パター選びで重要なのは、「どれだけ入るか」ではなく、「どれだけミスを減らせるか」だ。
2026年の『Most Wanted マレットパターテスト』では、29モデル・18,560回のパットを計測し、距離感と方向性を徹底比較。その結果、モデルごとの性能差は想像以上に大きいことが分かった。
本記事では総合ランキングに加え、距離別に優れたモデルも紹介する。順位だけでなく、自分の苦手な距離を補ってくれる一本を見つけてほしい。
それでは、2026年のベストマレットパターランキングを見ていこう。

2026年ベストマレットパター【総合】
総合ランキングは、『PuttViewハンディキャップ』を基準に評価した。これはパットの結果をもとに、距離感と方向性の再現性を数値化した指標で、数値が優れているほど安定したストローク性能を発揮しやすい。
モデルによってショートパットの強さやロングパットでの距離感など特徴は異なるが、上位モデルに共通していたのはミスの少なさだ。
ここからは、2026年のテストで最も安定したパフォーマンスを発揮したマレットパターを紹介する。
「総合」第1位 ベティナルディ「BB 6.0」
こんなゴルファーにおすすめ
-
ショートパットの成功率を高めながら、ロングパットの距離感も安定させたいゴルファー:
ベッティナルディ「BB 6.0」は、ショートパットとロングパットの両方で高い評価を獲得したモデルだ。短い距離で取りこぼしを減らしながら、長い距離ではカップ付近に寄せやすい。今回のテストでは、距離を問わず安定した結果を示し、総合1位となった。
こんなゴルファーにはおすすめしない
-
価格を重視するゴルファー:
「BB 6.0」は494.99ドルのプレミアム価格帯に属する。性能面では高く評価された一方で、コストを重視するゴルファーにとっては検討が必要なモデルだ。
注目すべきポイント
ベッティナルディ「BB 6.0」は、2026年のマレットパターテストで総合1位を獲得した。
約1.2〜2.4mのショートパットで高い成功率を記録しただけでなく、ロングパットでも優れた距離コントロール性能を発揮。カップイン率と寄せやすさの両面で高い評価を獲得した。
ショートで確実に決め、ロングで3パットのリスクを減らす。この総合力の高さが、総合1位という結果につながった。
テスターたちの声
「構えたときにコンパクトで違和感がなく、フェースに乗ったボールが安定して転がる」
「コントラストがはっきりしていてターゲットに合わせやすい。グリップも扱いやすく、全体的に構えやすい形状」
「全体に無駄のないシンプルな仕上がりで、転がりが非常に安定している」
専門家の視点
プレミアムパターブランドは数多く存在するが、ベッティナルディは過小評価されているブランドのひとつかもしれない。
MyGolfSpyが『PuttView』を導入して以降、ベッティナルディは継続して高いパフォーマンスを示してきた。そして2026年のマレットパターテストでは、「BB 6.0」が総合1位、「BB 7.0」が総合2位を獲得。マレット部門の頂点に立つ結果となった。
今回のテスト結果を見る限り、ベッティナルディは単なる人気ブランドではなく、パフォーマンスで評価されるべきパターブランドと言えるだろう。
第2位 ベッティナルディ「BB 7.0」
こんなゴルファーにおすすめ
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ショートパットを確実に決めたいゴルファー:
ベッティナルディ「BB 7.0」は、今回のテストでショートパットの成功率が最も高かったモデルだ。短い距離での方向性のズレが小さく、狙ったラインに対して安定した結果を出しやすい。結果として、決めきるべき距離でのミスを減らしたいゴルファーにとって有効な選択肢となる。
こんなゴルファーにはおすすめしない
-
3〜4m前後のパットを重視する人:
ベッティナルディ「BB 7.0」はショートパットでテスト最高評価を獲得した一方、約3〜4mのミドルパットでは上位モデルほどの結果を残せなかった。
この距離はバーディチャンスやパーセーブで打つ機会が多く、実際のラウンドでもスコア差につながりやすい。短い距離の取りこぼしを減らしたいゴルファーには魅力的なモデルだが、3〜4mを積極的に決めていきたいゴルファーなら、ミドルパット部門上位モデルも比較しておきたい。
注目すべきポイント
ベッティナルディ「BB 7.0」の最大の強みはショートパット性能だ。2026年のテストではショートパット部門で1位を獲得し、総合順位でも2位にランクインした。
短い距離のパットはスコアへの影響が大きく、今回の評価でも重要な要素となっている。「BB 7.0」はそのカテゴリーで最も優れた結果を残したモデルだ。
ロングパットでも8位に入っており、ショートパット特化型でありながら総合力も備えている。
テスターたちの声
「どの距離のパットでも好印象だった。マレットパターの中では距離感を合わせやすく、ヘッドの仕上げも好みだった。」
「結果は良かったものの、自分で使いたいとは思わなかった。見た目のデザインは好みではない。」
「転がりが非常に安定していて好結果につながった。ただし、他モデルと比べるとフェースからの初速がやや抑えられており、その点は好みが分かれそうだ。」
専門家の視点
テストではヘッド形状や見た目について好みが分かれる意見もあった。しかし今回の結果は、見た目の好みとパフォーマンスが必ずしも一致しないことを示している。
特に1〜2m前後のパットに不安を抱えるゴルファーにとって、「BB 7.0」は有力な選択肢のひとつだ。短い距離の取りこぼしを減らしたいなら、一度試してみる価値はあるだろう。
第3位 ベン・ホーガン「BHM02」
こんなゴルファーにおすすめ
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突出した性能よりも、距離を問わない安定感を重視するゴルファー
ベン・ホーガン「BHM02」は、ショート・ミドル・ロングのすべてで安定して高い評価を獲得したモデルだ。どのカテゴリーでも上位につけており、大きな弱点が見当たらない。特定の距離だけでなく、ラウンド全体を通して安定したパッティングを求めるゴルファーに向いている。
こんなゴルファーにはおすすめしない
-
実績やブランド知名度を重視する人
ベン・ホーガンは、現在のパター市場ではオデッセイやスコッティキャメロンほど高い知名度を持つブランドではない。そのため、馴染みのないブランドのパターを選ぶことに不安を感じるゴルファーもいるだろう。ただし、「BHM02」は今回のテストで総合3位を獲得し、ショート・ミドル・ロングのすべてで安定した結果を残した。ブランドイメージではなく実際の性能を重視するなら、見逃したくないモデルのひとつだ。
注目すべきポイント
ベン・ホーガン「BHM02」は、2026年『Most Wantedマレットパターテスト』で総合3位を獲得した。 ショート、ミドル、ロングのいずれかで1位になったわけではないが、すべてのカテゴリーで安定して高い評価を記録。特定の距離に偏らない総合力の高さが、この結果につながった。
どの距離でも大きな弱点がなく、ラウンド全体を通して安定したパフォーマンスを求めるゴルファーにとって注目したいモデルだ。
テスターたちの声
「パットがよく決まり、転がりも非常にスムーズだった。」
「全体の重量バランスが良く、距離感も合わせやすかった。」
「ストロークの流れが自然で、構えやすさも好印象だった。」
専門家の視点
今回のテストにおけるサプライズのひとつが「BHM02」だった。オデッセイやスコッティキャメロンなどの有力ブランドに並び、総合3位という結果を残している。
特定の距離で突出した性能を持つモデルは目立ちやすい。しかし実際のラウンドでは、どの距離でも大きなミスをしない安定感がスコアにつながる。「BHM02」はその価値を示したモデルと言えるだろう。
2026年ベストマレットパター 総合ランキング TOP5

ベストマレットパター【ショートパット部門】
ショートパットはスコアに直結する重要な距離だ。特に1〜2m前後のパットは、パーセーブやバーディチャンスの成否を左右する場面が多い。
今回のテストでも、ショートパットで高い評価を獲得したモデルが総合順位の上位に並んだ。短い距離の取りこぼしを減らしたいゴルファーは、このカテゴリーの結果に注目したい。
以下は、ショートパット性能で高評価を獲得したマレットパターだ。
ショートパット部門 第1位 ベッティナルディ「BB 7.0」
こんなゴルファーにおすすめ
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ショートパットを確実に決めたいゴルファー:
ベッティナルディ「BB 7.0」は、今回のテストでショートパットの成功率が最も高かったモデルだ。短い距離での方向性のズレが小さく、狙ったラインに対して安定した結果を出しやすい。結果として、決めきるべき距離でのミスを減らしたいゴルファーにとって有効な選択肢となる。
こんなゴルファーにはおすすめしない
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3〜4m前後のパットを重視する人:
ベッティナルディ「BB 7.0」はショートパットでテスト最高評価を獲得した一方、約3〜4mのミドルパットでは上位モデルほどの結果を残せなかった。
この距離はバーディチャンスやパーセーブで打つ機会が多く、実際のラウンドでもスコア差につながりやすい。短い距離の取りこぼしを減らしたいゴルファーには魅力的なモデルだが、3〜4mを積極的に決めていきたいゴルファーなら、ミドルパット部門上位モデルも比較しておきたい。
注目すべきポイント
ベッティナルディ「BB 7.0」の最大の強みはショートパット性能だ。2026年のテストではショートパット部門で1位を獲得し、総合順位でも2位にランクインした。
短い距離のパットはスコアへの影響が大きく、今回の評価でも重要な要素となっている。「BB 7.0」はそのカテゴリーで最も優れた結果を残したモデルだ。
ロングパットでも8位に入っており、ショートパット特化型でありながら総合力も備えている。
テスターたちの声
「どの距離のパットでも好印象だった。マレットパターの中では距離感を合わせやすく、ヘッドの仕上げも好みだった。」
「結果は良かったものの、自分で使いたいとは思わなかった。見た目のデザインは好みではない。」
「転がりが非常に安定していて好結果につながった。ただし、他モデルと比べるとフェースからの初速がやや抑えられており、その点は好みが分かれそうだ。」
専門家の視点
テストではヘッド形状や見た目について好みが分かれる意見もあった。しかし今回の結果は、見た目の好みとパフォーマンスが必ずしも一致しないことを示している。
特に1〜2m前後のパットに不安を抱えるゴルファーにとって、「BB 7.0」は有力な選択肢のひとつだ。短い距離の取りこぼしを減らしたいなら、一度試してみる価値はあるだろう。
ショートパット部門 第2位 ベティナルディ「BB 6.0」
こんなゴルファーにおすすめ
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ショートパットの成功率を高めながら、ロングパットの距離感も安定させたいゴルファー:
ベッティナルディ「BB 6.0」は、ショートパットとロングパットの両方で高い評価を獲得したモデルだ。短い距離で取りこぼしを減らしながら、長い距離ではカップ付近に寄せやすい。今回のテストでは、距離を問わず安定した結果を示し、総合1位となった。
こんなゴルファーにはおすすめしない
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価格を重視するゴルファー:
「BB 6.0」は494.99ドルのプレミアム価格帯に属する。性能面では高く評価された一方で、コストを重視するゴルファーにとっては検討が必要なモデルだ。
注目すべきポイント
ベッティナルディ「BB 6.0」は、2026年のマレットパターテストで総合1位を獲得した。
約1.2〜2.4mのショートパットで高い成功率を記録しただけでなく、ロングパットでも優れた距離コントロール性能を発揮。カップイン率と寄せやすさの両面で高い評価を獲得した。
ショートで確実に決め、ロングで3パットのリスクを減らす。この総合力の高さが、総合1位という結果につながった。
テスターたちの声
「構えたときにコンパクトで違和感がなく、フェースに乗ったボールが安定して転がる」
「コントラストがはっきりしていてターゲットに合わせやすい。グリップも扱いやすく、全体的に構えやすい形状」
「全体に無駄のないシンプルな仕上がりで、転がりが非常に安定している」
専門家の視点
プレミアムパターブランドは数多く存在するが、ベッティナルディは過小評価されているブランドのひとつかもしれない。
MyGolfSpyが『PuttView』を導入して以降、ベッティナルディは継続して高いパフォーマンスを示してきた。そして2026年のマレットパターテストでは、「BB 6.0」が総合1位、「BB 7.0」が総合2位を獲得。マレット部門の頂点に立つ結果となった。
今回のテスト結果を見る限り、ベッティナルディは単なる人気ブランドではなく、パフォーマンスで評価されるべきパターブランドと言えるだろう。
2026年 最もショートパットに優れたマレットパター TOP5

ベストマレットパター【ミドルパット部門】
約3〜4mのミドルパットは、パター性能の差が最も表れやすい距離だ。 バーディチャンスやパーセーブで打つ機会も多く、この距離を決められるかどうかはスコアに大きく影響する。実際、今回のテストでもミドルパットで高い評価を獲得したモデルが総合順位の上位に並んだ。
以下は、ミドルパット部門で高評価を獲得したマレットパターだ。
ミドルパット部門 第1位 ベン・ホーガン「BHM03」
こんなゴルファーにおすすめ
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3〜4m前後のパットをスコアメイクの武器にしたいゴルファー
ベン・ホーガン「BHM03」は、ミドルパット部門で1位を獲得したモデルだ。約3〜4mの距離はバーディチャンスやパーセーブの場面で打つ機会が多く、スコア差につながりやすい。 「あとひと転がり」が決まらないゴルファーや、中距離の成功率を高めたいゴルファーにとって有力な選択肢となる。
こんなゴルファーにはおすすめしない
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ロングパットの距離感に不安を抱えているゴルファー
「BHM03」はミドルパットで優れた結果を残した一方、ロングパットでは上位モデルに及ばなかった。 3パットを減らすことを最優先に考えるなら、ロングパット部門で高い評価を獲得したモデルも比較しておきたい。
注目すべきポイント
ベン・ホーガン「BHM03」は、ミドルパット部門で最高評価を獲得し、総合順位でも4位にランクインした。ショート、ミドル、ロングのすべてで安定したスコアを記録しており、特に約3〜4mのミドルパットではテスト最高水準のパフォーマンスを発揮。特定の距離だけに依存しない総合力の高さが評価された。
テスターたちの声
「予想以上に転がりが良く、安定した結果が出た」
「打音と打感が心地よく、インパクトの感触が良い」。
専門家の視点
パター選びでは見た目やブランドイメージに目が向きがちだ。しかし、今回のテストで「BHM03」が示したのは、そうした先入観よりも実際のパフォーマンスが重要だということだ。
ベン・ホーガンは現在のパター市場で大きな話題になるブランドではない。それでも「BHM03」は有力メーカーのモデルと肩を並べる結果を残した。パター選びで迷ったときこそ、先入観ではなくデータに目を向けたい。
ミドルパット部門 第2位 イーブンロール(Evnroll)「Origin ER8」
こんなゴルファーにおすすめ
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ミドルパットの成功率を高めたいゴルファー
イーブンロール「Origin ER8」は、ミドルパット部門で2位を獲得。約3〜4mはモデルごとの性能差が表れやすい距離でもある。この距離で安定してカップを狙いたいゴルファーに適した一本だ。
こんなゴルファーにはおすすめしない
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1〜2m前後のショートパット改善を最優先に考えるゴルファー
「Origin ER8」はミドルパットで高い評価を獲得した一方、ショートパットでは上位モデルに及ばなかった。短い距離の取りこぼしを減らしたい場合は、ショートパット部門で高評価を獲得したモデルも比較しておきたい。
注目すべきポイント
イーブンロール「Origin ER8」は、約3〜4mの距離で高いパフォーマンスを発揮した一方、ショートパットやロングパットでは上位モデルに及ばなかった。どの距離でも高得点を狙うタイプではなく、中距離で強みを発揮する個性派モデルと言える。
テスターたちの声
「打感が良く、構えたときに安心感がある。自然とリラックスしてストロークできた。」
「そのまま実戦投入しても良いと思えるモデルだった。シャフトの安定感が高く、インパクト時のフィードバックも分かりやすい。」
「しっかりした打感のパターだ。狙ったラインに集中しやすく、見た目の完成度も高い。」
専門家の視点
今パター選びでは「万能型」が注目されやすい。しかし実際には、自分が最も苦手とする距離を改善できるモデルの方がスコアに直結することもある。
「Origin ER8」は、そんな考え方を象徴する1本だ。すべての距離で最高評価ではないが、中距離パットに課題を感じているゴルファーにとっては有力な選択肢となるだろう。
2026年 最もミドルパットに優れたマレットパター TOP5

ベストマレットパター【ロングパット部門】
ロングパットでは、カップインを狙うだけでなく、次のパットを決めやすい距離に残すことが重要である。
今回のテストでは、カップイン率だけでなく、スピードコントロールとカップへの寄りやすさも評価した。長い距離で安定した結果を残したモデルは、3パットのリスクを減らしやすい。
以下は、ロングパット部門で高評価を獲得したマレットパターである。
ロングパット部門 第1位 スコッティキャメロン「Phantom 9.2R」
こんなゴルファーにおすすめ
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ロングパットの距離感を安定させたいゴルファー
ロングパットでは、カップインよりも次のパットを無理のない距離に残せるかが重要になる。「Phantom 9.2R」は今回のテストでロングパット部門トップの評価を獲得。距離コントロールに優れ、長い距離からでもオーバーやショートの幅が小さかった。3パットを減らしたいゴルファーや、ロングパットで距離感が安定しないゴルファーにとって有力な選択肢だ。
こんなゴルファーにはおすすめしない
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3〜4m前後のミドルパット性能を重視するゴルファー
「Phantom 9.2R」はロングパットでは優れた結果を残した一方で、ミドルパット部門では平均以下の評価となった。今回のテストではミドルパットが総合順位を左右する重要なカテゴリーでもある。3〜4m前後のパット成功率を重視するなら、ミドルパット部門で高評価を獲得したモデルとの比較も検討したい。
注目すべきポイント
スコッティキャメロン「Phantom 9.2R」は、ロングパット部門で1位を獲得した。
『PuttViewハンディキャップ』では-10.6を記録し、総合1位の「BB 6.0」をわずかに上回った。長い距離での距離感とカップへの寄せやすさが高く評価された結果である。また、今回のテストでは見た目や打感に関する主観評価でも高い支持を集めた。
テスターたちの声
「インパクトでしっかりボールが前に出てくれる印象があり、転がりもスムーズだった。構えたときの安心感も高い。」
「全体のバランスが良く、シャフトのオフセットも自然に感じた。ストロークを繰り返しやすく、再現性の高い動きがしやすかった。」
「これまで試したスコッティキャメロンの中でも特に好印象だった。アライメントは取りやすいが、もう少し視覚的なガイドが強くても良いと感じた。」
「打感と転がりのバランスが良い。現行フェースのフィーリングは特に気に入った。」
専門家の視点
ロングパットの価値は、カップインよりも次のパットを楽にすることにある。 10m以上のパットを打ったあと、1m以内に寄せられるか、それとも2〜3m残してしまうかでスコアは大きく変わる。「Phantom 9.2R」は、そうした長い距離で安定した結果を残したモデルだ。
3パットを減らしたいゴルファーや、ロングパットの距離感に課題を感じているゴルファーなら注目したい1本である。
ロングパット部門 第2位 ベティナルディ「BB 6.0」
こんなゴルファーにおすすめ
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ショートパットの成功率を高めながら、ロングパットの距離感も安定させたいゴルファー:
ベッティナルディ「BB 6.0」は、ショートパットとロングパットの両方で高い評価を獲得したモデルだ。短い距離で取りこぼしを減らしながら、長い距離ではカップ付近に寄せやすい。今回のテストでは、距離を問わず安定した結果を示し、総合1位となった。
こんなゴルファーにはおすすめしない
-
価格を重視するゴルファー:
「BB 6.0」は494.99ドルのプレミアム価格帯に属する。性能面では高く評価された一方で、コストを重視するゴルファーにとっては検討が必要なモデルだ。
注目すべきポイント
ベッティナルディ「BB 6.0」は、2026年のマレットパターテストで総合1位を獲得した。
約1.2〜2.4mのショートパットで高い成功率を記録しただけでなく、ロングパットでも優れた距離コントロール性能を発揮。カップイン率と寄せやすさの両面で高い評価を獲得した。
ショートで確実に決め、ロングで3パットのリスクを減らす。この総合力の高さが、総合1位という結果につながった。
テスターたちの声
「構えたときにコンパクトで違和感がなく、フェースに乗ったボールが安定して転がる」
「コントラストがはっきりしていてターゲットに合わせやすい。グリップも扱いやすく、全体的に構えやすい形状」
「全体に無駄のないシンプルな仕上がりで、転がりが非常に安定している」
専門家の視点
プレミアムパターブランドは数多く存在するが、ベッティナルディは過小評価されているブランドのひとつかもしれない。
MyGolfSpyが『PuttView』を導入して以降、ベッティナルディは継続して高いパフォーマンスを示してきた。そして2026年のマレットパターテストでは、「BB 6.0」が総合1位、「BB 7.0」が総合2位を獲得。マレット部門の頂点に立つ結果となった。
今回のテスト結果を見る限り、ベッティナルディは単なる人気ブランドではなく、パフォーマンスで評価されるべきパターブランドと言えるだろう。
2026年 最もロングパットに優れたマレットパター TOP5

PuttViewが変えたパターテスト
パター性能を正しく比較するために重要なのは、できるだけ実際のラウンドに近い条件で評価することだ。
MyGolfSpyは2025年から『PuttView』を導入した。実際のラウンドでは、すべてのパットが同じ条件になることはない。距離だけでなく、上り・下りや左右の曲がりなど、毎回異なる状況に対応する必要がある。
『PuttView』の導入によって、こうしたコース上の変化をテストに取り入れることが可能になった。今回のテスト結果は、単純なストレートパットだけではなく、実際のラウンドで直面するさまざまな状況を再現した条件のもとで評価されている。

なぜPuttViewのデータは信頼できるのか
MyGolfSpyでは独自のランダムテストプロトコルを採用している。すべてのパターは同一条件で評価され、各テスターは上り・下り・左右に曲がるラインなど、さまざまな状況から同じ回数のパットを行う。
さらに、毎回同じ場所から打つのではなく、スタート位置をランダム化することで特定のラインへの慣れを防いでいる。これにより、実際のラウンドに近いパフォーマンスを測定できる。
また、『PuttView』は単に入った・外れたを記録するだけではない。カップまでの残り距離や方向のズレも数値化できるため、パターごとの性能差をより詳細に比較できる。
『PuttViewハンディキャップ』とは?
2026年の『Most Wanted マレットパターテスト』では、『PuttViewハンディキャップ』を総合評価の基準として採用している。
『PuttViewハンディキャップ』は、各パットの結果をツアープロ平均と比較し、その差を数値化した指標である。数値が低いほど優れた結果を示し、高いほど平均を下回る。
どのように評価しているのか
評価の対象となるのは、単純なカップイン率だけではない。
パットが入ったかどうかに加え、外した場合のカップまでの残り距離や方向のズレも分析される。そのため、「入った・外れた」だけでは分からない、距離感や方向性まで含めてパターの性能を評価できる。

『PuttViewハンディキャップ』によるパッティング分析画面。カップイン率や方向性、距離感を数値化し、2026年マレットパターテストの総合評価に採用された。
PuttViewハンディキャップは、ストロークス・ゲインドを基に算出され、各距離でPGAツアープロの平均的なパッティング性能と比較して、そのパフォーマンスを数値化した指標だ。
今回のテストでは、以下の3つの距離カテゴリーで評価している。
⬥ ショートパット
⬥ ミドルパット
⬥ ロングパット
これら3カテゴリーの結果を総合した『PuttViewハンディキャップ』が、今回の総合ランキングに反映されている。
なお、数値は小さい(マイナスが大きい)ほど高いパフォーマンスを示す。

テスト方法
2026年『Most Wanted マレットパターテスト』は、29モデルを対象に160時間かけて実施した。テストには20名のアマチュアゴルファーが参加し、各モデルで32パット、合計18,560回のパットを計測している。
テスト距離
⬥ 4フィート(約1.2m)
⬥ 8フィート(約2.4m)
⬥ 12フィート(約3.7m)
⬥ 20フィート(約6.1m)
ショートパットからロングパットまで、実際のラウンドで想定される幅広い距離をカバーしている。
実戦に近いテスト環境
テストは完全にランダム化されており、特定のラインや距離への慣れが結果に影響しないよう設計されている。
また、『PuttView』を活用することで、上り・下りや左右に曲がるラインも再現。実際のグリーンに近い条件でパター性能を評価した。
なお、テストの目的はグリーンを読む技術ではなく、パターそのものの性能を比較することにある。そのため、実戦性と再現性のバランスを考慮してテストを実施している。
2026年ベストマレットパターランキング
| メーカー | モデル | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| Bettinardi | BB 6.0 | -6.3 | -6.5 | -1.6 | -10.4 |
| Bettinardi | BB 7.0 | -5.9 | -7.4 | -0.1 | -8.5 |
| Ben Hogan | BHM02 | -5.7 | -5.0 | -4.0 | -8.9 |
| Ben Hogan | BHM03 | -5.7 | -5.2 | -5.9 | -6.6 |
| Cleveland | HB Soft 2 Black Retreve | -5.7 | -5.8 | -1.8 | -9.3 |
| Sausage Golf | Boudin Noir | -5.3 | -6.2 | -1.4 | -7.6 |
| T Squared | TS-1029 | -5.0 | -3.8 | -2.6 | -9.6 |
| Edel | Array F-1 | -4.8 | -3.6 | -4.8 | -7.4 |
| Scotty Cameron | Phantom 9.2R | -4.8 | -4.3 | 0.0 | -10.6 |
| Ballistic | Reaper | -4.7 | -4.3 | -1.2 | -8.8 |
| Evnroll | Orgin ER8 | -4.6 | -3.6 | -5.8 | -5.4 |
| Golfyr | The Maker | -4.5 | -5.0 | -2.0 | -6.2 |
| Void | Goliath | -4.4 | -4.0 | -2.0 | -7.8 |
| Wilson | Infinite Bean | -4.4 | -3.9 | -1.4 | -8.3 |
| PING | Scottsdale TEC Ally Blue Onset | -4.2 | -4.7 | -1.0 | -6.8 |
| PXG | Torpedo Battle Ready II | -4.1 | -4.4 | -0.6 | -7.0 |
| Evnroll | Orgin ER10 | -4.0 | -3.7 | 1.3 | -10.1 |
| Scotty Cameron | Phantom 5 | -3.7 | -4.5 | 0.9 | -6.8 |
| Odyssey | Jailbird Mini 1/2 Ball | -3.5 | -3.6 | 1.3 | -7.9 |
| COBRA | MIM Stingray | -3.4 | -3.2 | -0.2 | -7.1 |
| Tour Edge | Exotics Wingman 800 Series | -3.3 | -6.0 | 3.4 | -4.7 |
| Runner | Pro Mallet | -3.3 | -2.3 | -0.6 | -7.8 |
| PING | Scottsdale TEC Ketsch Onset | -2.9 | -4.9 | 4.7 | -6.6 |
| Mizuno | M.Craft Nagoya | -2.7 | -2.5 | -0.3 | -5.6 |
| Sub 70 | 010P | -2.6 | -3.8 | 4.7 | -7.4 |
| Spoiler | OG | -2.4 | -1.8 | 0.9 | -7.1 |
| Wilson | Staff Model TM22 | -1.9 | 2.2 | -3.5 | -8.4 |
| Odyssey | #7 1/2 Ball | -1.2 | -0.4 | -0.4 | -3.4 |
| COBRA | 3DP Tour Agera RS | -0.7 | -0.3 | 4.3 | -6.4 |
2026年マレットパターテストから見えたこと
同じマレットでも性能差は大きい
マレットパターは一般的に「やさしい」「ミスに強い」と言われる。しかし、今回のテストではモデルごとに明確な性能差が確認された。
2026年のテストでは、総合1位のベッティナルディ(Bettinardi)「BB 6.0」と最下位モデルの間に、『PuttViewハンディキャップ』で5.6ポイントの差があった。
これは、距離感や方向性、ミスした際の結果まで含めた総合的なパフォーマンス差を示している。
同じマレットパターでも性能は一様ではない。見た目やブランドだけでなく、実際のテスト結果も選択基準に加えたい。
総合上位モデルはショート・ミドルでも安定
今回のテストでは、総合上位に入ったモデルの多くが、ショートパットやミドルパットでも安定した結果を残した。
特に約3〜4mのミドルパットはモデルごとの性能差が大きく、この距離で高い評価を獲得したモデルの多くが総合順位でも上位に入っている。
また、1〜2m前後のショートパットでもモデルによる差が確認された。パーセーブやバーディチャンスなど、決めたい距離での取りこぼしを減らせるかどうかは、実際のスコアにも影響する。
チャンスを決めるミドルパットと、取りこぼしを防ぐショートパット。両方で安定した結果を残せることが、総合力の高いマレットパターに共通する特徴のひとつと言える。
ショートパット性能の差は想像以上に大きい
ショートパット部門では、最上位モデルと最下位モデルの間に『PuttViewハンディキャップ』で9.6ポイントの差があった。
最上位はベッティナルディ「BB 7.0」、最下位はウィルソン「Staff Model TM22」である。
ショートパットは「どのパターでも大差ない」と考えられがちだが、今回の結果はそうではないことを示している。短い距離での再現性の違いが、総合順位にも大きく影響していた。
ミドルパットはパター性能の差が最も表れやすい
ミドルパット部門では、最上位の「BHM03」と最下位の「010P」の間に、『PuttViewハンディキャップ』で10.6ポイントの差が確認された。
これは今回のテストで最も大きな性能差である。
約3〜4mのパットは、バーディチャンスやパーセーブで打つ機会も多い。今回の結果は、この距離でのパフォーマンスが総合評価を左右する重要な要素であることを示している。

ロングパットは「入れる」よりも「寄せる」が重要
ロングパット部門では、最上位のスコッティキャメロン「Phantom 9.2R」と最下位のオデッセイ「Ai-ONE Dual Wide DB #7 1/2 Ball」の間に、『PuttViewハンディキャップ』で7.2ポイントの差があった。
ロングパットでは、カップイン率だけでなく距離感の再現性も重要な評価要素となる。
実際のラウンドでも、長い距離を毎回沈めることは現実的ではない。重要なのは、次のパットを無理のない距離に残せるかどうかである。
今回の結果は、ロングパットにおいてスピードコントロールと距離感がスコアメイクに直結することを示している。

パットは「入るか外れるか」だけでは評価できない
パッティングの結果は、当然ながらカップイン率に影響される。しかし、優れたパッティングとは単に多くのパットを沈めることだけを意味しない。
今回採用した『PuttViewハンディキャップ』では、カップイン率だけでなく、外した際にどれだけカップへ近づけたかも評価に反映される。
例えば、カップイン率が同じ50%でも結果は同じではない。わずかに外してタップイン圏内へ残すケースと、大きく外して次のパットを難しくするケースでは、その後のスコアへの影響が大きく異なる。
今回のテストは、「どれだけ入ったか」だけでなく、「どのように外したか」まで含めて評価している点が特徴である。

『PuttView』が評価しているのは「ミスの質」である
『PuttView』は、パットが入ったかどうかだけでなく、外した際にどれだけカップへ近づけたかも評価している。
例えば、約1.2mのショートパットを大きく外した場合と、約6mのロングパットをわずかに外した場合では、スコアへの影響は同じではない。
実際のゴルフでも、短いパットのミスはスコアに直結しやすい。一方で、ロングパットは入らなくても無理のない距離に寄せられれば次のパットでリカバリーできる。
今回のランキングは、「最も多く入ったパター」ではなく、「ミスを最小限に抑えやすいパター」を評価した結果である。

2026年版 マレットパターの選び方
パター選びは、見た目や打感などの好みだけで決めるものではない。
今回のテスト結果からも分かるように、同じマレットパターでも距離感の再現性や方向安定性には大きな差がある。ここからは、マレットパターを選ぶ際に確認しておきたいポイントを見ていこう。
① まずは自分の課題を明確にする
今回のテストでは、ショートパットに強いモデルが、ミドルパットやロングパットでも同じように高い性能を発揮するとは限らなかった。
そのため、まずは自分がどの距離でスコアを落としているのかを把握することが重要である。
- 1〜2mの取りこぼしを減らしたい
- 3〜4mのチャンスを決めたい
- ロングパットの距離感を安定させて3パットを減らしたい
課題によって選ぶべきモデルは変わる。まずは自分のパッティング傾向を確認したい。
総合順位だけで選ぶのではなく、自分の弱点を補ってくれるモデルを探すことが、パター選びのひとつの基準になる。
② アライメントの見やすさを確認する
マレットパターは大型ヘッドを活かしたアライメント性能が特徴だ。
ただし、ラインが多いモデルが合う人もいれば、シンプルなデザインの方が構えやすい人もいる。重要なのは、見た目の好みだけではなく、アドレスしたときにフェースをターゲットへ自然に向けられるかどうかだ。
試打する際は、ボールを置いて構えた瞬間に狙ったラインへ合わせやすいかを確認したい。
③ 打感だけでなく距離感の合わせやすさを見る
打感の好みは人それぞれだが、パター選びでは距離感との相性も無視できない。
柔らかい打感を好むゴルファーもいれば、しっかりした打感の方がインパクトの強さを把握しやすく、距離を合わせやすいと感じるゴルファーもいる。
試打の際は「打感が好きか」だけで判断せず、同じようなストロークをしたときに狙った距離へ安定してボールを運べるかも確認したい。
④ ネック形状とストロークとの相性を確認する
同じマレットパターでも、ネック形状やシャフトの取り付け位置はモデルによって異なる。
構えやすいモデルでも、自分のストロークとの相性によってはフェースの開閉やインパクトのタイミングに違和感が出ることがある。
試打する際は、ヘッド形状だけでなく、普段通りにストロークしたときにフェースをスクエアに戻しやすいか、狙った方向へ自然に打ち出せるかも確認したい。
⑤ 最後は実際に試打・フィッティングする
ランキングやテスト結果はモデルを絞り込むうえで役立つが、最終的には実際に打って確認することが重要だ。
パターは長さやライ角、ロフト、ネック形状などがわずかに違うだけでも、構えやすさやボールの転がりに影響する。
可能であれば複数のモデルを同じ条件で打ち比べ、方向性だけでなくショート、ミドル、ロングそれぞれの距離感も確認したい。
さらにフィッティングを受ければ、長さやライ角なども含めて自分のストロークとの相性を確認できる。特にパッティングに悩みを抱えているゴルファーほど、ランキングだけで一本に決めず、実際の結果を確かめてから選びたい。
総括
今回のテストで明らかになったのは、同じマレットパターでも、モデルによって得意な距離やミスの出方に大きな違いがあるということだ。
総合1位に輝いたベッティナルディ「BB 6.0」は、ショートパットとロングパットの両方で優れた結果を残し、距離を問わない安定感を示した。一方、ショートパットでは「BB 7.0」、ミドルパットではベン・ホーガン「BHM03」、ロングパットではスコッティキャメロン「Phantom 9.2R」がそれぞれ部門トップとなった。
この結果からも分かるように、ランキング上位だからといって、すべてのゴルファーにとって最適な一本とは限らない。
1〜2mの取りこぼしを減らしたいのか、3〜4mのチャンスを決めたいのか、それともロングパットを寄せて3パットを減らしたいのか。まず自分がどの距離でスコアを失っているのかを知ることが、パター選びの重要なポイントになる。
また、『PuttView』による今回の評価が示したのは、パター性能は単純なカップイン率だけでは判断できないということだ。入らなかったときに、次のパットをどれだけ簡単な距離に残せるか。その「ミスの質」まで考えることで、実際のスコアにつながる性能が見えてくる。
マレットパターを選ぶ際は、ブランドや見た目だけで決めるのではなく、距離別の性能や方向性、距離感、そして自分との相性まで確認したい。
今回のランキングを参考に、自分の弱点を補い、ラウンドでのミスを減らしてくれる一本を見つけてほしい。



