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テーラーメイド TP5/TP5X ボール ~リッキー・ファウラーが新契約?~

BY MYGOLFSPY

January 03, 2019

シャフト同様、ゴルフボールの評価を書くのは難しい。しかし、今回我々は批判しようがないくらい好感を持っている。

テーラーメイドは長年非常に優れたゴルフボールを生産してきたが、いつもマーケティングで成功してきたわけではない。 ゴルフクラブの販売戦略で成功してきた会社だけに、不思議だ。そのテーラーメイドが、ついにタイトリストの成長を支えてきたゴルフボール戦略の一つを手に入れたのだ。 先にお断りしておくが、今回の記事は単にリッキー・ファウラーのボール契約の噂についての議論ではない。 テーラーメイドは2009年より5ピース構造のゴルフボールを開発してきたが、代わり映えしないマーケティング戦略と何度も商品名を変えたことで、ボール市場におけるポジションを確立できずにもがいていた。 「Lethal」というボールがあったが、覚えている人は少ないだろう。 テーラーメイド TP5 TP5X ボール リッキー・ファウラー 初代TP5は純粋に素晴らしいボールであり、ProV1/V1Xに対して、風が強い状況で非常に高い飛距離性能(特にアイアンで)を見せた。 TP5は、(タイガーを除く)すべてのテーラーメイドのトップ契約プロに使われ、タイトリスト同様のキャストウレタンカバーを特徴とするもう一つのフラッグシップとしての地位を確立した。したがって、テーラーメイドはTP5ボールを変える必要がなかったのだ。 そのため、最も重要な「商品名」を変えなかった。2年毎に新しいボールを発売する必要はないし、ロイヤリティーを高めるにしても、発売のたびに新しい商品にシフトしてもらう必要はない。変えるほうがベターだが、今のままでも十分だろう。 テーラーメイド TP5 TP5X ボール リッキー・ファウラー では、何が変わったのか?「HFM」と呼ばれるハイフレックス素材だ。TP5シリーズは、ボールの各層が次第に硬くなる設計になっており、コアは軟らかく、外側に向かって硬くなる。 HFM素材は、これまでのテーラーメイドのボール素材よりもエネルギーを多く蓄えることができるので、ボールスピードが増すという。ジョン・ラームは、前作より平均1.56m/sもボールスピードが上がったという。 11ヤードも飛距離が伸びれば素晴らしい。夢の「プラス10ヤード」に、さらにプラス1ヤードだ。もしかしたら、彼の新ドライバーの「スピードインジェクト・ツイストフェース」のおかげかもしれないが…。 新モデルは、テーラーメイドが「Tri-Fastコア」と呼ぶコアを特徴としており、TP5のインナーコンプレッション※は16、TP5Xは25だ。 各層の硬さは、アウターコアからその外側のマントルに向かって徐々に硬くなる。この構造により、前モデルよりもアイアンの飛距離をさらに伸ばせるという。 ※コンプレッション:硬さを表す数値で、少ないほど柔らかい。 デュアルスピンカバーは、インナーカバーより30%硬いソフトウレタン製だ。テーラーメイドによると、この構造によりインナーレイヤーがウレタンをフェースの溝に食い込ませ、グリーン周りでよりスピンがかかるという。また、カバーは耐久性に優れた塗装に一新されている。  

あなたに合うボールはどちらか?

テーラーメイド TP5 TP5X ボール リッキー・ファウラー (以下上記図の訳) TP5/TP5X 最も完成度の高いツアーボールがさらに速く ~5層構造の比類なきツアー設計~ <弾道> Tri-fastコア XLローコンプレッションコアが高い打ち出しを生み、パワーロスを減らす。 <ボールスピード> HFM(新レイヤーシステム) 徐々に硬くなる4層がさらなるボールスピードを生み出し、反発力を高める。 <コントロール性能> デュアルスピンカバー ソフトウレタンカバーがフェースの溝に食い込み、グリーン周りのショットでスピンがかかる。 <HFMとは?> 新しい高弾性素材であるHFMは、エネルギーの伝達効率を強化し、ボールスピードを高める。 <HFMの機能> HFMはまるで硬いスプリングのように機能し、圧縮した際にエネルギーを創りだし、ボールスピードに必要な反発力を高める。HFMは、ドライバーのフェースに対しより負荷をかけるため、より高い反発力を生成する。 <その他のテクノロジー> ・322シームレス・ディンプルパターン ・ウレタン化合物とペイントを改良した、耐久性の高い新ソフトカバー。   TP5のトータルコンプレッションは85と柔らかめであり、アイアンでは低い打ち出しで、グリーン周りではスピンがかかりやすい。 TP5Xは97で、アイアンでは高い打ち出しで、グリーン周りでのスピンは300rpmほど少ない。ダスティンやジョン・ラーム、ジェイソン・デイがTP5Xを、ローリーはTP5を使うと思われる。リッキー・ファウラーがどのボールを使うかはまだ分からない。 彼は以前ProV1の「left dot」を使っていた。2017年のProV1の前身であるleft dotは低い打ち出しで、低スピンだったので、特別な調整が必要になるかも知れない。 フィッティングでは、グリーン周り(ウェッジのピッチショット)から始めて、徐々に距離を増やすのがボールフィッターたちの常識だ。 アベレージゴルファーのスピン量は、グリーン周りでもティーショットでも似通っているので、ボール選びは単に打感の好みに行き着くかもしれない。 テーラーメイド TP5 TP5X ボール リッキー・ファウラー 5層構造設計はすべてを備えているのに、テーラーメイドがタイトリストAVXと同じディスタンス系ウレタンカテゴリーに加えなかったことには驚いた。そのうち彼らの気が変わるか、見ものである。 シャフト同様、ゴルフボールの評価を書くのは難しい。しかし、今回我々は批判しようがないくらい好感を持っている。TP5シリーズは非常に優れた商品であり、仕様の大幅な変更も、商品名の変更も必要ないボールだ。 2019年の TP5/TP5は2月15日に発売される。価格は44.99ドル(1ダース)だ。

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数多くのテスターと最新の計測企画を用いてテストを行い、ゴルフ用品の本当の価値と実力をデータによって明らかにする記事を提供するアメリカのゴルフメディアサイト。大手ゴルフ用品メーカーからの広告を一切もらうことがない為、中立的な立場でデータを示す事ができる数少ないメディアである。過去には、コストコのKirklandボールがタイトリストPro V1よりも優れているという記事を発表して、全米のコストコで大人気商品となり長期間欠品を招いた事件は全米ゴルフ業界に衝撃を与えた。

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