一般に、プロレベルで競技ゴルフを経験するゴルファーはごくわずかだ。もし、プロとして競技に出られる素質があるなら、アマチュアのルールは一切適応されず、ハンデなしで真っ向から戦わなければならない。もちろん、オーケーパットなし、ハンデなし、パー3をパー4に変えることも許されない。

アマチュアの私達は、「グロススコア」による試合経験はあまりなく、ゴルファーの条件を公平に保つ(ハンディーキャップを用い)「ネットゴルフ」を楽しむのだ。つまり、“偽物のスリル”を楽しむのがアベレージゴルファーだ。

トップレベルのエリートゴルファーは、ルールで固められた「スクラッチプレー」の下、PGA ツアーを競い合う。勝つには、“グロス”で誰よりも低いスコアを出さなければならない。

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そこで、PGAツアーに「ネットスコア」部門があったら?という問いに答えてみた。



PGA TOUR-ネットスコア部門

まず私がやったのは、1996年から2019年までのすべてのプレーヤーの「USGAハンディキャップインデックス」を計算する。

次に、1997年から2019年までのすべてのメジャーツアーを調べて、「ネットスコア部門」を設けた場合、誰が優勝するはずだったか明らかにする。

基本的なルールはこちらだ。

・ハンディキャップインデックスには、「レギュラートーナメントのスコア」のみがカウントされる。

・ヨーロッパツアーでシーズンの一部しかプレーしていなかったら、それらのスコアは対象外となる。

・例えば、3度目のコーン・フェリーツアー(PGAツアーが運営する同ツアーの下部ツアー)で優勝し、メジャー出場権利を獲得した場合も考慮されない。

・リーグスコアのみを対象とする!

・公式のハンディキャップインデックスを得るには、PGAツアー20ラウンド以上が必要だ。

・プロに転向したばかりの若いプレーヤーで、全米オープンへの切符を手にしたばかりだが、20ラウンドの条件を満たしていないプレーヤーは、申し訳ないが「グロススコア」部門しか参加できない。

・これは厳格なルールだ。そうしないと、悪ふざけで終わってしまう。

下の表は、メジャー4試合の結果に「ネットスコア」部門の勝者を加えたものだ。

基本的にプラスのハンディキャップゴルファーと比較したいので、ストロークを“引く”のではなく、最も簡単なホールから順にストロークを追加する方法を取った。


マスターズ

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全米オープン

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全英オープン

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全米プロ

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ハイライト

・リー・ウェストウッドが、4つのメジャー「ネットスコア」部門でトップに輝いた。

これら勝利のうちの2つはマッチングスコアカード方式(18ホールからのカウントダウン)での勝利のため、少し疑問が残る人もいるかもしれないがそれがネットスコアのルールだ。

最終ホールに向けてコースが難しくなるのはよく知られていると思うが、それを考えると「マッチ・オブ・カード」方式は理にかなっている。それでもまだ納得がいかない?

USGAは随分前にこの方式を認め、マッチングスコアカードでの勝利は、正式なネットスコアの勝利と同じであると認めている。

・1998年のマスターズで優勝したのは、ジャック。

・2009年に全英オープンで優勝したのは、トム・ワトソン。(2008年の優勝者はグレッグ・ノーマン)

・「ネットスコア」勝者には、リッキー・ファウラー、チャールズ・ハウエル3世、ロッコ・メディエート、トミー・フリートウッド、ヒデキ・マツヤマ、ティレル・ハットンなどの注目選手を含む。

・最低ネットスコア:2014 PGAチャンピオンシップでのミッコ・イロネン(ネット289)。

・最高ネットスコア:悪天候に悩まされた2007年マスターズで勝利を獲得したレティーフ・グーセン(ネット315)。


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