キャロウェイの勢いが止まらない。
わずか数週間のあいだに、新作ミニドライバー、「トリプルダイヤモンド」2モデル、「APEX ブラックシャドウ」アイアン、限定ゴルフボール、そしてさらに数量を絞ったスペシャルバージョンまで。キャロウェイは次々と新作を投入している。

そして今回、USGAの適合リストに新たに登録されたのが、「ELYTE LP」ドライバーだ。詳細なスペックは不明だが、外観は既存の「ELYTE」とほぼ同じ。あくまで仮定だが、“LP”はラインナップの中でもやさしさを重視した設計を意味しているのかもしれない。
注目すべきは、登録されているのが10.5度のロフト1種類のみであること。これは、より低スピン・操作性重視の「トリプルダイヤモンド」とは正反対の方向性。つまり、「寛容性」や「安定性」を重視したモデルである可能性を示している。
ちなみにこの「ELYTE LP」が正式に発売されれば、ミニドライバーを除いて「ELYTE」シリーズの7番目のモデルということになる。
ここまで来ると、さすがにモデル数が多すぎる気もするが、それだけ開発の方向性が多様化しているということだろう。
今、ゴルフ業界全体が直面しているのは、年々の飛躍的な進化が難しくなってきているという現実。その中で、メーカー各社は「万人向けの性能アップ」から「フィッティングによる最適化」へと舵を切っている。
「ELYTE LP」がどんなモデルなのか、そして今後どう展開していくのか。
続報に期待したい。
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