ブランド名に秘められているもの
あなたは、ブランド指向だろうか? ほんの一瞬、正直になって考えてみてほしい。 その商品やブランドの実際の価値による理由以外に、特定のブランドが好きだということはあるだろうか? もし答えがノーなら、大丈夫だ。常識的だ。カンター社(アメリカの有名マーケティング市場調査会社)によると、アメリカ人が1日の内で見ている平均的な広告量は、5,000に上ると言われている。 しかし大抵の人は、自分は広告には影響されていないと信じて疑わない。もしそれが真実なら、なぜ多くの会社が昨年の広告費に6兆円も費やしたのか?
本物 VS 偽物
現実をみると、自分のお気に入りのパターは、広告の影響を大きく受けている。 広告というものは、あなたにとって大親友のような存在だと信じ込ませ、私たちを巧みに操っている。そしてこの影響を受け続けた結果、ストップできなくなる。 影響を受けないようにするには、ただスマートフォンやパソコン、そしてテレビでトランプ大統領のニュースを見ないようにするしかない。 一体、ブランド名にはどんな価値が含まれるのか? それを私達MyGolfSpyチームが検証したい。もし、(本物の)Scotty Cameron VS (偽物の)Scotty Cameron を、本物のゴルファーでテストしたら、何が起こるだろうか。 また、それが主観的なフィードバックにどのように影響するかだけではなく、客観的なデータに基づいたフィードバックにどう影響するかも検証していきたい。 果たして、見た目と感触において、偽物は高く評価されるだろうか?本物と比べて、偽物のパターはどのような性能を見せてくれるだろうか? これらについて、テスト・検証してみた。
テスト方法
注意:私たちは偽造のゴルフ用品を決して認めているわけではない。絶対に買わないでいただきたい。 ・テスターには、Scotty Cameronパターの一貫性をテストすると伝えている。 ・各テスターには、テストに使用する本物と偽物のパターをランダムに与えた。 ・テスターは、テスト前にパターを試打する機会は与えられていない。 ・テスターは、それぞれのパターを使用し、三つの異なる距離(5,10,20フィート※)に対し各6球ずつ、合計18球のパットを打つように指示されている。(※1.65ヤード、3.3ヤード、6.6ヤード) ・テスターは、全てのパットで完全にカップインするよう指示されている。 ・テスターは、18球全てを打ち終えてから次のパターをテストする。 ・パターを打ち終わった後で、主観的なフィードバックを記録した。 ・両パターに対して、見た目と感触とアライメントにおける評価(1-10)をした。 ・テスターに、主観的フィードバックをコメントしてもらった。データ
このテストは、バージニア州ヨークタウンにあるMyGolfSpyのテストセンター内で行われた。テストは2月15日に開始し、4月15日に終えた。全てのテストにはブリヂストンのゴルフボールが使用され、GolfMechanixの装置を使ってデータを測った。主観的評価
私たちは、テスターに2本のパターの見た目、感触、方向性を10点満点で採点してもらった。見た目に関しては同等のスコアが付けられたが、感触と方向性に対しては、本物のスコッティキャメロンが少し高い結果となった。性能評価
テストでは全く同数の球を打ってもらったが、5フィートと10フィートの距離では、両パターは同じようなパフォーマンスを見せた。 興味深いことに、20フィートの距離では、偽物パターが本物のスコッティキャメロンを上回ってしまった。この差異を説明する特筆すべき事実が2つある。 ・偽物のスコッティキャメロンはかなり軽い。そしてそれがロングパットの際に有利に働くのかもしれない。 ・偽物に使ったサイトラインが、大きさと光沢において、より際立って見えた。このことが、ロングパットの際のパフォーマンスに差をつけたのかもしれない。




