ERC SOFT
キャロウェイは、自社製品を控えめにアピールするメーカーではない。 Chrome Softは「ゴルフボールを変えたボール」と言われ、創設者イリー・リーブス・キャロウェイに敬意を払ってその頭文字が付けられた(そのため、キャロウェイが革新的だと認める製品にしかERCの名前は与えられない)。 ERC Softは、ディスタンス系ボールの新しい基準になると言われており、タイトリストのTour Softボールに対するキャロウェイの答えなのだ。 ディスタンス系ボールの構造は、ツアーレベルのプレミアムボールとは少し異なる。 ディスタンス系ボールは2ピース構造(コアおよびカバー)だが、プレミアムボール(Chrome Soft、ProV1)は少なくとも3層から成り、最も外側の層はスピン量の最大化とグリーン周りのコントロール性能を高めるため、薄いウレタンカバーになっている。 ディスタンス系ボールのほうが少し安いが、アイオノマー樹脂(たとえばサーリン)カバーが厚いため、一般的にグリーン周りでの精度は劣る。
キャロウェイのERC Softには、Chrome Softとほぼ同じグラフェンを注入したDual SoftFast Coreが使われている。
コアはChrome Softよりもやや大きい。このコア設計のメリットは、ドライバーのスピン量の低減と打ち出しを高くすることだ。
ボール造りの観点で言うと、高い打ち出しのボールを設計するのはあまり難しくないが、キャロウェイは「このコアがコンプレッションエネルギーを最大化する」と謳っており、それは多かれ少なかれ、ゴルファーに高い打ち出し/低スピンのコアを訴求することを意味する。
カバー構造(つまり、グリーン周辺でのスピンコントロール)は高性能ボールの差別化ポイントであるため、ERC Softのハイブリッドカバー技術は、一般的に別のものとして扱われるカテゴリー(たとえばサーリンとウレタン)の区別を曖昧にするかもしれない。
比較のポイントとしては、タイトリストのTour Softボールは4CEグラフティッド構造を使用しており、いくつかの競合ウレタンカバーと同じくらい薄い。
キャロウェイのカバーはサーリンベースだが、(ショートアイアン/ウェッジの)ボールスピードとスピン量を向上させるために、独自の素材をいくつか加えている。
キャロウェイによると、ウレタンには様々なグレードがあるため、ERC Softのカバーは低いグレードのウレタンを使用している競合他社よりも優れているという。
見た目については、消費者はすぐに、アラインメントに役立つ3本のライン「トリプル・トラック テクノロジー」に注目するだろう。
キャロウェイは、ラインの間隔と色の構成により、このテクノロジーが標準的なスタンプよりも優れていると主張している。
もしそうならば、2018年から引き継がれているChrome Softに、なぜこのテクノロジーが使われていないのだろうか。
価格は1ダース39.99ドルで、発売日は2019年2月8日だ。
SUPERSOFT
キャロウェイのSupersoftはコスト意識の高いゴルファーに人気があり、新モデルの変更点は予想通り軽微だ。 具体的には、2019年モデルは少し柔らかめのカバー、空気抵抗を減らすためのHEX、ショートゲームでのコントロール性を改良した、より柔らかいトリオノマーカバーを採用している。 また様々なカラーに採用されたプレミアムマット仕上げは、ゴルファーの心をつかむだろう。
Supersoftは1ダース22.99ドル、発売日は2019年2月8日だ。
SUPERSOFT MAGNA
Supersoft Magnaは実質的にはSupersoftと変わらないが、少し大きめだ(規定値には収まっている)。 大きいボールは小さいボールに比べて重心位置が高いため、どのライからもしっかりとボールにコンタクトすることができるのがメリットだ。 コースのどこでもボールがティーアップされていると考えてほしい。 さらに、ボールが大きいほどMOIが大きくなり、ひずみが小さくなる一方で、空気抵抗はわずかに大きくなる。 そうは言っても、このボールのターゲットであるヘッドスピードの遅い人や初心者は、その違いに気づくことはないだろう。
Supersoft Magnaも1ダース22.99ドルで、発売日は2019年2月8日だ。
価格:22.99ドル/ダース




