mygolfspy

2割増しの代金に価値はあるか? ~テーラーメイド、MySpiderパター カスタムプログラムを開始~

BY CHRIS NICKEL

May 30, 2018

プロゴルファーの特権はクラブの値段を気にする必要がないことだが、一般消費者はそうはいかない。はたしてカスタマイズMySpiderはその価値があるだろうか。

テーラーメイドのブランド・アイデンティティーは、PGAツアーでのドライバーの成功の上に成り立っている。ところが、テーラーメイドが最初に試みたカスタマイズクラブはパターであった。非常に興味深い話である。 少し説明しよう。 テーラーメイドが最近発表した「MySpider カスタマイズプログラム」では、3種類のホーゼルタイプ(ショートスラント・ダブルベンド・Lネック)、同じく3種類のサイトラインオプション(シングル・シングルドット・Tライン)、そして8種類のオリジナルカラーから、(いくつかの制限はあるが)好みの組み合わせが自由に選べるようになっている。   カスタマイズのテンプレートは、とてもクールで魅力的だ。消費者は選択していくプロセスだけでなく、最終的な仕上がりまでオーナーシップを感じることができる。とはいえ、カスタマイズプログラムは、目新しいものではない。しかもテーラーメイドの場合は、プレミアム価格を支払わねばならない。 MySpider Tourは360ドルで、スタンダードなSpider Tour(299ドル)よりも20%も上乗せされている。このプログラムで、25万通りのカスタマイズがシミュレーションできるとのことだが、おそらく少し誇張しているように思える。 カスタマイズといっても、無限に種類があるわけではない。例えばMySpiderでは、ヘッド重量は355グラムの1種類、グリップもカラーオプションはいくつか揃っているものの1種類(SuperStroke GTR 1.0)だけである。ソールプレートとウェイトはブラック、フェースインサートはレッドとブラックに限定されている。 ボディ、ウィング、サイトライン、ロゴのカラーオプションは8色で、まあまあの選択肢だが、高い追加料金を払ってでも購入したい消費者がイエローやオレンジやネイビーなどの色を希望する場合、がっかりするかもしれない。 ジェイソン・デイと彼の好みのレッドカラーのおかげで、間違いなくSpiderはテーラーメイドの中で最も目立つモデルとなった。プロゴルファーの特権はクラブの値段を気にする必要がないことだが、一般消費者はそうはいかない。はたしてカスタマイズMySpiderはその価値があるだろうか。 ぜひ意見を聞かせて欲しい。

人気記事

新着記事

著者情報

CHRIS NICKEL

事業開発責任者
MyGolfSpyの事業開発を統括するディレクター。
根っからのギア好きであり、ゴルフ好き。新しいクラブやゴルフ用品の情報を追いかけることを楽しみながら、業界との関係構築やパートナーシップの推進を担当している。
仕事以外では地元高校のゴルフチームでコーチを務め、自身も練習場やコースに足を運ぶ熱心なゴルファー。コロラド州フォートコリンズを拠点に、妻と7人の娘たちに囲まれたにぎやかな毎日を送っている。
自宅の玄関先に届くゴルフ用品の長い箱は、近所ではもはや風景の一部になっているとか。
「真実は、いつだって少し違って聞こえるものだ。」

最新の投稿
2026/05/22
タイトリスト「GTS」フェアウェイウッド解説|GTS2・GTS3の違いとは?
2026/02/18
ミズノ「JPX ONE」フェアウェイウッド&ユーティリティ解説|実戦で“結果が揃う”安定設計
2026/01/21
キャロウェイ「Quantum」フェアウェイウッド&ユーティリティ解説|芯に当てやすさを支える設計

SHARE

POST

mygolfspy