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FIRST LOOK: オデッセイ EXO パター

BY DAVE WOLFE

January 23, 2018

今年オデッセイは、彼らの膨大な種類のパターでゴルフショップのパターコーナーを占領する準備を整えているようだ。

先週、オデッセイとトゥーロンデザインは膨大な数のパターをリリースした。その数は、へッド、カラー、ネックオプションを含めると37モデルほどあったと思う。正確な数は多少前後するかもしれないが、業界の標準からするとかなりの数のリリースだ。今年オデッセイは、彼らの膨大な種類のパターでゴルフショップのパターコーナーを占領する準備を整えているようだ。 しかし、オデッセイのパターの展開はこれで終わりではない。 今日は、近々発売予定の新モデルのパターについて話そう。オデッセイはネックのオプションを2つ増やし、マレットパターの数をさらに拡大する予定だ。EXOは単にモデル数を40以上に増やすために造られたのではなく、オデッセイのパター造りの限界を超えるための挑戦なのである。  

オデッセイEXO

先週リリースされたパターの1つに、EXO 2-Ballがある。これは、オデッセイの最強トリオ、ウィリアムズ、ローリンソン、トゥーロンによるデザインで、究極の2-Ballを造るために素材コストやミーリング(削り出し)にかかる時間など、製造に関する制約をすべて度外視して造られ、その結果すばらしいパターが出来あがった。今回の2-Ballの仕上げはローズゴールドだ。 新しいオデッセイEXOラインの方向性は、これまでとは少し違っている。もちろんEXO2-Ballという名前や複合素材の性質は共通しているが、新EXOパターはルックスを売りにしているわけではない。確かに見た目もすばらしいが、プレーすることを目的にデザインされている。  

複合素材がもたらす慣性モーメント(MOI

最近のパターは、MOI(慣性モーメント)が重要視されている。MOIを上げることで、パターストロークの安定性が向上する。従来のパターでは安定性があるほど精度の高いパターだと考えられていた。たとえ精度がそれほど正確でなかったとしても、安定性は欠かすことができない。 新EXOラインには、3つのマレットモデル(Rossie、Indianapolis、定番の7番)がある。これらのモデルのすべてが、以前より高いMOI値を特長としている。EXOの7番についてはMOI値を50%向上することに成功した。7番のヘッド形状ですでにMOI値が上がっていることを考えれば、これはとてつもない数字だ。 どのようにして、これを可能にしたのだろう。 EXOラインでは、パターの中心部分に軽量のアルミニウムを使い、外側部分にはより重いスチールが使われている。物理学者によれば、重量を外側に移動させるとMOIが上がり、ボール回転の安定性が向上するという。ヘッドに2種類の金属を使うことで、重量配分を変えることに成功した。さらにEXOパターは、他のモデルよりも浅い重心位置を特徴としており、寛容性も加わった。 安定性と寛容さ以外に、あなたがパターに求めるものは何だろう。  

ホワイト・ホット・マイクロヒンジ・インサート

オデッセイパターの競合は、オデッセイパターであることは興味深い。その理由は、「ホワイト・ホット・インサート」の詳細を知れば納得すると思う。多くのゴルファーに大変人気があるのは、事実のようだ。先週のオデッセイの記事に対するコメントには、センターシャフトに関する質問や、O-Worksの「マイクロヒンジ・インサート」の代わりに「ホワイト・ホット・インサート」が欲しいといったコメントがあった。だがもし、「マイクロヒンジ・インサート」と「ホワイト・ホット・インサート」の両方が手に入るとしたらどうだろう。 オデッセイの技術者たちは、O-Worksに採用したボールの転がりを増すマイクロヒンジ・テクノロジーと、打感と打音に優れたホワイト・ホット・インサートを融合させ、「新ホワイト・ホット・マイクロヒンジ・インサート」を開発した。懐疑的な人もいるだろうが、従来のインサートを単に白塗りしただけではなく、確実に技術が向上している。 従来のホワイト・ホット・インサートの打感を再現するために、ポリマーのブレンドを調整して硬さを増した。この硬いエラストマーと標準のマイクロヒンジフェースを合わせることでインサートのスチールフェースを変化させ、全く異なるボールのロール特性を生みだす。 ホワイト・ホット・マイクロヒンジ・インサートのヒンジは、O-Worksよりも大きいことがお分かりいただけるだろう。実際には従来の3倍ほどの大きさだ。ヒンジの大きさの変更は、直接ボールの転がりに影響するだけでなく、インパクト時の打音に変化を与える。金属が多いほどインパクト時の打音は大きくなる。これらすべての変化をもたらすには、多くの微調整が必要だった。 オデッセイは多くの微調整を重ね、人気のあったホワイト・ホットインサートの持つ打音と打感に加え、ボールの転がりを向上するマイクロヒンジテクノロジーの両方の特長を兼ね備えた新しいインサートを開発した。 インサートの白色は、アドレス時にホワイトフェースが見えることを好むゴルファーには嬉しいポイントでもある。ゴルファーの個人的な好みはさまざまだ。 ホワイト・ホットのファンが、今回の新ホワイト・ホット・マイクロヒンジ・インサートにどのような反応を示すか楽しみだ。オデッセイのデザインチームは、新テクノロジーの開発に多くの時間を費やし、思考を重ねてきた。おそらく将来、他のブランドが真似したいと思うような一流のインサートになるだろう。  

追加されるEXOモデル

今年EXOモデルが3種類発売されることで、オデッセイのパターは37モデルから40モデルになる。1つのブランドから40モデルものパターが発売されるのは前例のないことであり、しかもこれからまだ増える可能性もある。実際にはEXOの3モデルに、それぞれスラントネックのオプションが可能なので、最終的に43モデルになるだろう。 前回の記事で述べたように、今年オデッセイがリリースしたパターは全てマレットタイプだ。特に、従来のブレードパターを好むゴルファーに適したマレットである。これは、先日カリフォルニア州カールスバットのキャロウェイ本社を訪問した際の感想だ。スラントネックのIndianapolisはすばらしいフィーリングだった。2018年にはスラントネックのマレットが大ヒットするかもしれない。 オデッセイのデザインチームは、実際にEXOラインのパターを試し、そのデザインに大きな自信を持っているようだ。オースティ・ローリンソンが、EXO7番で数ヤードのパットを沈めたのを目撃した。オデッセイ自身も、EXOラインは多くのゴルファーを魅了すると確信している。 もしEXOモデルを試打する機会があれば、ぜひ感想やコメントを聞かせてほしい。

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著者情報

DAVE WOLFE

スタッフライター
MyGolfSpyのパター評価を担当するライター。
これまでに1,500本以上のパターを試打・検証してきた経験を持ち、パター選びに悩むゴルファーから信頼を集めている。
MyGolfSpyではさまざまなモデルを同条件で比較し、メーカーの宣伝文句ではなく実際の性能を重視して評価。転がりや打感、ヘッド形状による違い、ストロークとの相性などを分かりやすく解説している。
デイブが目指しているのは、「人気モデルを紹介すること」ではなく、「そのゴルファーに合うパターを見つけること」。
ゴルファーが自信を持ってパターを選び、より多くのパットを沈められるようサポートすることを大切にしている。

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