今や真剣にゴルフと向き合う女性が多いのも事実。これは差別でもなんでもなく、ほとんどの女性は、男性に比べてクラブを振るスピードが遅い。さらに、平均的な男性よりも背が高いわけでも筋肉質でもない。
そのため、女性ゴルファーがお店にある吊るしのクラブセットを欲しい場合、そのセットは男性の標準的なクラブとは異なるというのは致し方ないこと。
では、本題に入ろう。
キャロウェイの新しい「ビッグバーサREVA」は女性向けに設計されたクラブだ。「ビッグバーサ」のテクノロジーと見た目が一緒かと言えばそうだが、このモデルは女性専用にデザインされており、より高い打ち出し角と空中での滞空時間を長く保つためのスピン量の調整が施されている。
REVA（レヴァ）レボリューション
「REVA（レヴァ）」は“レボリューション“のような発音する。ちなみに2代目「ビッグバーサREVA」だ。
キャロウェイのリテールマーケティング・マネージャーで、ウィメンズ・タスクフォースを牽引するキム・ジョンソン氏によると、「女性のためのベストなパフォーマンスを実現する製品ができたことを誇らしく思う。我々は「LPGA」でNo.1であり、業界における女性がどうであれ女性のための製品を完成させた」とのこと。
「我々は消費者インサイトを元にした様々な異なる意見を理解しているので、これからさらにキャロウェイのウィメンズ・タスクフォースによるたくさんの取り組みを目にすることになるだろう。「LPGA」のプロからゴルフを始めたばかりの女性まで、幅広くより多くの調査を実施したのだから」。
「今作は待望の製品となっており、ステップアップの準備ができていて、ゴルフをより楽しみ、さらに真っ直ぐ遠くに飛ばしたいゴルファー専用にデザインされた本物のテクノロジーが使える女性のための商品となっている」。
（とってもかわいいパープルのトリムはあるが）見た目は「ビッグバーサ」シリーズと同じで、同様のテクノロジーが特徴となっているが、中身を見ると注目すべき違いがある。
アイアンは構造こそ同じという特徴があるが、同社のシニア用品ディレクターであるデーブ・ネビル氏に言わせると「タングステン、AIフェース、スイングウエイト（バランス）、シャフト、全体的なロフト角が全く異なる。ボールを上げて最大飛距離を実現するためのデザインが施されている」のだとか。
ハイブリッドは、メンズの「ビッグバーサ」のように9Hまで全ての番手が揃っている。「これから女性がハイブリッドを使うシーンが多くなるはず」とジョンソン氏。「4H、5H、6Hのハイブリッドは多くなるだろう。打ち易いし、見た目も良いし、さらに『寛容性（やさしさ）』がある」。
14本のクラブセットの中で、より扱いが難しいとされるフェアウェイウッドを使う女性ゴルファーもより当たり前になる。なぜなら、簡単にボールを上げるための設計が施されているからだ。「シャローフェース（ヘッド部分の厚みが少ないゴルフクラブ）」は、さらに欠かせなくなるだろう。
「最近ではフェアウェイウッドがバックに入っているのをよく目にするようになっている」とジョンソン氏。「フェアウェイウッドに替えた人はもちろんグリーンを狙うだろうが、グリーンにのせるにはこうしたクラブが必要であり、だからこそバッグに入るのを目にすることが多くなるはずだ」。
「ビッグバーサREVA」ドライバーは「簡単に打てて飛距離アップできる」ようにデザインされている。
「XLフェース」によりボールがフェースに当たるエリアが大きくなり、やや大きめのクラウンが構えた時の安心感と自信を与えてくれる。また軽量『Jailbreak（ジェイルブレイク）』、テクノロジーや『AIフェース』、さらに『Triaxialカーボンクラウンが』搭載されている。
キャロウェイ「REVA」のスペック・価格・発売時期
「ビッグバーサ」アイアンとハイブリッドの純正カーボンシャフトは「キャロウェイ RCH 45 W」で、ドライバーとフェアウェイウッドには、45gと55gの「RCH W」もラインナップしている。
ドライバーの価格は499.99ドルで、フェアウェイウッドは299.99ドル、ハイブリッドは259.99ドルとなっている。アイアンは6本セットのカーボンシャフトで1,099.99ドルだ。
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