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今でも買う価値がある!中古おすすめユーティリティ6選

BY Brittany Olizarowicz

September 02, 2026

新品のユーティリティを買うなら、本当に最新モデルを選ぶ必要があるのか?MyGolfSpyの過去の「Most Wanted」テストをもとに、今でも注目したい中古ユーティリティ6モデルを厳選。

新品のユーティリティを買うなら、本当に最新モデルを選ぶ必要があるのだろうか?

ロングアイアンが少し難しくなってきた。もう少し楽にキャリーを出したい。フェアウェイウッドとアイアンの間にある飛距離のギャップを埋めたい。

そんな理由でユーティリティを探しているなら、最新モデルだけでなく中古まで選択肢を広げてみる価値はある。

ただし、「安くなっているから」という理由だけで選ぶのはおすすめしない。

そこで役に立つのが、MyGolfSpyがこれまで蓄積してきた「Most Wanted」テストのデータだ。

1年前、2年前、あるいはそれ以上前のモデルでも、当時のテストで優れた性能を示していたなら、価格が下がった今だからこそ、改めて候補になることがある。

今回は、過去の「Most Wanted」テストで優れた性能を示したモデルの中から、米国中古市場で150ドル以下を狙えるユーティリティをピックアップした。

もちろん、中古価格や流通状況は市場によって異なる。だからこそ注目したいのは、単に「いくらで買えるか」ではなく、そのモデルがどんな性能を持っているかだ。

番手間の飛距離を適切に埋められるか。必要な高さとキャリーを出せるか。長い距離から狙いやすくなるか。そして、入れ替えるロングアイアンよりも自信を持って打てるか。

さらに、今回紹介する中には、まだ中古として狙うには早いモデルもある。ただ、今どんな性能を示しているかを知っておけば、今後価格が下がったときに候補にできる。

大切なのは「何年前のモデルか」だけではない。

自分がユーティリティに何を求めているのか。その答えと過去のテストデータを照らし合わせながら、今でも、そしてこれから中古で狙いたい6モデルを見ていこう。

コブラ「DS-ADAPT」

コブラ「DS-ADAPT」は、飛距離、正確性、寛容性のどれかひとつに偏るのではなく、総合的なバランスを求めるならチェックしておきたい一本だ。

2025年の「Most Wanted」テストでは総合1位、総合スコア8.8。「正確性」8.9でトップとなり、「寛容性」8.8、「飛距離」8.6と、3つの評価項目すべてで高いスコアを残した。

ユーティリティを選ぶとき、「アイアンより楽に飛ばしたい」と考えるゴルファーは多いだろう。ただ、その番手を実際にコースで使うなら、飛距離だけ出ればいいわけではない。

たとえばロングアイアンの代わりに入れるなら、必要なキャリーを出しながら、長い距離からでも狙ったエリアへ運びたい。多少打点がずれたときにも、大きく結果を崩したくない。

その点、「DS-ADAPT」は「正確性」でトップに立ちながら、「飛距離」と「寛容性」も高評価だった。

「もう少し飛ばしたい」だけではなく、「その距離をできるだけ安定して使いたい」。

ロングアイアンからの入れ替えで、飛距離、正確性、寛容性のどれかを大きく犠牲にしたくないなら、「DS-ADAPT」は比較の基準にしやすい候補だ。

ミズノ「JPX ONE」

2026年の「Most Wanted」テストで総合1位となったのが、ミズノ「JPX ONE」だ。

ただ、「2026年総合1位だから買い」というだけでは、このモデルの強みは見えてこない。

注目したいのは「正確性」だ。

2026年テストでは総合スコア9.3を記録。「正確性」は9.8で全モデル中トップ、「寛容性」8.9、「飛距離」8.8と、いずれも高い評価を残した。

さらに目を引くのが、ショットのばらつきの小ささだ。ショットエリアは1,675yd²で、テストした8モデルの中で最も小さかった。

ユーティリティをロングアイアンの代わりに入れるなら、「何ヤード飛距離が伸びるか」だけでなく、「その距離から狙いやすくなるか」も重要になる。

たとえば、長いパー3やパー5の2打目でグリーンを狙うとき。飛距離は足りていても左右のばらつきが大きければ、その番手を安心して持つのは難しい。

飛距離を伸ばすこと以上に、長い距離から狙ったエリアへ運ぶための正確性を重視するなら、「JPX ONE」のテスト結果は見逃せない。

ただし、「JPX ONE」は2026年モデル。中古クラブとして価格がこなれてくるのは、まだこれからだろう。

だからこそ、今すぐ安く買える一本としてではなく、今後中古の流通が増え、価格が下がってきたときに狙いたいモデルとして覚えておきたい。

中古クラブは、安くなってから探し始めるだけではない。性能が高く評価されたモデルを知っておけば、価格が下がったときに「何を狙うか」が見えてくる。「JPX ONE」は、その候補として今からチェックしておきたい一本だ。

Sub 70「949X」

日本ではSub 70というブランド名に、あまり馴染みがないゴルファーもいるかもしれない。

それでも「949X」は、2022年の「Most Wanted」テストで総合1位、翌2023年も総合2位。2年続けて上位に入った実績を持つユーティリティだ。

2022年テストでは総合スコア97.47を記録し、「正確性」2位、「寛容性」4位。何かひとつの性能だけではなく、総合力の高さを示していた。

もちろん、2022年に総合1位だったからといって、現在の最新モデルより優れているという意味ではない。

ただ、中古ユーティリティを探すとき、知っているブランドや新しいモデルだけに絞ってしまうと、こうした選択肢を見逃すこともある。

大切なのは、「何年前のモデルか」「ブランドを知っているか」だけではなく、そのモデルが当時どんな性能を示していたかを見ることだ。

「949X」のように、過去のテストで2年続けて上位に入ったモデルなら、中古で見かけたときに改めて検討する理由がある。

日本では見かける機会が多いモデルではないかもしれない。それでも、中古で出会って試打できる機会があれば、ブランド名だけで候補から外さず、自分に合うか確かめてみたい一本だ。

テーラーメイド「STEALTH 2」

ここまで紹介したモデルとは、少し選ぶ理由が違う。

ユーティリティに求めるものが「飛距離」なら、テーラーメイド「STEALTH 2」はチェックしておきたい。

2023年の「Most Wanted」テストでは、総合力で際立ったモデルというわけではなかったが、「飛距離」部門では1位を獲得している。

だからこそ、「STEALTH 2」は誰にでも合うというより、求める性能がはっきりしているゴルファーにとって気になる一本だ。

たとえばロングアイアンをユーティリティに入れ替えるとき、その番手でもう少しボール初速とキャリーが欲しい。あるいは、フェアウェイウッドとアイアンの間を埋める一本に、しっかり飛距離を出してほしい。

そんな明確な目的があるなら、「STEALTH 2」を選ぶ理由が見えてくる。

逆に、飛距離だけでなく正確性や寛容性まで含めた総合力を最優先するなら、ほかのモデルとも比較したい。

中古ユーティリティ選びで大切なのは、総合1位だったモデルだけを探すことではない。

「この番手でもう少し飛距離が欲しい」という自分の課題が明確なら、「飛距離1位」というデータの方が、総合順位より役に立つこともある。

ちなみに、「STEALTH 2」はフェアウェイウッドも中古で注目したいモデルのひとつ。「今でも買う価値がある!中古おすすめフェアウェイウッド5選」でも紹介している。

発売から数年が経った現在でも、ツアーで「STEALTH」シリーズを使い続ける選手は少なくない。

最新モデルだけが選択肢ではないという点でも、中古で「STEALTH 2」を探す理由はある。ウッド系にも飛距離を求めるなら、あわせてチェックしてみてもいいだろう。

コブラ「KING TEC」

中古ユーティリティを選ぶとき、性能だけでなく「自分のバッグに合わせやすいか」という視点もある。

そこで注目したいのが、コブラ「KING TEC」だ。

2023年の「Most Wanted」テストでは総合3位。さらに2025年のテストでもトップ10に入り、世代が進んでも比較対象になり得る性能を示している。

そして、「KING TEC」を選ぶ理由のひとつが調整機能だ。

ユーティリティをバッグに加える目的は、ただ飛距離を伸ばすことではない。フェアウェイウッドとアイアンの間など、バッグの中にある飛距離のギャップをどう埋めるかも重要になる。

たとえば、フェアウェイウッドでは飛びすぎる。でもロングアイアンでは届かない。そんな距離があるなら、「何番のユーティリティを入れるか」ではなく、「何ヤードを打てるクラブが必要なのか」から考えてみたい。

「KING TEC」は、そうした距離のギャップを考えるときに、調整機能まで含めて検討できるモデルだ。

中古ユーティリティでも、単に人気の番手を選ぶ必要はない。

「自分のバッグで、どの距離が空いているのか」。そこから一本を選ぶなら、「KING TEC」の調整機能は比較する理由になる。

ミズノ「ST-MAX 230」

ユーティリティに求めるのは、飛距離だけではない。

「できるだけ遠くへ飛ばしたい」というゴルファーがいる一方で、飛距離を追うより、ミスしたときの結果をできるだけ安定させたいゴルファーもいるはずだ。

後者なら、ミズノ「ST-MAX 230」に注目したい。

2024年の「Most Wanted」テストでは総合4位、総合スコア8.8。「正確性」8.8、「飛距離」8.2に対して、「寛容性」は9.4で2位に入った。

この数字を見ると、「ST-MAX 230」を選ぶ理由が分かりやすい。

とにかく1ヤードでも遠くへ飛ばすことより、ミスしたときの結果をできるだけ安定させたい。特にロングアイアンの代わりとしてユーティリティを入れるなら、そんな安心感を求めるゴルファーもいるだろう。

先ほどの「STEALTH 2」が「この番手でもっと飛距離が欲しい」というゴルファーの選択肢なら、「ST-MAX 230」は「飛距離を追うより、寛容性を重視したい」ときにチェックしておきたい一本だ。

中古ユーティリティを選ぶときも、「どれが一番飛ぶか」だけを見る必要はない。

自分がユーティリティで減らしたいミスは何なのか。そこまで考えると、「寛容性」2位というテスト結果が、自分に関係のある数字になってくる。

最後に

ここで伝えたいのは、とにかく安い中古ユーティリティを探そう、ということではない。

過去の「Most Wanted」テストを振り返れば、当時優れた結果を残したモデルが、価格が下がったことで改めて選択肢に入ってくることがある。さらに、今はまだ新しいモデルでも、高い評価を得ていることを知っておけば、今後中古価格が下がったときに狙うことができる。

そして今回見てきたように、選ぶ理由はモデルによって違う。

飛距離に強みがあるモデルもあれば、正確性や寛容性が高く評価されたモデルもある。調整機能を生かしてバッグの距離ギャップを考えやすいモデルもあれば、知名度や年式だけでは見逃してしまいそうなモデルもある。

だから、過去のテスト結果を見るときも、総合順位だけで決める必要はない。

「もっと飛距離が欲しい」のか。「長い距離からもっと狙いたい」のか。「ミスしたときの結果を安定させたい」のか。それとも、バッグの中の飛距離のギャップを埋めたいのか。

まず自分がユーティリティに何を求めているのかを考え、その性能をテストデータから探していく。中古ユーティリティ選びでは、そんな見方もできる。

新品か中古か、何年モデルかではない。その一本が、自分のバッグで必要な役割を果たしてくれるかどうかだ。

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著者情報

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Brittany Olizarowicz

SEOマネージャー / スタッフライター
スクラッチゴルファーであり、元ティーチングプロ。
MyGolfSpyではゴルフ用品テストやゴルフパフォーマンス分野を担当し、テストデータやスイング理論をアベレージゴルファーにも分かりやすく伝える記事を数多く手掛けている。
ニューヨーク州とフロリダ州のプライベートクラブで15年以上にわたり勤務。競技ゴルフ、レッスン、クラブフィッティングなど幅広い経験を持つ。
7歳からゴルフを始め、現在もプレーヤーとして競技とプレーを続けている。実測データと実際のプレー経験の両面からゴルファーのクラブ選びをサポートすることを大切にしている。
ゴルフ以外では、ピックルボールやランニング、料理を楽しむほか、家族とのボート遊びもお気に入りの時間となっている。

使用クラブ(What's In The Bag)
• ドライバー:「Callaway Triple Diamond Max」
• 5番ウッド:「Callaway Epic Speed」
• 4番ハイブリッド:「Titleist TSR2」
• アイアン:「Titleist T250」(6-PW)、「Titleist T350」(5番)
• ウェッジ:「Titleist Vokey SM10」(52°・56°・60°)
• パター:「Scotty Cameron Newport」

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