テスト概要
・テストは、グリップ、シャフト、長さ、ライ角、重量を揃えた以下の3本のウェッジを対象に行われた。 A:58°プロトタイプGlide 2.0ウェッジ(実効バウンス角6°) B:58°プロトタイプGlide 2.0ウェッジ(実効バウンス角10°) C:58°プロトタイプGlide 2.0ウェッジ(実効バウンス角14°) ・ハンデが0-20までの様々なレベルのテスター18名が参加した。 ・各テスターは、25ヤード先の平坦な地面に置かれたターゲットを狙って、各クラブ8回ずつ打った(計24打)。 ・テストは、テスターの好みのライ角で、キャロウェイのボールを使って、天然芝で行われた。 ・テスターは、クラブごとの違いや性質は知らされていない。テスト過程
・それぞれのプレーヤーは1本のクラブにつき4回打ち、それを繰り返した。 ・テストの開始前と4回打った後、各クラブを濡れたタオルで拭き取り、きれいな状態にした。テスターはショットの合間、手や靴でフェイスを拭く事は許可されたが、タオルを使って拭く事は禁止された。 ・各プレーヤーに、ショットの質(結果ではない)や打感を、1-4でランク付けしてもらった。1が「最低」で4が「最高」だ。 ・各クラブのスコアを計算し、テストの最後に、どのウェッジが一番良かったか、それはなぜか、を各プレーヤーからフィードバックをもらった。 ・各ショットのデータは、TrackMan 4を使い計測した。
わかたことは?
・テスター達に、各ショットの感触をランク付けしてもらうことにより、単に計測器によるデータを評価するだけでなく、テスター自身がそのショットに何を感じるかについて興味深い洞察があった。 ・ショットの質におけるフィードバックの結果は、標準と幅広ソールを選んだテスターがそれぞれ5人、幅薄ソールを8人が選んだ。 ・好みのウェッジを選んだ理由は様々だった。ショットの質を基準に選んだゴルファーもいれば、ボールの飛びを見て選んだ人、ルックスを決めた要因にしたゴルファーもいた。おもしろいことに、重量は同じだったにもかかわらず、多くのゴルファーが、クラブが他より重いことを選択の理由として挙げていたのだ。
・ショットの質に対して付けたスコアは、標準的な性能の特徴を見るより、どのクラブをプレーヤーが選ぶかについて、より良い指針になる。
・18名のゴルファーの内12名が、ショットの質において高得点だったクラブを好きなクラブとして選んだ。次に多かったのが、ボールスピードの安定性だった。
・一般的な概念に反して、ハンディキャップまたはクラブの入射角と、選択したソールとの間に、距離にはほとんどまたはまったく相関がなかった。クラブを鋭角に入れるプレーヤーは、標準もしくは厚いソールを選びがちだが、相関性はあまりなかった。
スピン量:きれいなクラブ VS 汚いクラブ
データ自体は取れたので、次は汚れたクラブで打った4番目と8番目のショットと、きれいなクラブで打った1番目と5番目のショットを比べて平均スピン率を見てみた。スピン量の違いは3本共明らかで、クラブの汚れがきれいに拭き取られた方が、15%~20%スピン量が高い結果となった。




