総合11位 ‐ NEXGEN(ネクスジェン)「NS210」ユーティリティ


特徴

ネクスジェン「NS210」ユーティリティは、2023年のベストユーティリティで総合11位となった。「NS210」ユーティリティはボール初速と「飛距離」、そして「寛容性」の向上をゴルファーに約束した最新モデルだ。『ZAT158βチタンフェース』、カーボンクラウン、そして独自の剛性分布になっている革新的な「EI-F」シャフトが特徴。打ち出しとスピン特性が調整でき、最適パフォーマンスを実現するようにカスタマイズもできる。





高評価

ネクスジェン「NS210」ユーティリティの最大の強みは、主力の数モデルを抑え4位となった「正確性」だ。我々にとって、ユーティリティの「正確性」は重要であり、このモデルは“正確なショット”を打つ上で素晴らしいモデルと言える。


低評価

ネクスジェン「NS210」ユーティリティは、他のモデルに比べて「飛距離」と「寛容性」のパフォーマンスが平均以下。故にいくら「正確性」に優れていても、飛距離重視のゴルファーには敬遠される場合もあるだろう。


おすすめ層

ネクスジェン「NS210」ユーティリティの対象ゴルファーは幅広い。このユーティリティはバックスピン量が多くなる傾向があるので、ヘッドスピードが速いゴルファーだと苦労するかも知れないが、「正確性」を優先しているゴルファーならこのモデルは検討すべきだろう。


総合12位 ‐ テーラーメイド「ステルス2」レスキュー


特徴

テーラーメイド「ステルス2」レスキューは、2023年のベストユーティリティで総合12位となった。「ステルス2」レスキューは、高打ち出しと飛距離アップを実現する進化した可変厚の『アドバンスインバーテッド・コーン・テクノロジー』と『ツイストフェース』、さらに高精度の重心設計が特徴の最新テクノロジーを搭載したモデルだ。『カーボンクラウン』により軽量化と安定性が増しており、「寛容性」と「飛距離」が向上。またシャローフェースとフラットなソールにより低重心になっているため、打ち出しと飛びが改善されている。




高評価

「ステルス2」レスキューの一番のパフォーマンス特性は「飛距離」。テスト当初から、このモデルが安定して大きな飛びを発揮することは明らかだった。もし「飛距離」に重きを置いているなら、このモデルが「飛距離」部門でベストだろう。また「打音」、「打感」、「見た目」、そして「購入の可能性」も高評価。「正確性」では11位とまずますの結果となっている。


低評価

「ステルス2」レスキューの「寛容性」は、23モデル中の20位という最下位に近い結果となった。このモデルの総合的な「一貫性」という点では期待できないだろう。


獲得した賞

「飛距離」1位


おすすめ層

どんなゴルファーでも「ステルス2」レスキューが持つ飛距離性能ばかりに眼を奪われるだろうが、ほとんどのゴルファーが使いこなせるクラブでもある。


総合13位 ‐ タイトリスト「TSR2」ユーティリティ


特徴

タイトリスト「TSR2」ユーティリティは、2023年のベストユーティリティで総合13位となった。「TSR2」ユーティリティは、最先端機能の進化したテクノロジーを搭載したハイパフォーマンスモデルだ。オフセンターヒット時のボール初速と「飛距離」をアップさせる新しい『バリアブル・フェース・テクノロジー(VFT)』を搭載している他、『SureFit調整機能』が最適な打ち出しとスピンコントロールを実現。また「アジャスタブルホーゼル」によりさらなるカスタマイズが可能となっていることで、個々のスイング特性に合わせてクラブを微調整することもできる。



高評価

タイトリスト「TSR2」ユーティリティは「飛距離」6位、「正確性」と「寛容性」でも平均以上のスコアを獲得した。また「打音」、「見た目」、「購入の可能性」で最高評価を得た他、「打感」でもベストに近い評価を受けている。多くのゴルファーにとって、あらゆる面で素晴らしいユーティリティと言える。


低評価

タイトリスト「TSR2」ユーティリティに欠点があるとすれば、トップ10圏外となった12位の「寛容性」だろう。


獲得した賞

「打音」1位、「見た目」1位、「購入の可能性」1位


おすすめ層

タイトリスト「TSR2」ユーティリティは、幅広いゴルファー層にフィットするクラブだ。「飛距離」、「正確性」、そして「寛容性」がズバ抜けており、多くのゴルファーにとって魅力なモデルとなっている。


総合14位 ‐ ミズノ「ST-Z 230」ユーティリティ


特徴

ミズノ「ST-Z 230」ユーティリティは、2023年のベストユーティリティで総合14位だった。「ST-Z 230」ユーティリティは、「飛距離」と「寛容性」の最大化を実現するためにデザインされたクラブだ。コンパクトな形状で、「MAS1Cスチールフェース」と同社独自の新機能『CORTECH CHAMBER(コアテックチャンバー)』を搭載することでズバ抜けたボール初速と「飛距離」を可能にしている。また重心位置が最適化されていることから、高打ち出し、低スピン、そして卓越した弾道を実現。「アジャスタブルホーゼル」も搭載しており、好みのロフト角とライ角へのカスタマイズが可能となり、コースでのパフォーマンスが向上する。



高評価

ミズノ「ST-Z 230」ユーティリティは、平均的なギアであり、各パフォーマンス分野のスコアがそれを示している。特に際立ったものはないが、これは「ST-Z 230」ユーティリティに可能性があるということだ。主観的要素では、「打音」、「打感」、「見た目」、そして「購入の可能性」という4つ全ての分野で高評価を受けている。


低評価

平均的ということは確かに弱点にも見えるし、確かにその通りだ。ミズノ「ST-Z 230」ユーティリティは「飛距離」、「正確性」、あるいは「寛容性」など際立った分野がない。


おすすめ層

ミズノ「ST-Z 230」ユーティリティは、ほとんどのゴルファーが使いこなせる。総合スコアに関わらず、主観的要素は、我々のテスターの大半に対して魅力的。「アジャスタブルホーゼル」搭載でパフォーマンスアップの余地も秘めている。


総合15位 ‐ スリクソン「ZX MK II」ユーティリティ


特徴

スリクソン「ZX MK II」ユーティリティは、2023年のベストユーティリティで総合15位だった。「ZX MK II」ユーティリティは、ボール初速と「飛距離」をアップさせる『リバウンドフレーム』が特徴で、オフセンターヒット時の優れた「寛容性」を実現。高強度ステンレススチールをフェースに採用したことで、耐久性が高く長持ちする。クラウンはカーボンファイバー製で軽量化されており、ヘッドスピードと「飛距離」向上を実現している。





高評価

「正確性」が8位となったことはスリクソン「ZX MK II」ユーティリティの可能性を示している。また「打音」、「打感」、「見た目」という全ての主観的要素の指標で高評価を獲得した。


低評価

スリクソン「ZX MK II」ユーティリティは「寛容性」で22位と期待外れに終わった。このほぼ最下位という結果が、総合的なパフォーマンスに大きな影響を与えた。またこのモデルには調整機能がなく、これを短所とするユーザーもいるだろう。


おすすめ層

他の多くのユーティリティと同様、スリクソン「ZX MK II」ユーティリティはハンディキャップやスキルに関わらず、殆どのゴルファーが使えるクラブだ。テストにおいては「正確性」が高いユーティリティの一つとなった。


総合16位 ‐ キャロウェイ「BIG BERTHA(ビックバーサ)」ユーティリティ(2023年モデル)


特徴

キャロウェイ「BIG BERTHA」ユーティリティは、2023年のベストユーティリティで総合16位だった。 「BIG BERTHA」ユーティリティは、フェアウェイウッドの飛びとアイアンのコントロール性を併せ持つパワフルで多用性が高いクラブだ。フェースの大部分の初速アップするAI設計の新しい『FLASHフェースカップ』が特徴で、飛距離と直進性アップを実現。また高MOIデザインによりオフセンターヒット時の「寛容性」がアップする他、「アジャスタブルホーゼル」によりロフト角とライ角のカスタマイズも可能だ。




高評価

キャロウェイ「BIG BERTHA」ユーティリティ(2023年モデル)は「飛距離」で8位になったことで、ゴルファーの興味を引く可能性がある。


低評価

「BIG BERTHA」ユーティリティは、デザインと外見を見ると、「寛容性」が高いモデルの一つと言えるが、「寛容性」だけでなく「正確性」のスコアも不十分。「寛容性」のスコアは19位で、デザインとユーティリティの目的を考えると期待外れだった。また「打音」、「打感」、「見た目」でも平均より下の順位となっている。


おすすめ層

キャロウェイ「BIG BERTHA」ユーティリティ(2023年モデル)は、大きな飛びの可能性をもたらす。しかし、ユーティリティの性質を考えると「寛容性」と「正確性」のパフォーマンスは不十分。このモデルを検討するなら専門家のフィッティングを受けることをお勧めする。


総合17位 ‐ テーラーメイド「ステルス2HD」レスキュー


特徴

テーラーメイド「ステルス2HD」レスキューは、2023年のベストハイブリッドで総合17位だった。全体を通じてこのクラブは、良くて平均以下という結果。「ステルス2HD」レスキューは、グリーンを狙う距離のあるショットで完璧な易しさを求めるミドルハンディからハイハンディキャップのゴルファー向けにデザインされた最新のテクノロジーを搭載したクラブで、ドライバーで上手く打てない時に頼りになるギアだ。芝の抜けが素晴らしい『Vスチールデザイン』と、深重心と相まった『インバーテッド・コーン・テクノロジー』が隠しコマンドとなり、どのようなショットにも対応。『ツイストフェース・テクノロジー』も搭載されたことで、ミスヒット時のボール初速減少を抑え、安定して狙い通りにフェアウェイやグリーンを捉えやすくなる。


高評価

「寛容性」が、テーラーメイド「ステルス2HD」レスキューの最も良いパフォーマンス分野となっている。しかしその結果は12位と平均的。一方主観的な部分では「打音」、「打感」、「見た目」で高評価を受けている。


低評価

「ステルス2HD」レスキューは、「正確性」と「飛距離」の順位が低かったことが全体のパフォーマンスに影響。「飛距離」は19位、「正確性」は16位という結果だった。


おすすめ層

テーラーメイド「ステルス2HD」レスキューは、「寛容性」と「高打ち出し」を目的としており、ドローバイアスになっている。ショットにさらなる高さやバックスピン、あるいはドロー軌道が必要なゴルファーは、このクラブは検討に値するかも知れない。


総合18位 ‐ キャロウェイ「パラダイムX」ユーティリティ


特徴

キャロウェイ「パラダイムX」ユーティリティは、2023年のベストユーティリティで総合18位だった。同社の他のユーティリティのように、「パラダイムX」ユーティリティも飛びに長けており、今回も「飛距離」4位と上位につけている。「パラダイムX」ユーティリティは、ゴルファーの「飛距離」と「多用性」を最大限引き出すように設計された「パラダイム」ユーティリティシリーズの新モデルだ。大型でウッドタイプのヘッド形状が特徴で、AIによって独自に最適化された『AIフェーステクノロジー』が搭載されており、セットを通じてボール初速と高打ち出しを実現する。また様々な芝のコンディションでも抜けが良い『カットウェーブソール』も採用されている。


高評価

「飛距離」がキャロウェイの「パラダイムX」ユーティリティの強みだ。「飛距離」で4位となったことで、その性能は明らか。また、「打音」、「打感」、「見た目」という主観的要素でも上位につけた。


低評価

「正確性」はパフォーマンスにおいて重要だが、残念ながらキャロウェイ「パラダイムX」は期待外れの20位。そして「寛容性」でも20位だった。こうしたスコアがこのモデルの総合順位に影響した。


おすすめ層

キャロウェイ「パラダイムX」は飛びが魅力のユーティリティだ。「飛距離」重視のゴルファーはこのモデルを検討すべき。また、「パラダイムX」はドローバイアス設計が採用されており、スライスに悩んでいるなら、このユーティリティをチェックしてみると良いだろう。


総合19位 ‐ タイトリスト「TSR1」ユーティリティ


特徴

タイトリスト「TSR1」ユーティリティは、2023年のベストユーティリティで総合19位だった。このモデルは、軽量素材にフォーカスしたニッチなユーティリティで、ヘッドスピードと打ち出し角が足りないゴルファーを支えるために誕生した。そのため、ヘッドスピードが速いゴルファーには敬遠されるユーティリティと言える。「TSR1」は、精密なクラフトマンシップと最先端テクノロジーが融合した高機能クラブだ。特徴は、最適打ち出しとスピンコントロールを実現する『SureFit CGトラックシステム』を搭載していること。このホーゼルには、個々のスイング特性に合わせてクラブを微調整できるカスタマイズ性も備えている。また軽量になっていることで、ヘッドスピードが中程度までのゴルファーにも魅力的で、優れたボール初速と高打ち出しを実現する。全体として、最新テクノロジーとカスタマイズ性こそが、このタイトリスト「TSR1」ユーティリティが上達したいゴルファーの最適な選択肢となる理由と言える。


高評価

「寛容性」と「一貫性」がタイトリスト「TSR1」ユーティリティの強みだ。「寛容性」で4位となったことは、このモデルのボール初速、キャリー、バックスピン、そしてボールのバラツキが安定していることを示している。また「見た目」、「打音」、「打感」も高評価だった。


低評価

タイトリスト「TSR1」ユーティリティの弱点となっているのが「正確性」と「飛距離」だ。それぞれの順位はほぼ最下位。このモデルは易しいユーティリティではあるが、特にヘッドスピードが速いゴルファーが使うと、安定して正確で飛ぶというわけではない。


おすすめ層

タイトリスト「TSR1」ユーティリティは、ミドルハンディからハイハンディキャップのゴルファー、特にボール初速と高打ち出しの向上を必要とする方にお勧めだ。


総合20位 ‐ コブラ「AEROJET」ワンレングスユーティリティ


特徴

コブラ「AEROJET」ワンレングスユーティリティは、かなりニッチなユーティリティで総合順位は20位となり、「正確性」、「飛距離」、「寛容性」という全3つのスコア指標で下位となった。「AEROJET」ワンレングスは、優れた「一貫性」と「正確性」、そしてボール初速を実現するために設計されたモデルだ。フェースとソールの柔軟性の自由度が高くなる吊り下げ式のウエイトデザインが特徴で、ボール初速アップをもたらす低・浅重心化に成功。また、鍛造の『パワーシェルフェース』インサートと『H.O.Tフェース』、『パワーブリッジ・ウェイティング』の全てが、高打ち出しとボール初速向上に貢献している。番手は、3番、4番、5番がラインナップされており、「一貫性」と「正確性」を高めるために7番アイアンの長さを採用している。


高評価

「寛容性」がコブラ「AEROJET」ワンレングスユーティリティ唯一のプラス要素となっている。


低評価

テストを通じて、コブラ「AEROJET」ワンレングスユーティリティのパフォーマンスはイマイチだった。「正確性」と「飛距離」の順位も低く、テストで一番飛ばないユーティリティとなった。クラブの長さが、全てスタンダードの7番アイアンの長さということを考えればそうなるのも当然だ。


おすすめ層

コブラ「AEROJET」ワンレングスユーティリティはニッチなユーティリティだ。コブラのワンレングスのセッティングにマッチし、クラブの長さは7番アイアン。このモデルは正直お勧めできないが、使ってみたいゴルファーは、まずはフィッティングを受けたから検討すべきだ。


総合21位 ‐ キャロウェイ「パラダイム」ユーティリティ


特徴

キャロウェイ「パラダイム」ユーティリティは、2023年のベストユーティリティで総合21位だった。このモデルの強みも「飛距離」。「パラダイム」ユーティリティは、全レベルのゴルファーに向けてデザインされた多用性があり見た目も魅力的なクラブだ。『バットウィング』と『カットウェーブソール』、『高強度455フェースカップ』、『タングステン・スピードカートリッジ』が特徴。ミッドサイズでウッド形状のユーティリティで、さらなる飛びを実現するほか、素晴らしいコントロール性も備えている。




高評価

キャロウェイ「パラダイム」ユーティリティは、「パラダイムX」の4位には劣るが、「飛距離」で9位となった。またテスターによる主観的要素(「打音」、「打感」、「見た目」)でも上位につけている。


低評価

キャロウェイ「パラダイム」ユーティリティは総合22位と期待外れに終わった。それ以上に残念だったのは、一貫してショットが同じ結果になること示す「寛容性」も22位だったことだ。


おすすめ層

キャロウェイ「パラダイムX」ユーティリティは、満場一致で市場で最も人気があるユーティリティの一つだ。しかし、今回のパフォーマンスは期待外れだったが、「飛距離」では大きな可能性を秘めており、幅広いゴルファー層にフィットする。


総合22位 ‐ ツアーエッジ「EXOTICS E723」ユーティリティ


特徴

ツアーエッジ「EXOTICS E723」ユーティリティは、2023年のベストユーティリティで総合22位だった。他モデルとは異なり下位に沈んだことで期待を裏切ることに。 「EXOTICS E723」ユーティリティは、ゴルファーのパフォーマンスを向上させるために最新テクノロジーが搭載されている。リーティングエッジからトレーリングエッジまで伸びるソールレールと追加ウエイトが特徴の『RyzerSole(レイザーソール)』テクノロジーにより、超低・浅重心になっており簡単にボールを打ち出すことが可能。また『バイアブル・フェース・シックネス』と、ボール初速アップとスイートエリア拡大を実現するミニトランポリンによる『ダイヤモンドフェースVFTテクノロジー』も特徴。カーボンファイバークラウンと超高級素材が、超低重心化に貢献しており、フェースの柔軟性も向上する。


高評価

「EXOTICS E723」ユーティリティは「寛容性」で7位。我々のテストでは、「寛容性」をボール初速、キャリー、スピン、バラツキの4指標で測るが、この順位を見ればツアーエッジ「EXOTICS E723」ユーティリティがオフセンターヒット時でも安定していることが分かる。


低評価

「EXOTICS E723」ユーティリティは、「飛距離」と「寛容性」で最下位に近い順位だった。こうしたスコア指標でのパフォーマンスが芳しくなかったことは、印象が良いとは言えない。またテスターによる「見た目」、「打音」、「打感」への評価も高くはなかった。


おすすめ層

ツアーエッジ「EXOTICS E723」ユーティリティは、ミッドハンディからハイハンディキャップのゴルファーを念頭に誕生したクラブで、「寛容性」をもたらすことを目的としているが、実際にその通りの結果となっている。市場にある他のユーティリティに比べると、「正確性」と「飛距離」のポテンシャルが限られているということは認識しておくべきだろう。