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日本シャフト「N.S.PRO レジオ フォーミュラMB+」~「Tour 105/125」のカーボンシャフト版~

BY CHRIS NICKEL

January 31, 2021

日本シャフトの「N.S.PRO Regio Formula MB+(レジオ フォーミュラMB+)」は炭素複合材をまとったアイアン用シャフトだ。


注目点

・「Tour 105/125」アイアンシャフトをもとに開発

・同社代理店を通じて1月末から購入可能

・「トレカ T1100G」と「プリプレグ」を採用、7軸/9軸構造

日本シャフト「N.S.PRO Regio Formula MB+(レジオ フォーミュラMB+)」。

長いネーミングだが、提供する価値はシンプルだ。日本シャフトの「Modus Tour(モーダス ツアー)」シャフトのいずれかで最適なパフォーマンスを実現したゴルファーに対して、それと同等のドライバー(またはフェアウェイウッド)用シャフトを作ってはどうか?といこと。

一見すると、とっても理にかなっているコンセプトのように見える。かなりね。

では、なぜ今?そして、なぜ日本シャフトなのか?


1対たくさん

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歴史的に見て、シャフトメーカーは「スチールシャフト」か、あるいは「カーボン複合シャフト」を製造してきた。そして、両方を手がけるメーカーもあるが、基本的にその主要構造に変化はない。

似たように見える2つの製品なのに、「素材」「テクノロジー」「デザイン」は実際のところ全然違うからだ。

カーボンシャフトを手がけるメーカーを見ると、スチールが「アイソメトリック」であることを気づかせてくれる。

どういうことかと言うと、基本的にスチールは「単一素材」であり、カーボン複合シャフトに比べてデザインにいくらかの「制限」がある。非常に軽くて硬いシャフトを製造する時にこれが歴然として現れるのだ。

重要なことか?と言われれば、誰もがそうは思わないだろう。少なくとも、そんなメーカーは思っているほどではないはずだ。日本シャフトの「Zelos 6(ゼロス6)」は「世界最軽量のスチールシャフト」だ。

それより軽いカーボンシャフトはあるかと言われれば、もちろんある。ではそうしたシャフトは、特定の属性にハマるのか?それは全然不透明だ。

基本的にカーボンシャフトはコストがかかるが、(スチールとの)その格差は縮まりつつある。そして、カーボン複合シャフトは、様々な「素材」を使うため、色々な特色のシャフトを製造することも可能なのだ。



日本シャフト「N.S.PRO Regio Formula MB+(レジオ フォーミュラMB+)」とは?

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日本シャフトは、業界内で「屈指のスチールシャフトメーカー」としての評価を加速し続けている。そして、セルフ・プロモーションが控えめであるにも関わらず、同社はプロツアーや富裕層相手のフィッターたちから気に入られているのが現状だ。

さらに、業界内の純正アイアン(そしてウェッジ)のシャフトオプションを眺めてみると、日本シャフトが売れっ子になっていることが分かるだろう。

「Modus Tour」アイアンシャフトの中では「Tour 105」と「Tour 125」が選択肢として人気。そして同社では、この両モデルのギャップを埋めるために「Tour 115」を今夏にリリースする予定でいる。

今回の「N.S.PRO Regio Formula MB+(レジオ フォーミュラMB+)」は、「Tour 105」と「Tour 125」のカーボンシャフト版だ。日本シャフトによれば、打ち出し角/スピン量/フィーリングの点で、アイアンシャフトとの「調和」が取れているという。

余談だが、また日本シャフトでは「N.S. PRO Modus Tour 130(モーダス ツアー130)」とマッチする「Regio Formula M+(レジオ フォーミュラM+)」、そして「N.S. PRO Modus Tour 120」に合うように「Regio Formula B+(レジオ フォーミュラB+)」もラインナップしている。


構造と素材

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日本シャフトの「Regio Formula」シリーズは、最高級素材を用いた高級シャフトブランドと見なされるような「製造工程」が採用されている。

特に「Regio Formula MB+」では7軸組シート、9軸組シートのカーボンファイバー素材とともに全長に「トレカ T1100G+」と「ナノアロイ・プリプレグ」を採用。

「T1100G+」は、フジクラの「Platinum Speeder(プラチナム スピーダー)」、グラファイトデザインの「Tour AD」シリーズにも使用されているものだ。

日本シャフトによると、こうした「素材」を使用することでスイング中の「(シャフトの」つぶれ」を特にチップ部で「軽減する」とのこと。

また、シャフト全長に「T1100G+」を採用しているため、ねじれに対する安定性が改良され、日本シャフト曰く、スイング中のヘッドの「ブレ」も少なくなるという。

このため、今回のシャフトは「高MOI(慣性モーメント)ヘッドのパフォーマンスを最大化」できるポテンシャルを秘めている。フジクラの「VeloCore(ベロコア)」コンセプトっぽいと聞こえたらな、確かにそうだろう。


最後に

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私は、シャフトのパフォーマンスやフィーリングについてあれこれ言うことはあまりない。「しなり戻りがすごい」とか「硬い」などという表現は、主観的で誰の役にも立たないからだ。

しかし、私自身、アイアンのシャフトに日本シャフトの「Modus Tour 115」を装着しているので、この「MB+」がどうマッチするのかは気になるところだった。

基本的に、自分の場合は「Tour 115(そしてTour 125)」は「ダイナミックゴールド S400/X100」のような弾道になるが、フィーリングはソフトな感じ。その点で「MB+」も似た感じだった。

「MB+」をカテゴリー分けしないといけないなら、多くのゴルファーにとって中打ち出し/中スピンのシャフトとなることに晩飯を掛けたって良い。もちろん、これは重量帯とフレックス次第。特質が似たものがコース上のパフォーマンスの改善につながるのか気になるところだ。

日本シャフト「N.S.PRO Regio Formula MB+」は日本で発売されており、1月末にはグローバルでもリリース予定。


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著者情報

CHRIS NICKEL

事業開発責任者
MyGolfSpyの事業開発を統括するディレクター。
根っからのギア好きであり、ゴルフ好き。新しいクラブやゴルフ用品の情報を追いかけることを楽しみながら、業界との関係構築やパートナーシップの推進を担当している。
仕事以外では地元高校のゴルフチームでコーチを務め、自身も練習場やコースに足を運ぶ熱心なゴルファー。コロラド州フォートコリンズを拠点に、妻と7人の娘たちに囲まれたにぎやかな毎日を送っている。
自宅の玄関先に届くゴルフ用品の長い箱は、近所ではもはや風景の一部になっているとか。
「真実は、いつだって少し違って聞こえるものだ。」

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