レーザー距離計,ゴルフ,プレシジョンプロNX7,イーグルアイエリート,ショットスコーププロLXブルー

さて、本日我々は200ドル以下(約27,000円)の「ゴルフレーザー距離計」をテストし、お薦めを選んでいる。ベストの距離計を選ぶ際に、価格の手頃さが購入の決め手となる可能性は少なくない。

確かに500ドルの距離計は優れた「機能」と「正確性」を備えているかもしれないが、500ドル(約67,000円)あれば何度もラウンドできる。今回のテストで、正確かつ迅速な計測と、実際に数値が読める視認性の高い画面表示を備えたうえで、あなたのゴルフ用へそくりに多少のお金を残すことができるであろう距離計をいくつか見つけた。

では、「200ドル以下」で手に入る「レーザー距離計ベスト3」を発表しよう。


レーザー距離計,ゴルフ,プレシジョンプロNX7,イーグルアイエリート,ショットスコーププロLXブルー

総合1位:PRECISION PRO NX7 PRO SLOPE(プレシジョンプロ NX7 プロスロープ)

200ドル以下で最も優れているのは「プレシジョンプロNX7プロスロープ」。『2022年レーザー距離計ランキング』では、全23モデルのうち10位を獲得。そして今回「200ドル以下」のレーザー距離計においては、1位という結果となった。

このモデルの最大測定範囲は650ヤードで倍率は6倍、高低差計測機能も搭載している。これまで何世代もの「プレシジョンプロ」が存在したが、その中でも「NX7プロスロープ」はより人間工学に基づき、より速く、より使いやすい設計になっている。また、持ちやすくしっかりと手にフィットすることで、全体的な安定性と精度向上に寄与している。

そして光学系、ディスプレイおよび機能部門において、「プレシジョンプロ NX7 プロスロープ」は23モデル中8位にランクイン。200ドル以下の機器としては決して悪くない順位だ。


主な機能

・耐水性能

・1ヤード単位の測定値をメートルまたはヤードで表示

・1ヤード単位まで正確に測定

・ターゲット捕捉時に振動する

・高低差計測機能オンオフ時いずれも高精度

・正確な光学系と手ブレに強い安定性


おすすめゴルファータイプ

予算は限られているものの、なかなか測距が定まらないという機能の精度にお悩みのゴルファーには、「プレシジョンプロNX7」が最善の選択と言える。「プレシジョンプロNX7」は200ドル以下の優れた距離計の1つであるだけでなく、高品質でもある。


レーザー距離計,ゴルフ,プレシジョンプロNX7,イーグルアイエリート,ショットスコーププロLXブルー

測距スピード1位:EAGLE EYE ELITE(イーグルアイ エリート)

「イーグルアイエリート」はあまり馴染みのない距離計かもしれないが、『2022年レーザー距離計ランキング』においてこの価格帯にしてはかなりの健闘を見せた。

「イーグルアイ エリート」の最大測定範囲は1,000ヤード。高低差計測機能も搭載されており、耐水ボディはかなり耐久性が高い。我々のお気に入り機能の1つは、『オートアンビエントライティング』だ。光量不足でディスプレイの読み取りに苦労した人でも「イーグルアイ」には満足するだろう。

もっとも、200ドル以下の優れた距離計の中で「イーグルアイ」が際立っているのはその測距スピードだ。新『ピンセンサー』技術により、1ヤード単位の精度ですばやく測定する。この技術は、たとえばピンの背後にある樹木が茂ったエリアなどをブロックし、ターゲットまでの距離を迅速に計測するように設計されている。

もう1つ嬉しい付加価値が内蔵のマグネットだ。この価格帯のほとんどのゴルフレーザー距離計には、マグネットアタッチメントがついていない。


主な機能

・高速測距を可能にする連続測定モード

・耐水・防塵の丈夫なボディ

・1ヤード以内の単位まで正確に測定

・最大測定範囲1,000ヤード

・カート取り付け用マグネット内蔵


おすすめゴルファータイプ

距離計を使用するとラウンドの進行が遅くなると懸念しているなら再考の余地あり。「イーグルアイ エリート」は迅速かつ正確で、価格は200ドルを切る。


レーザー距離計,ゴルフ,プレシジョンプロNX7,イーグルアイエリート,ショットスコーププロLXブルー

ディスプレイ表示1位:SHOT SCOPE PRO LX BLUE(ショットスコープ プロLX ブルー)

「ショットスコープ」は、手頃な価格のレーザー距離計としてよく知られている。「ショットスコープ プロLX ブルー」は、赤と黒のデュアル光学系、ターゲットバイブレーションロック技術、快適で安定性の高いグリップ、耐水性を備えたレーザー距離計だ。

赤と黒のデュアル光学系により、ディスプレイは比較的読み取りやすく、『2022年レーザー距離計ランキング』では6位にランクインしている。

「ショットスコープ プロLX 」の最も優れた機能の1つはその拡張性にある。単体の距離計として使用することも、「ショットスコープH4」端末と組み合わせて使うこともできる。

GPSユニットとペアリングすると、コース上で前方にあるものについて、非常に高度で情報満載の表示が得られる。「ショットスコープH4 」のハンディタイプの価格は129ドルで、「ショットスコープ プロLX ブルー」に直接クリップできる。

このモデルなら、適正な価格で市場に参入し、予算に余裕があれば「H4」のオプションを追加することもできる。「ショットスコープ プロLX ブルー」は3色展開、『アダプティブスロープ技術』が搭載されている。


主な機能

・高低差計測機能

・ターゲットロックバイブレーション

・快適安定グリップ

・最大測定範囲900ヤード

・倍率7倍

・「H4 Handheld GPS」と組み合わせて使用可能


おすすめゴルファータイプ

近い将来、ゴルフの予算が増える可能性があると思うなら、「ショットスコープ プロLX 」がおすすめだ。まずは使いやすく読み取りやすいレーザー距離計ユニットから始めて、その後「H4」を追加してもう少しハイテク仕様にするのが吉。両方のユニットを組み合わせても、350ドル以下(約47,000円)で距離計とGPSのセットが手に入る。


200ドル以下のおすすめゴルフレーザー距離計 VS. 2022年レーザー距離計ランキング覇者

『2022年レーザー距離計ランキング』の覇者は「Bushnell Pro XE(ブッシュネル プロ XE)」だった。比較のために記すと「ブッシュネル プロ XE 」の総合評価は94.5。200ドル以下のレーザー距離計ベスト3は、それぞれ「88」、「88」、「86」のスコアを獲得した。

評価の違いと、「ブッシュネル プロ XE」をトップに押し上げた理由を見ると、際立つ大きな相違点は精度にある。我々のテストでは、高い距離計ほど、正確性も増すことが証明されている。テクノロジーの仕組みを考えると、これは特に驚くべきことではない。

「ブッシュネル プロ XE」のようなものでは、ピンに照準を合わせた瞬間に最終的なヤード数が得られ、その数値は非常に正確だ。樹木がピンの背後にあっても曇り空の下であっても、信頼できる数値が得られる。

我々のテストで、高価なレーザー距離計とお手頃価格のレーザー距離計との違いを示したもう1つのカテゴリーは機能部門だった。これはもうはっきりと“値段相応”という結果。多機能がお好みなら、200ドル以下のカテゴリーはお呼びではない。


結論

ゴルフレーザー距離計の相場はピンキリで50ドル~500ドル超。ただし、今回の200ドルの価格帯は、適切な価格で優れた技術、確かな機能、許容できる精度が得られることがわかった。

「ショットスコープ プロLX ブルー」は、優れた精度、測距スピード、光学的機能を兼ね備えており、200ドル以下のベストな距離計として際立っている。全体で23位中8位という結果は、「NX7プロスロープ」が非常に競争の激しいカテゴリーで独自の地位を維持できることも示している。