ピンの商品リリースサイクルは、ゴルフ業界の中でも最も予測しやすい。次にアップデートされるのは、iBladeとGLIDE 2.0 ウェッジの2モデルであろう。

つまり、この2モデルがUSGAの溝適合リスト(ウェッジの場合はこのリストに載る)に載る目途が立ってバッバ・ワトソンが使い始めるということだ。

意外にも2つの新モデルは、どちらもフォージド(鍛造)である。記憶している限りでは、ピンはAnser以来フォージドアイアンを発売していない。ピンの研究開発チームは、「鍛造によってより優れたクラブが作れると確信しない限り、フォージドクラブは作らない」と一貫して主張してきたためだ。

とうことは、今回のリリースは、その確信が得られたということだろうか。ピンはコメントを発表していないが、フォージドのツアーアイアンに関する詳しい情報が待ち遠しい。

GLIDE Forged ウェッジの写真は、PGAツアーのライターであるジョナサン・ウォールのツイートから入手した。ピンはウェッジの社内テストを何度も行っているようだが、私の勘では、GLIDE ForgedはGLIDE 2.0の後継モデルではなく、延長線上のモデルなのではないかと思う。

アイアン同様、ウェッジに関してもピンが詳細な情報を発表するまで待つしかなさそうだ。

これまでのピンの傾向からすると、新モデルの情報は7月中旬から8月初旬にかけて発表されるはずだ。