全員ウェルカム!

「イーストサイドゴルフ(Eastside Golf)」という会社をご存知だろうか?コンプトンに本拠を置くライフスタイルゴルフ企業で“若者にゴルフを広める”ことを使命としている。

イーストサイド社のアプローチは「ゴルフ」という娯楽市場を成長させることであり、「ダイバーシティ(多様性)」、「インクルーシブ(あらゆる人を仲間に)」、「オーセンティック(本物)」を軸に取り組んでいる。

これらの理想を求めて同社は「ジョーダンブランド」と提携し、次世代のゴルファーに新たな刺激をもたらそうとしている。

間もなく登場する「イーストサイドゴルフ × ジョーダン」コレクションには、さまざまな小物やウェアなどが含まれるが、今回紹介する「エア・ジョーダン1 ハイゴルフ」ほど、彼らの使命、そのものを映し出しているものはない。


ゴルフの枠を超えて

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「エア・ジョーダン1ハイ × イーストサイドゴルフ」を最初に見た時、このブランドの生き方そのものを反映していると感じた。というより、従来のゴルフシューズの見た目やイメージを完全に覆す。

さらには、ゴルフという固定概念に囚われる必要などないと、このシューズが訴えているかのようにも思えた。

もう少し深掘りしてみよう。

「ゴルファー」、または「ゴルフ」と聞いてどんなイメージが思い浮かぶだろうか?では、今そのイメージしたことをすべて捨ててみよう!ゴルフを「伝統」という型にはめるのをやめ、すべての人をゴルフ仲間として迎え入れなければならない時代がやってきたのだ。

つまり、ゴルフ(ひいてはゴルファー)の見た目、振る舞い、服装への先入観を持っているとしたら、この業界を成長させるどころか損害を与えることになるかも知れない。

「エア・ジョーダ1 ハイ ×イーストサイドゴルフ」は、伝統とは相反し、すべての人を歓迎する。


まとめ

・「エア・ジョーダン1 ハイゴルフ × イーストサイドゴルフ」は、イーストサイドゴルフで 11月7日に発売される

・コレクションの一部として、他に4つのモデル「ジョーダン1 ロー」や「ジョーダンADG 4」、「ジョーダン12 ハイ」、「ジョーダン12 ローゴルフ」がリリースされる


テクノロジー

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他のジョーダンブランドと同様、「エア・ジョーダン1 ハイゴルフ」は非常にシンプル。ラウンド用に改良したというよりむしろ、デザインの大部分はそのままだ。ゴルフ用ではない「ジョーダン1」と比較しても、かなり似ている。

性能面では、地面に接地したときの衝撃を和らげるため、ヒールに『ズーム・エア(Zoom Air)』を搭載している。

また、アウトソールにはグリップ力の向上のため改良された「スパイクレス・トラクションパターン」が備わっている。この2つの改善点を除けば、「エア・ジョーダン1 ハイゴルフ」は、1985年にマイケルジョーダンが初めて履いたあの有名なハイカットスニーカーと大差はない。


誰のためのシューズ?

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もし「エア・ジョーダン1 ハイゴルフ」が性能に優れたパフォーマンスシューズだと思っているなら、あまり期待しない方が良い。

このゴルフシューズが『ベストスパイクレスシューズ』のリストに挙がることはないが、かといって検討するに値しないと言っているのではない。気に入ったものを買うべきだ!

繰り返すが、「イーストサイドゴルフ」の使命は、ゴルフを「インクルーシブ(あらゆる人を仲間に)」に変えていくこと。つまり、伝統に囚われず、違いを受け入れていくということだ。

このゴルフシューズが従来とは違うと言われたら、確かにそうかも知れない。しかし、決してこのデザインが悪いわけではなく、ゴルファーとしての価値が下がるわけでもない。


ゴルフ業界の向かう先

「イーストサイドゴルフ」と「ジョーダンブランド」パートナーシップが、今後のゴルフ業界の向かう先だとしたら非常に面白い。

「エア・ジョーダン1 ハイゴルフ」 × 「イーストサイドゴルフ」は、これまで打ち破れなかった壁にチャレンジし、ゴルフを更に成長させるべく伝統を捨てることの可能性を証明している。

ゴルフ業界が向かう先についてあなたはどう思う? 若い世代にもっとゴルフに興味を持って欲しい?

「イーストサイドゴルフ」と「ジョーダンブランド」のコラボレーションは、ゴルフをもっと身近なものにするための青写真を示しているのかもしれない。