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FIRST LOOK:タイトリスト TS2/TS3 ドライバー

BY TONY COVEY

June 11, 2018

今、タイトリストのドライバーは迷走していて、他と比べてみてもせいぜい「適度にやさしい」といったところだ。

タイトリストの新しいドライバー、TS2/TS3が今週の全米オープンでデビューするという。 数週間前、ジミー・ウォーカーがこのドライバーをテストしていたのをゴルフチャンネルのカメラがとらえている。USGAの適合リストにも載っており、今週のシネコックヒルズ(2018全米オープン開催コース)でも、少なくとも2名のプロが使うことになるだろう。 メジャー大会で新しいドライバーを試すだろうか? もちろん、間違いない。この写真はジャスティン・トーマスとジミー・ウォーカーが試合で使うことを示唆している。 実際、情報筋によると、多くのツアー選手がいち早くキャディバッグに入れ始めているという。この新モデルへのシフトは、これまでよりずっと早いようだ。 タイトリストはTSラインについてほとんど何も発表していないが、その存在は確かだ。タイトリストは全米オープンを新ドライバーの検証の場としているようだが、今あなたがここで見ているものは、夏の終わり頃か秋の早い段階で市場に出る可能性が高い。  

今回得た情報

写真ではTS3がD3のように小型かどうかはわからないが、SureFit CGは採用されるらしい(TS2にはない)。SureFitホーゼルの調整は両モデルに採用されるという。注目すべきは、両モデルともアクティブリコイルチャンネルがないことだ。 情報が少ない中であまり先走るべきではないが、このTSプロジェクトはタイトリストにとって非常に重要だ。ここ数年、タイトリストのウッド類の売上は減少しており、はっきり言って917ドライバーの販売は不振だ。 良いか悪いかは別として、多くのゴルファーにとって計測器の数値がドライバーを買う理由の大部分を占める。 あなたの尺度がストロークス・ゲインド※のようなものであればタイトリストのクラブは良いと言えるが、平均的なアマチュアは試打ブースで計測器の個々の数字だけを見ている。真実を知るべきだ。ここ数年、タイトリストの強みは単純な飛距離ではなくなってきている。 ※「スコアを何で稼いでいるのか」という観点でドライバー・アイアン・アプローチ・パットなどの技術力を示す指標。 噂によると、タイトリストはこのモデルで長いシャフトをオプションで提供するらしいが(計測器の数値が楽しみだ)、私はタイトリストが過去に量産品の観点でやってきたことをこのモデルで見つけることを楽しみにしている。 遠くない過去に、タイトリストは業界で最もやさしいドライバーを出そうとしたことがあった。SureFit CGは別として、917は915と大して変わらなかったし、おそらく915も913と根本的な違いはなかった。 業界が重心位置を低く深くする中、タイトリストはその流れには乗らなかった。今、タイトリストのドライバーは迷走していて、他と比べてみてもせいぜい「適度にやさしい」といったところだ。前述の通り、ストロークス・ゲインドや打球の分散を計測すれば決して悪いクラブではないが、アベレージゴルファーは極端に飛距離を重視する(しかも1~2球のベストショットで判断する)ので、その意味でこのクラブを売るのはハードルが高そうだ。 いつものことだが、”time will tell”(時間が経てばわかる)だ。今は、91xからTSxへ名前が変わることで、設計の方針も変わる可能性に期待したい。 より速いボール、より低スピン、より長い飛距離、よりやさしい「タイトリスト」。 そうなる可能性はある。 そうならなかったとしても、カスタムシャフトと同等のシャフトをラインナップから選ぶことはできる。 小売価格は発表されていない。私は500ドルだと思うが、450ドルくらいの可能性もある。新しい情報が入ったら、追って紹介しよう。

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著者情報

TONY COVEY

編集長
MyGolfSpy創業初期から参加したメンバーであり、現在は編集部を率いる編集長
記事制作だけでなく、MyGolfSpyのデータ主導型テスト手法の構築にも深く関わってきた。現在も膨大なテストデータを分析し、ゴルファーのクラブ選びやスコアアップにつながる発見を記事として届けている。
トニーが大切にしているのは、「事実とマーケティングを分けて考えること」。メーカーが発信する情報をそのまま伝えるのではなく、実測データや検証結果をもとにゴルファー自身が判断できる情報を提供することを重視している。
流行や話題性よりも実際の性能を優先する姿勢は、MyGolfSpyの編集方針そのものと言える。
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