユーティリティ解説|芯に当てやすさを支える設計

SHARE

POST

mygolfspy