今やゴルフ業界ではおなじみの“スピンオフ企画”とも言える展開。キャロウェイは、「APEX Ai200」と「APEX Ai300」アイアンの限定モデル「ブラックシャドウ」を発売した。
“オールブラック”の精悍なルックスほど、手に入れたくなるものはない。
“シャドウ”仕上げという誘惑

バットマンの衣装と同様、ゴルフクラブの世界にも「困った時のブラック」というお決まりの流れがあるのかもしれない。
今回の「ブラックシャドウ」限定モデルには、キャロウェイいわく“洗練された”クロームメッキのブラック仕上げ。“上品さと力強さを兼ね備えたデザイン”が採用されている。ひと言で言えば、とびきりスタイリッシュ。そして、さりげなく注目を集めたい…そんなルックスだ。
これまでにも各社からブラック(ミズノならブルー)仕上げのモデルが登場してきたが、見た目がカッコよければ多少高くても構わないと考えるゴルファーは意外と多い。
今回の「ブラックシャドウ」について、キャロウェイは耐久性に関する具体的な情報は公表していないものの、「クロームメッキ仕上げ」とある以上、従来のPVD仕上げのように、すぐ剥がれてしまうようなことはないと強く期待する。

中身はもちろん、「APEX Ai」テクノロジー満載
外観のインパクトだけでは終わらない。「ブラックシャドウ」モデルには、APEX Aiシリーズをキャロウェイ屈指の完成度へと押し上げた先進テクノロジーが、そのまま受け継がれている。
・両モデルとも、中空構造に「フォージド455フェースカップ」を組み合わせた設計。
「APEX Ai 200」は、“キャロウェイ史上もっとも完成度の高い”「競技志向者(上級者向け)飛び系」という位置づけで、操作性と寛容性のバランスを追求。
「APEX Ai 300」は、やや大きめのヘッドで、よりやさしさを重視した飛び系モデル。それでいて、鍛造の打感はしっかりとキープしている。
どちらのモデルにも、実際のゴルファーのデータとAIを活用して開発された『Aiスマートフェース』テクノロジーが搭載されており、安定したボール初速とスピン、そしてブレの少ない弾道を生み出す。

完成された“フル・ブラック仕様”
この“ステルス感”あふれるルックスを仕上げるべく、シャフトには「True Temper DG Mid 100 ガンメタル」(R/Sフレックス:100g)、グリップには「Golf Pride Z-Grip」が標準装着されている。
こうしたブラック仕上げのパーツを組み合わせて、グリップからヘッドまで一体感のあるデザインにするのは、近年の限定モデルではすっかりおなじみの手法となっている。「APEX Ai 200 ブラックシャドウ」は、4番〜PW(カスタム専用)、または5番〜AWで展開。一方の「APEX Ai 300 ブラックシャドウ」は、5番〜AWのセット構成で、いずれも右利き用のみの展開。

プレミアムな見た目には、プレミアムな価格を
「ブラックシャドウ」モデルは、1本あたり229ドル、7本セットで1,599ドルと、標準仕様の「APEX Ai」シリーズよりもやや高めの価格設定。
それなりに値は張るが、これまでのブラック仕上げモデルと同様の価格帯と言っていい。
「ブラック仕上げにそこまでの価値があるのか?」その答えは、あなたの懐具合次第だ。
とはいえ過去の例から見ても、限定ブラックモデルは発売直後に売り切れること必至で、つまり“見た目のアップグレードにお金を払う価値がある”と考えるゴルファーは少なくないということを証明している。ブラック仕上げのアイアンに魅力を感じる本気のプレーヤーにも、愛用の“忍者ウェア”(もしくはバットマン)とクラブのコーディネートまでこだわるゴルフギークにも、「APEX Ai 200」と「APEX Ai 300 ブラックシャドウ」はぴったりの1本になるはずだ。
※日本モデル
【APEX Ai200 BLACKアイアン】
シャフト:「MODUS 3 TOUR 105」グリップ:「Callaway GOLF PRIDE Tour Velvet M60Rブラック/ホワイト50G」 5番〜PW ¥ 224,400 から (税込)
【APEX Ai300 BLACKアイアン】
シャフト:「N.S.950 NEO IR用」 グリップ:「Callaway GOLF PRIDE Tour Velvet M60Rブラック/ホワイト50G」 5番〜PW ¥ 224,400 から (税込)
発売情報
キャロウェイ「APEX Ai 200」「APEX Ai 300 ブラックシャドウ」アイアンは現在発売中。
詳細は、キャロウェイホームページにて。
Leave a Comment