パー5でスーパードライブ!残りの距離なら2オンだって狙える。ここであ2023年「フェアウェイウッド」ランキングを発表!~世界最大級のギアテスト~なたが選ぶクラブは?殆どのゴルファーならフェアウェイウッドと答えるだろう。イーグルチャンスにつけられるモデルはどれなのか?今使っているもの?それとも…?
『2023年 フェアウェイウッド』総合ランキング スコア&順位
[table id=226 /]『2023年 フェアウェイウッド』の集計方法
この総合ランキングは、「正確性」、「飛距離」、そして「寛容性」の集大成だ。各項目を加算し、総合得点を出している。「フェアウェイウッド」は多目的であることが特徴だが、今回は「正確性」と「飛距離」を「寛容性」よりも優先させている。
正確性
「正確性」は総合スコアのかなりの割合を占めている。「正確性」の測定基準は以下の通りだ。
・ストロークス・ゲインド
「正確性」とは?
「正確性」は、各クラブのプレーヤーのショットが、そのプレーヤーのスキルレベルから予想されるものよりも上回っているか下回っているかを表す。プレーヤーのスキルで変わる変数を除外することで、「正確性」を見れば、クラブがプレーヤーの全体的なスコアをどのくらい向上させるのかが分かる。
寛容性
「寛容性」は安定性の尺度となる。そのため、我々の「寛容性」の測定基準は、最も安定した結果を残すクラブを見つけることを目的としている。注:「安定性」とは必ずしも安定して良いというわけではない。「寛容性」の測定基準は以下の通りだ。
・ボール初速の安定性
・スピンの安定性
・キャリーの安定性
・バラつきの範囲
どのように「寛容性」を測定するのか?
「寛容性」は、クラブフェースのセンターやセンターを外したショットがどのくらいクラブで修正されるのかを表す。「寛容性」の評価が高いと、クラブはスイングがブレた場合でも、一貫したパフォーマンスをキープするのに適していると言える。
飛距離
間違いなく、「飛距離」はほとんどのゴルファーにとってクラブ選びの決定打となっている。我々の「飛距離」の指標は下記の通りシンプルだ。
・キャリーの飛距離
・トータル飛距離
どのように「飛距離」を測定するのか?
トータル飛距離とキャリーの飛距離を考慮し、我々の「飛距離」スコアは、最終的にクラブで達成した合計ヤードを指標にしている。
ウィルソン「DYNAPOWER(ダイナパワー)」~『2023年 ベストフェアウェイウッド』~
特徴
ウィルソン「Dynapower」フェアウェイウッドが『2023年ベストフェアウェイウッド』となった。ウィルソン「Dynapower」は、最先端テクノロジーとコース上での卓越したパフォーマンスを融合した革新的なクラブだ。最高の精密性と革新性を備えて設計されたこのフェアウェイウッドは、唯一無二の飛びと正確性を実現し、あらゆるレベルのゴルファーにとってなくてはならないクラブとなっている。
また「Dynapower AI」による『リアウエイト』と『バリアブル・フェースシックネス』を搭載しており、フェース全体でのボール初速を最大化。これによりどんなスイングでも爆発的な「飛距離」と安定した結果をもたらす。さらに調整可能な「アジャスタブル機能」も備えており、打ち出しの微調整と軌道の最適化を実現。使いやすさとコントロール性が向上している。
高評価
ウィルソン「Dynapower」は、ゴルファーにとって最も優先すべき「正確性」に長けている。「正確性」2位、「飛距離」7位、またテスターからも「打感」、「打音」、「見た目」、「購入の可能性」で高い評価を受けている。このウィルソン「Dynapower」フェアウェイウッドをチェックする価値は十分にある。
低評価
ウィルソン「Dynapower」のパフォーマンスで最低スコアとなったのは「寛容性」だった。27モデルテストした中の17位と、平均をやや下回る結果となっている。
獲得した賞
『2023年 ベストフェアウェイウッド』
おすすめ層
ウィルソン「Dynapower」フェアウェイウッドはボール初速を改善させたい上級者に適している。また「寛容性」と高打ち出し角を求めるミッドハンディキャッパーでも使いこなせるはずだ。このクラブは、「寛容性」と高打ち出しを実現する12gの『リアウエイト』と高MOIが特徴。また、さらなるボール初速をもたらす「Dynapower AI」フェースとツアーにインスパイアされた進化した形状も採用されている。
総合2位 ‐ テーラーメイド「ステルス2 HD」フェアウェイウッド
特徴
テーラーメイド「ステルス2 HD」は総合2位にランクイン。テーラーメイド「ステルス2 HD」(ドローバイアスモデル)は、従来のフェアウェイウッド、特にこのモデルのシリーズとは画期的に異なる。この目を引くは、高MOI(慣性モーメント)デザインを採用しており、突出したパフォーマンスを実現しコースでのビジュアル的な魅力もある。
低重心と超高MOIにより、扱いやすさと「寛容性」は抜群。ヘッドは体積200ccの薄型設計でどんなスイングでも自信が持てる。また同社の『アドバンスド・インバーテッドコーン』テクノロジーを搭載し、フェース全体でのボール初速と扱いやすさを最適化。これによりオフセンターヒットでも、最大の「飛距離」と「正確性」を実現する。
高評価
全体的にテーラーメイド「ステルス2 HD」は、「正確性」3位、「寛容性」8位、そして「飛距離」13位と最も安定しているフェアウェイウッドの1つといえる。またテスターからも「見た目」、「打感」、「打音」で高い評価を受けている。
低評価
テーラーメイド「ステルス2 HD」は高性能で批判の余地はないが、ヘッドスピードが速いゴルファーにとってはベストな選択肢とは言えないだろう。なぜなら、フェアウェイウッドの設計上スピンがかかり過ぎる可能性があるからだ。
おすすめ層
ドローバイアスモデルのテーラーメイド「ステルス2 HD」は、フェアウェイウッドでボールを上げることに苦労していたり、スライスを抑制したいゴルファーのためにデザインされている。また、この「ステルス2 HD」、あるいは“ハイドロー”フェアウェイウッドは、「寛容性」も向上しており、ヘッドスピードが遅めのゴルファーや、安定したボールが打てないゴルファーをサポートするよう設計されている。
さらに、大型ヘッドと低重心により、オフセンターヒット時の「寛容性」が向上する他、初速アップに加えボールを上げることも簡単。「ステルス2 HD」は「初・中級者(スコア改善型)向け」に作られたが、その枠を超えて多くのゴルファーにアピールするフェアウェイウッドと言える。
総合3位 ‐ PING「G430LST」フェアウェイウッド
特徴
PING「G430LST」フェアウェイウッドが総合3位にランクイン。PING「G430LST」は、精密な工学技術と先進テクノロジーを融合させたゴルフのパフォーマンスを向上させる革新的なクラブだ。低スピン系のフェアウェイウッドでありながら、「飛距離」、「寛容性」、「正確性」において突出したバランスを実現している。
「2041βチタンフェース」、「811チタンボディ」と、まるでドライバーでも作ろうとしているような素材を採用、そして80gの「タングステンソールウエイト」など多くの特徴を備えており、ボール初速アップを実現するために意図的に低重心化を図っている。
高評価
PING「G430LST」は、「正確性」7位、「飛距離」6位、「寛容性」7位と全体的に最も安定したベストなフェアウェイウッドの一つと言える。また、テスターからは「打感」、「打音」、「購入の可能性」で高評価。やはり信頼の高いメーカーだけに、しっかりと安定した結果を残している。
低評価
PING「G430LST」に特段のマイナスポイントはない。しかし、低スピンモデルだけに、理論的には誰にでもマッチするわけではない。また市場のフェアウェイウッドの中では最も高額なクラブの一本でもある。さらに「打音」に対するテスターの評価はいまいちだった。もしこのモデルを検討しているならしっかりとフィッティングを受けた方が良いだろう。
おすすめ層
PING「G430LST」フェアウェイウッドは、高打ち出し、低スピン、飛距離を優先するヘッドスピードが速いゴルファーのためにデザインされている。最も適しているのは、ある程度のヘッドスピードを出せて、このクラブの低スピンテクノロジー(LST)によるメリットが得られる上級者だ。またこのフェアウェイウッドは、最適弾道とスピンを実現するために、80gの「タングステンソールプレート」が低く深い位置に配置されている。コンパクトな薄型デザインでロフトは15度。このロフト角は±1.5度の調整が可能でさらなるカスタマイズもできる。
総合4位 ‐ コブラ「LTDx」フェアウェイウッド
特徴
コブラ「LTDx」フェアウェイウッドは、総合4位にランクイン。コブラ「LTDx」は、ゴルフコースでのパフォーマンスを向上させるためにデザインされた革新的なクラブだ。最先端テクノロジーと革新的機能により、あなたを次なるレベルに引き上げてくれるだろう。
このモデルの特徴は、「安定性」と「寛容性」を向上させるためにクラブヘッド周辺にウエイトを配置した『パワーブリッジ・ウェイティング』だ。『PWRSHELL』フェースインサートにより破壊的なボール初速と最大飛距離を実現する一方で、調整可能な『アジャスタブルウエイト』によりショットの弾道を調整することも可能。また、「カーボンファイバークラウン」により軽量化に成功しており、打ち出し条件も最適化、個別のパフォーマンスオプションがあらゆるゴルファーに対してカスタムフィットを約束してくれる。
高評価
コブラ「LTDx」は2022年に総合トップとなったが、またも高性能ぶりを示した。「正確性」4位、「寛容性」12位、「飛距離」10位の3指標で平均以上のスコアを記録。また「見た目」、「打音」、「打感」でも高評価を受けている。
低評価
性能面において、コブラ「LTDx」に批判すべき点はほとんどない。「AEROJET」フェアウェイウッドシリーズが発売中なだけに、このモデルを手にすることが難しい可能性がある。
おすすめ層
コブラ「LTDx」フェアウェイウッドは、「飛距離」、低スピン、高弾道を優先するあらゆるレベルのゴルファーに向けデザインされている。最大キャリーと「寛容性」の両立を実現するようにヘッドの前後にバランスよくウエイトを配置している他、低スピンと高い「寛容性」をもたらす『PWR-COR』テクノロジー、ボール初速の向上させる『H.O.T』フェースデザイン、そして芝の抜けを向上する『プログレッシブ・バフラーレール』などを搭載しており、上達したいゴルファーに適したクラブとなっている。
総合5位 ‐ テーラーメイド「ステルス2」フェアウェイウッド
特徴
テーラーメイド「ステルス2」が、総合5位にランクイン。このモデルは、ツアープロ達からのフィードバックに基づき大幅な改良が施されており、市場でベストなフェアウェイウッドの1つとなっている。「ステルス2」シリーズは、この「ステルス2」の他、「ステルス2 Plus」、「ステルス2 HD」と合わせて3モデルがラインナップ。それぞれに『Vスチールソール』、『貫通型スピードポケット』、『アドバンスド・レーザーアライメント』、『3Dカーボンクラウン』、そしてツイストフェースには『インバーテッド・コーンテクノロジー』という最先端テクノロジーを搭載している。
これにより卓越した性能、「寛容性」、扱いやすさを実現。誰でも使えるデザイン性と『可変式ウエイト』により、あらゆるスキルのゴルファーにとって最適な使い易さをもたらしている。多様性を求める層も「寛容性」を追求する層も全て網羅。コースであなたのゴルフをレベルアップするためにデザインされているのだ。
高評価
テーラーメイド「ステルス2」は、「飛距離」1位の最も飛ぶフェアウェイウッドとなった。また、「打感」と「購入の可能性」でも最高評価を受けている。このモデルは、試すべきクラブリストのトップとすべきフェアウェイウッドであることは明白だろう。
低評価
「飛距離」ではトップだが、「寛容性」14位は平均をやや下回り、「正確性」18位とそれ以上に悪い結果となった。
獲得した賞
「飛距離」1位「打感」1位「購入の可能性」1位
おすすめ層
テーラーメイド「ステルス2」フェアウェイウッドは、「寛容性」と扱いやすさ、そしてボール初速の向上を実現する多彩性に富んだフェアウェイウッドを求めるゴルファーのためにデザインされており、プロからアマチュアまで異なるスキルやヘッドスピードのゴルファーにマッチするクラブとなっている。
2023年 ベスト「フェアウェイウッド」ランキング データ
[table id=227 /]総合6位 ‐ タイトリスト「TSR1」フェアウェイウッド
特徴
タイトリスト「TSR1」フェアウェイウッドは、総合6位になった。「正確性」で1位になったことが、総合6位に押し上げた要因となっている。タイトリスト「TSR1」フェアウェイウッドは「初速」と「寛容性」を最適化できるようにデザインされており、中ヘッドスピードのプレーヤーが、初速アップしコース上でのパフォーマンスを向上させることを念頭に誕生した。「超軽量設計」によりヘッドスピードをさらにアップさせ、高い打ち出し角と「飛距離」、そしてより安定した弾道を実現している。
また、新たな『オープンホーゼル構造』により低・深重心化されており、易しく扱いやすい。ロフト角のオプションも豊富で、個々の好みやプレースタイルによってカスタマイズすることも可能。タイトリストはクラブフィッティングの重要性を理解しており、この「TSR1」フェアウェイウッドでは『SureFitホーゼル』と『SureFitテクノロジー』により、プレーヤー個々のスイング特性に合わせてクラブの性能を最適化することも可能だ。
高評価
タイトリスト「TSR1」は「正確性」でベストなフェアウェイウッドだ。「寛容性」スコアは27モデル中の10位と平均よりも良い結果を残した。また主観的な指標では、「見た目」、「打音」、「打感」で高評価を得ている。
低評価
タイトリスト「TSR1」の欠点は「飛距離」。27モデル中の25位とほぼ最下位に近い結果となったが、それには特異な「TSR1」のデザインが影響している。このモデルの軽量設計と特性はヘッドスピードが速いゴルファーには理想とは言えない。
獲得した賞
「正確性」1位
おすすめ層
タイトリスト「TSR1」フェアウェイウッドは、中ヘッドスピードのゴルファーに向けてデザインされている。特にヘッドスピードが「40.2m/s以下」であれば、この「TSR1」軽量設計の恩恵を受けることができる。また、高い打ち出しとスピン量を求めているゴルファーにはこの「TSR1」のテクノロジーがぴったりだ。「TSR1」は、「TSR2」に比べ投影面積が大きく低重心になっていることで、初速アップと同時に簡単にボールを打ち出すこともできる。シャフトは、全体のパフォーマンスとフィーリングを高める三菱「MMT SPEEDMESH(MMTスピードメッシュ)」を、純正グリップは、「Tour Velvet Lite 360(ツアーベルベットライト360)」が装着されている。
総合7位 ‐ キャロウェイ「パラダイム」フェアウェイウッド
特徴
キャロウェイ「パラダイム」フェアウェイウッドは、総合7位となった。「パラダイム」フェアウェイウッドは、「飛距離」と「正確性」という点で革新的クラブと言える。進歩的なヘッド形状と妥協のないデザインにより、幅広いタイプのゴルファーに対応している。コウモリの羽に似た形状の『バットウイング』テクノロジーにより、最大7ヤードの飛距離アップも実現。また、打ち出しが高い中弾道で「正確性」と「操作性」も約束する。さらに調整機能によって、「飛距離」と「寛容性」、「飛距離」と「操作性」などのプレーヤーの好みに応じて様々な選択肢を用意。打ち出しやスピンの性能、ドローやフェードのバイアス、フェース、投影、そしてロフト角が様々あることで、最適パフォーマンスを発揮できるようにカスタマイズすることも可能だ。
高評価
キャロウェイ「パラダイム」は、「飛距離」部門において2位、「正確性」では27モデル中の13位と平均以上のスコアをマーク。また主観的要素である「打音」、「打感」、「見た目」でも高順位につけた。
低評価
総合順位の足かせとなったのは、27位という最下位という結果に終わった「寛容性」だ。これは、安定した結果を出すという点で「一貫性」がないことを示唆している。
おすすめ層
キャロウェイ「パラダイム」フェアウェイウッドは、高弾道と低スピンを実現したいゴルファーに向けてデザインされている。対象は、「寛容性」、「飛距離」そしてフェアウェイでの「正確性」を求めるプレーヤー。キャロウェイの「パラダイム」シリーズに属し『軽量カーボンシャーシ』を採用しており、パフォーマンスを向上させる『JAILBREAK』や新しいフェースデザインも搭載されている。レベルやヘッドスピードを問わず、ゴルフの上達とフェアウェイから安定して力強いショットを実現させたい様々なゴルファーに適していると言える。
総合8位 ‐ キャロウェイ「パラダイムX」フェアウェイウッド
特徴
キャロウェイ「パラダイムX」フェアウェイウッドは、総合8位となった。ドローバイアスを優先した設計の「パラダイムX」は、ライ角がややアップライトで、アドレスでフェースがスクエアになっていることが特徴となっており、「パラダイム」ファアウェイウッドシリーズ3モデル(「パラダイム」「パラダイムX」「パラダイム◆◆◆」)の中では一番、「寛容性」が高い形状となっている。
また先進テクノロジーを搭載し、扱いやすさを損なうことなく「飛距離」と「安定感」を実現。“バットウイング形状”の『JAILBREAK』により、ボディの剛性が高まる一方でフェースのたわみが向上するため、最大7ヤードの飛距離アップが可能だ。さらに『タングステン・スピードカートリッジ』が打ち出しとスピンを最適化し最大飛距離をもたらす。そしてカスタマイズ可能なオプションを備えており、ツアープロやレベルアップを目指すハイハンディキャッパーの両方に適している。
高評価
「正確性」と「飛距離」の融合は最強だ。キャロウェイ「パラダイムX」は、この2つのパフォーマンス指標で平均を上回る結果を残した。また、「打音」、「打感」、「見た目」、「購入の可能性」という主観的指標でも、今年の「ベストフェアウェイウッド」の1本となり、高評価を得ている。
低評価
キャロウェイ「パラダイムX」の「寛容性」は19位と平均以下の結果となった。これについては、同社の広告戦略を考えると少々驚いたが、唯一平均以下となった「寛容性」が弱点と言える
おすすめ層
キャロウェイ「パラダイムX」フェアウェイウッドは究極の「寛容性」と若干のドローバイアス、そして「パラダイム」シリーズ最大の打ち出しを求めるゴルファーのためにデザインされている。つまり対象は、フェアウェイウッドに「寛容性」とドローバイアスを最優先にしているあらゆるレベルのゴルファーということ。この「パラダイムX」フェアウェイウッドは、最新テクノロジーとパフォーマンスを備えることで、フェアウェイ上のゴルフを向上したいゴルファーをサポートする。
総合9位 ‐ スリクソン「ZX Mk II」フェアウェイウッド
特徴
スリクソン「ZX Mk II」フェアウェイウッドは、総合9位となった。スリクソン「ZX Mk II」は、パワーと飛びを念頭にデザインされており、最先端テクノロジーを搭載し、ボール初速の最大化と卓越したパフォーマンスを毎ショット実現する。そのパフォーマンスのカギとなるのが、クラブフェースからボールへのエネルギー伝達を向上させる『デュアルフレックスゾーン』を特徴とする『REBOUND FRAME Mk II (リバウンドフレームMk II)』で、これにより「飛距離」がアップし打ち出しが改善。
また、ステップのついたクラウンにより高弾道を約束する一方で、カーボンクラウンを採用し「寛容性」と最適CORを実現する。さらに『CANNON SOLE(キャノンソール)』が特に低部に当たったときのフェースのたわみとボール初速を向上。スリクソン「ZX Mk II」フェアウェイウッドは、ロフト角、右打ち用/左打ち用、ライ角、ヘッド体積、クラブ長、バランスなど様々なスペックがあり、ゴルファーの好みに合わせてクラブをカスタマイズすることが可能だ。
高評価
スリクソン「ZX Mk II」の強みは3位となった「飛距離」だ。これは、多くのゴルファーへのアピールとなる。またテスターから、「見た目」、「打感」、「打音」、「購入の可能性」という主観的要素の全てにおいて高い評価を受けている。
低評価
スリクソン「ZX Mk II」は、「正確性」19位、「寛容性」20位の平均以下という結果になった。前作同様、このモデルも調整機能がついていない。スリクソン曰く、フェアウェイウッドの場合、フィッティングして使い始めるとあまり調整機能を使うことはない。そのため、余剰重量をできるだけ有効利用しようという考えからつけていないのだという。もしこのクラブを検討するなら専門家のフィッティングを受けることを強くおすすめする。
おすすめ層
スリクソン「ZX Mk II」フェアウェイウッドは、様々なライから優れたパフォーマンスを発揮する多彩性に富んだフェアウェイウッドを求めるゴルファーに向けてデザインされている。またレベル、ヘッドスピードが異なるゴルファーに対応。低スピン、高打ち出しを実現し、距離がある場面でもグリーンを狙うことが可能だ。
総合10位 ‐ PING「G430 MAX」フェアウェイウッド
特徴
PING「G430 MAX」フェアウェイウッドは、総合10位となった。PING「G430 MAX」は、ゴルフを次なるレベルへと引き上げるためにデザインされており、精密な工学技術と先進テクノロジーが融合した画期的なクラブといえる。また、「2041βチタンフェース」、「811チタンボディ」、80gの「タングステンソールプレート」など革新的な複合構造を採用し、低・深重心化を実現。「G430 MAX」は「寛容性」が高く、直進性の高いブレない弾道と飛距離アップを提供する。
高評価
PING「G430 MAX」は、「正確性」と「寛容性」をゴルファーにもたらす。それぞれ27モデル中の9位、6位と上位クラスにランクインしており、多くのゴルファーが使いこなせるクラブと言えるだろう。また、「見た目」、「打感」、「打音」、「購入の可能性」という主観的要素の全てにおいて高評価を受けている。
低評価
PING「G430 MAX」に弱点があるとすれば、15位と平均よりもやや下回る結果となった「飛距離」だろう。だが、今回「G430」でPINGは飛距離に関するいくつもの欠点の解決に取り組んでいる。同社曰く、“G430の飛距離に関する進化は過去のPINGモデルでは見たことがない”と言うほどだそうだ。確かに、PINGが宣伝文句として積極的に「ボール初速」をアピールしているのは、とても興味深く、想定外でもあった。PINGを長く愛用しているゴルファーなら、今回のシリーズが前作とは異なっていることを嬉しく思うはずだ。
おすすめ層
PING「G430 MAX」フェアウェイウッドは全ゴルファーが対象となっており、ロフト角の選択肢も幅広い。これは幅広い層のゴルファーが使えるオールラウンドなフェアウェイウッドにするためだ。また打ち出しを簡単にし、スピンを軽減するために低重心化されており、キャリーがさらに伸びる。PINGならではの「寛容性」をキープしつつ、素晴らしいボール初速を生み出すというわけだ。また『カーボンフライ・ラップ・テクノロジー』により、インパクト時の「打音」と「打感」が向上している他、低重心によるボール初速アップも実現している。
『2023年 ベストフェアウェイウッド』の購入で検討すべきこと
パフォーマンスは、新しいユーティリティを買う時に一番に優先されることだろうが、購入を決める前に考慮すべき点が他にもいくつかある。
シャフト選択
どんなクラブを購入する時でもシャフト選択は重要だ。フェアウェイウッドではカーボンシャフトが圧倒的な使用率を誇るが、カーボンシャフトならどれでも同じというわけではない。スチールシャフト同様、モデルによってパフォーマンスの属性は変わる。高さが出てスピンがかかるものもあれば、低弾道と低スピンを実現するものもあるというわけだ。また、自分のフェアウェイウッドに適したシャフトを選択することも大切。フェアウェイウッドを検討する際は、専門家のフィッティングを受けて自分のニーズを見極めると良いだろう。
「正確性」、「飛距離」、それとも「寛容性」?
フェアウェイウッドは飛距離重視を念頭に置いている。ゴルフをするなら誰だって飛ばしたいはず。だからこそ、クラブ購入時は飛距離が大きなウェイトを占めている。フェアウェイウッドには、長い距離を寄せることとティーショットという主に2つの目的がある。個々のニーズに最適な「飛距離」と「正確性」を実現するフェアウェイウッドを選ぶことが最善策なのだ。当然のことながら「飛距離」に興味がないゴルファーなどいない。クラブを購入する際の決め手として、「飛距離」は重要な要素となる。ユーティリティは、特に距離が必要な第2打などで安定性を欠くゴルファーを助けるために生まれた。「正確性」、「飛距離」、「寛容性」など自分のニーズに合うユーティリティを見つけることが最終的なゴールとはなるが、最優先にすべきは「正確性」だろう。
コスト
今年のテストに参加したフェアウェイウッドの平均価格は325.17ドルで、その価格帯は上昇し続けている。例えば、テーラーメイド「ステルス2 Plus」とPING「G430LST」フェアウェイウッドは、それぞれ449.99ドルと549.99ドル。これはドライバーに近い価格だ。
テスト方法
2023年のベスト「フェアウェイウッド」を決める上で、我々は20名のテスターを起用し、合計8,100ショットを測定。テスターたちには、各モデルを15回ずつショットしてもらった。
またテストに使用するゴルフボールは、タイトリスト「ProV1」に統一し、弾道測定器はフォーサイトの「GCクワッド」を使用することで、データのブレを抑えている。
<2023年「フェアウェイウッド」ランキング 11位~27位の発表はこちら!>
『2023年 ベストフェアウェイウッド』 – FAQ
新しいフェアウェイウッドを購入するにあたって
Q:「フェアウェイウッド」を買い替える頻度はどのくらいか?
A:技術革新が毎年のように続くことは稀だが、通常メーカーがクラブの性能を大幅に向上させるには3〜5年かかる。我々がおすすめする買い替え時期は、今使っているフェアウェイウッドよりも明らかにパフォーマンスが優れたフェアウェイウッドが見つかったとき。もちろん、単に新作が出たから欲しいというなら、それも問題はないだろう。
Q:どのように自分のプレースタイルに適している「フェアウェイウッド」を見つければ良いか?
A:専門フィッターによる適正なクラブフィッティングが、あなた独自のプレースタイルに合うフェアウェイウッドを決める上で役立つ。しかし、そのためにはフェアウェイウッドで「どのようなショットを打つ必要があるのか」という自分のニーズを把握する必要がある。フェアウェイウッドを主に「ティーショット」で使うのか、それとも「芝」から打つのか?ティーショットで多用するなら、「ディープフェース」のモデルを使った方が厚みのあるショットが可能になるだろう。逆に「シャローフェース」で面長のフェアウェイウッドなら、芝の抜けがよくなり、フェアウェイやラフからソリッドに当てることができるはずだ。フェアウェイウッドに対するニーズをフィッターに理解してもらうためにも、フィッティングを受ける前に自分のプレースタイルをしっかり把握しておこう。
Q:シャフトは重要か?
A:もちろん重要だ。適切なシャフトを装着することで、バラつきが小さくなり「正確性」と「安定性」が向上する。また別のシャフトを使うことで、打ち出しとスピン量が改善するので望んだ弾道にすることも可能になるのだ。
Q:フェアウェイウッドを試打する時は、何に注目すべきだろうか?
A:ゴルファーは飛距離以外のほとんどに目を向けない傾向があると思うが、「(計測器の)細かい数字」や、「丸で囲まれた数字」にも注目すべきだろう。「飛距離」と「ボール初速」などの数値を比べる際も、必ず「標準偏差(計測器の画面上では、これらの数値は大きな数字の下に表示される)」をチェックすること。数字が小さいほど「安定性」に優れているが、これはコース上だと1~2ヤード飛距離が伸びることでもある。同様に(丸で囲まれた)バラつきも確認して欲しい。フェアウェイウッドでは、「安定性」を過小評価してはいけない。
『2023 ベストフェアウェイウッド』を決めるにあたり
Q:どのように『2023 ベストフェアウェイウッド』を決めたのか?
A:2023年の「ベストフェアウェイウッド」を決定するにあたっては、フォーサイト「GCクワッド」弾道計測機を使ってパフォーマンスデータを収集している。そして、総合ランキングを決めるために平均値だけを重視しているわけではなく、代わりに独自の手法を用いて、「正確性」、「寛容性」、「飛距離」という3つの主要指標を元に決定している。
Q:「最も飛ぶ」フェアウェイウッドように決めるのか?
A:「最も飛ぶ」フェアウェイウッドは、「キャリー」と「トータル飛距離」という2つの指標を考慮して決めている。
Q:「最もやさしい」フェアウェイウッドはどのように決めるのか?
A:「最もやさしい」フェアウェイウッドは、以下の指標に注目して決定している。
・初速の安定性
・スピン量の安定性
・キャリーの安定性
・ボールのバラつき度合い
Q:どのようにテストモデルとなっている「フェアウェイウッド」を各テスターにフィットさせるのか?
A:テストでは「フィット・フロム・ストック」というフィッティングプロセスを活用している。各テスターは、カスタムではなくメーカー在庫(ストック)にあるフェアウェイウッドを使用。今回テストしたフェアウェイウッドは、ロフト角が14.5度から16度までだが、13度のタイトリスト「TSR2+」も含まれている。このうち何モデルかは「アジャスタブル機能(ロフトと重心)」を採用しており、テストでも最適な弾道を実現するために全ての調整機能を活用。また、今回は各テスターに合わせてシャフトの硬さも調整した。弾道を改善できるように異なる標準シャフトが装着された複数のセットを送ってくれたメーカーがいたことも付け加えておく。
Q:見た目、打音、打感などの主観的なフィードバックが議論になるが、それらはどれくらい順位に影響するのか?
A:全く反映されない。この順位は弾道測定器のデータと測定できるパフォーマンスの数値のみで決定される。