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2021年ドライバーランキング(低ヘッドスピード:41m/s以下向け)~世界最大級のドライバーテスト~

BY MYGOLFSPY

May 05, 2021

真のクラブ性能を見抜いた、真のランキング。38モデル中のNO.1ドライバーはコレだ!

「低ヘッドスピード部門」ベストドライバー(総合1位)
第2位
お買い得
「低ヘッドスピード部門」ベストドライバー
キャロウェイ 「EPIC SPEED」
  • 2021年「Most Wanted 」ドライバーにおける「低ヘッドスピード部門」のベストドライバー
  • 「トータル飛距離」ランキング1位
  • フェアウェイキープ率70%以上
  • ボール初速では上位圏外
1位
1位
6位
第2位
PXG「0211」
  • 「寛容性」ランキング1位
  • フェアウェイキープ率75%以上
  • 安定した低〜中スピン量
  • ボール初速で下位
2位
12位
1位
タイトリスト「TSi2」
  • 「寛容性」ランキング2位
  • フェアウェイキープ率70%以上
  • ボール初速で下位
3位
15位
2位
本間ゴルフ「TR20 460」
  • 「トータル飛距離」および「寛容性」ランキングで5位以内
  • ボール初速で上位
  • フェアウェイキープ率70%以上
  • テスターより光沢のあるクロムフェースが気になるという声あり
4位
5位
3位
お買い得
PXG「0211」
  • 「寛容性」ランキング1位
  • フェアウェイキープ率75%以上
  • スピン量が安定して低〜中スピン
  • ボール初速で下位
2位
12位
1位

ヘッドスピードが遅めのゴルファーにオススメのドライバー

今回は、「ヘッドスピードが遅め(41m/s以下)のプレーヤー向けベストドライバー」のテスト結果を発表する。この層に当てはまるゴルファーは、自分自身と自分のゴルフのためにぜひ読んでほしい。

我々のミッションは、ゴルファー個々にとっての最適なクラブを理解し見つけることにある。

2021年の「Most Wanted」ドライバーテストでは、それぞれ個別のスイングの特徴を持つ35名のテスターが38モデルをチェック。最終的に高・中・低と異なる3つのヘッドスピードごとの最適ドライバーを、18,000に及ぶショットデータで分類した。

今回は「低ヘッドスピード(41m/s以下)のプレーヤー」に最適なドライバーに関するデータを考察する。自身のドライバーのヘッドスピードがこの辺りだというゴルファーはご一読を。


ヘッドスピードが遅めのゴルファーにオススメのドライバー:キャロウェイ「EPIC SPEED」

2021年、キャロウェイの「EPIC SPEED」は群を抜いていた。

・「ストロークス・ゲインド」 ランキング1位

・「トータル飛距離」ランキング1位

・「寛容性」ランキング6位

低ヘッドスピードのプレーヤーなら一考に値するドライバーだ。その性能は否定しようがない。


   
Best Distance - Callaway Epic Max LS

低ヘッドスピードのゴルファーにオススメのドライバー:キャロウェイ「EPIC SPEED」

2位のドライバーよりも1.84ヤード飛んだキャロウェイの「EPIC SPEED」は“スピード”をもたらした。トータル飛距離ランキングのトップに君臨したキャロウェイ「EPIC SPEED」は、特に“低ヘッドスピードのゴルファー”にとって距離を伸ばすチャンスとなることは疑いの余地がない。

   

ドライバーの購入で検討すること

2021年のベストドライバーを買う時は、パフォーマンスを一番に考えるべきだが、購入を決める前に考慮した方がよい点が他にもある。


コスト

2021年の「Most Wanted」ドライバーテストは、特殊なシャフトアップグレードを除いた229.99ドルから700ドル台のドライバーが中心だ。2021年の「Most Wanted」ドライバーとなったキャロウェイの「EPIC MAX LS」は529.99ドル。

これが高いと感じるならPXGの「0211」(249ドル)やツアーエッジの「Exotics EXS Pro」が非常にお買い得だ。この間をとるならコブラの「RADSPEED」と「RADSPEED XB」が良いパフォーマンスを発揮。449ドルという価格も魅力的だと思う。

専門家のアドバイス – 正確性の改善方法

多くの場合シャフトが打ち出し角とスピン量を最適化させると思われがちだが、むしろシャフトは精度と方向性に大きく影響する。ウェイトや、硬さ、トルクといった要素はすべてシャフトのしなりやねじれに関係し、これが結局のところ、クラブの動きの一貫性や真っ直ぐなショットを打つことに影響する。


シャフト選択

多くのメーカーが低価格におさえたオリジナルシャフトを用意している。これらは最低限の性能は備わっているものの(正確にフィッティングしたカスタムシャフトほどの性能は望めない)、間違いなく性能で選ばれたものではなく、コストカットや利益優先で選ばれる。

最善の方法は有能なフィッターの助けを借りることだが、既製品を選ぶのがここでは一般的だろう。

それならば、通常2-3種類のオリジナルシャフトが用意されているため、そのオプションから自分に最適なシャフトを選ぶことが重要だ。

最終的に、我々は常に性能ファーストであることを勧めているが、値段で比べるならば、ゴルファーはシャフトラインナップに力を入れているメーカーの方がより“価値を見出せる”ということを理解すべきだ。タイトリストは、特徴のあるシャフトを豊富に取り揃えている。ミズノとコブラも「本物の」フジクラ「Motore X F1」と「F3」シャフトを純正シャフトのラインナップに加えていることは伝えておきたい。


飛距離重視か方向性重視か

飛距離に勝るものはなく、1ヤードでも2ヤードでも飛ぶことに主眼を置きたい気持ちはわかるが、ドライバー同士の飛距離はそんな変わらないことを考えると、数ヤードの飛距離よりもバラつきを抑えたり、ショットの「方向性」や「安定性」を優先させた方が絶対にいい。

弾道測定器の飛距離を気にするよりもバラつきなどの細かなデータに注目してほしい。


弾道調整

スライスが直らないなら、選択肢があることを知っておくことは大切だ。ドローの球筋に注力したドライバー(可変式ウェイトなし)は、基本的に右サイドへのミスを軽減するには最も効果的だ。しかし、スイング改善中にクラブを探しているなら、「可変式ウェイト」が搭載されたドライバーの方が良い選択肢と言える。


2020 Most Wanted vs 2021 - PING G410 LST

低ヘッドスピード「寛容性」ランキング1位:PXG「0211」

ティーショットがなかなかフェアウェイに行かないゴルファーでも、PXG「0211」なら助けてくれるかもしれない。PXG「0211」は、テストによると、低ヘッドスピードの人でも76.19%の確率でフェアウェイを捉えることができた。データがそれを物語っている。

   

MYGOLFSPY版の「ストロークス・ゲインド」について

ストロークス ゲインド:元々は2011年からPGAツアーで導入されたプレーヤー指標。コースの難易度により大きく変動する「平均パット数」や「パーオン率」等では比較できない、選手の「本当の実力」を比較するために生まれた指標。同じコースでの全選手の平均ストローク数、あるいは同程度の難易度のコースや状況における平均ストローク数と自分のストローク数との「差」で示される。

「スコアを何で稼いでいるか」という観点で、「ドライバーショット」「アイアンショット」「アプローチショット」「パッティング」それぞれのショットが、平均値より何打“少ないか(ゲイン)“を数値化している。

MYGOLFSPYの「MOST WANTED」における製品テストでは、この「ストロークス・ゲインド」の考え方をベースとして、プレーヤーではなく“商品そのものの実力”を見るため、「ドライバー」「アイアン」「パター」等、各カテゴリーの「商品の実力」を比較する指標として用いている。


低ヘッドスピード向けベストドライバー:データ

今年は、テストデータをタブ表示で見ていただけるようにした。3つあるうちの最初のタブは、主要3つのデータのランキング。データタブには、弾道測定器でお馴染みのデータが掲載されている(フェアウェイキープ率も含む)。3つ目のタブは、テスト中の全ショットを図表上に示したものだ(異常値は省いた)。

分かりやすくするために、データはグリーン(緑)からレッド(赤)にグラデーションする形で色分けした。ダークグリーンは高い数値(最高/最上位)でダークレッドはその逆となる。

スマホでも見やすいようにしているが、PCで閲覧いただくのがベストだと思う。

※下記は、2021Most-Wanted-DriverRankings(2021年「Most Wanted」ドライバーランキング)/2021Most-Wanted-Driver Data(2021年「Most Wanted」ドライバーデータ)/Distribution(分布)を表示している。

Distribution(分布)以外は別表示あり。見づらい方はそちらを参考にしてほしい。



2021年「Most Wanted」ドライバーデータ

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専門家のアドバイス

ウェイトを浅くする(前方に動かす)と弾道は低くなり、スピン量も250-500rpmほど減少する。逆にウェイトを深くする(後方に動かす)と弾道は高く、スピンも増え、MOI(寛容性)もアップする。ヒール寄りにすると深重心ほど寛容性はないが、スライス抑制には役立つ。

ウェイトを浅くする(前方に動かす)と弾道がフェード系になる一方、深重心だとドローバイアスになる(ヒールに重心がある時ほどではない)。


低ヘッドスピードのゴルファーが知っておくべきこと(簡潔に)

おめでとう!よくぞ、ここまで読み進めてくれた。ここまで来たということは、より詳細な情報を手にすることができるので、友人にも伝えて欲しい。もしヘッドスピードが「41m/s以下」なら、下記のことはしっかり覚えておこう。

・「ヘッドスピード」を求めるのであれば、軽量・長尺シャフトのドライバーを試してみると良いだろう。「ゼクシオイレブン」や「ゼクシオX」、タイトリスト「TSi1」では軽量シャフトが採用されている。テーラーメイドの「SIM2 Max D」も軽量シャフトが用意されている。

・我々のデータによると、軽量シャフトだとスピン量が多くなる傾向にある。もともとスピン量が多い場合は、「スピード」の追求は慎重におこなうべきだろう。

・キャロウェイ「EPIC SPEED」は、「低ヘッドスピードの人のためのNo.1ドライバー」であり、それは納得のいくことだ。いくつかの主要な指標において驚異的なパフォーマンスを発揮している。また、「飛距離」を重視するならば、その点においても優れている。

・さて、もし「寛容性」を求めるならば、PXG「0211」は貴方のための製品だ。低ヘッドスピード向け「寛容性」ランキング1位、さらに2021年のドライバーランキング全体の「寛容性」ランキングでも5位を獲得している。

・フェアウェイをキープできるか否かが勝負の分かれ目。「低ヘッドスピードゴルファー部門」では、フェアウェイキープ率に長けたドライバーが多く存在する。ということで、コブラの「RADSPEED XB」と「XD」を見てみよう。「ストロークス・ゲインド ランキング」ではトップ5に入っていないが、いずれも70%以上の確率でフェアウェイを捉えている。


ドライバーの豆知識

・飛距離 vs. 正確性 – 2、3ヤードのために「正確性」を犠牲にしてはいけない。というのは、ゴルファーが飛距離を求めることをメーカーは熟知していて、シャフトを長めにして飛距離をごまかすことがあるからだ。46インチのシャフトなら大抵、距離を稼げるだろうが、通常は正確性が損なわれバラつきが増えることになる。

・調節可能ロフト – ロフト調整するとフェース角が変わる。ロフトを寝かせれば(増やせば)フェースは閉じ、ロフトを立てれば(減らせば)開く。ロフト角とフェース角の関係性とフェース角の出球に対する影響を理解することで、ロフト調整機能を活用して「正確性」を改善することが可能となる。

・見た目 vs. 性能 – ルックスに価値を置き過ぎてはいけない。好みのルックスでなければうまく打てないという説もあるが、これを証明するエビデンスは特にない。全く興味のなかったクラブでいい結果がでることもよくあるので、見た目だけで判断せず、幅広く興味を持つことも大切だ。

・調節可能ウェイト – 全てのウェイトシステムが同じように作られているわけではない。ウェイトをクラブの周辺にキープする一方、相当な質量をクラブヘッドの広範囲に渡って動かすことで、可動式ウェイトのポテンシャルは最大限に発揮される。軽めのウェイトを少し移動させたり中央付近で動かしても、弾道への影響はほんの僅かだ。


2021「Most Wanted」ドライバー商品スペック

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FAQ

ニュードライバーの購入にあたって

Q:どれくらいの頻度でドライバーを買い代えるべきか?

A:革新的技術が豊富に何年も続く稀なケースもあるが、通常メーカーがクラブの性能を向上させるには3~5年かかる。特にUSGAがさらにメーカーへの規制を厳しくしたことから、大きな改革を進めるにはさらに時間がかかる可能性がある。私達がおすすめするのは、今使っているドライバーよりも、明らかに性能が優れたクラブが見つかったときに買い代えることだ。


Q:新たなフェーステクノロジーが話題だが、ボール初速をかなりアップすることができるドライバーは一つだけ?

A:違う。誰もがボール初速をアップさせることができるドライバー、というものはない。毎年、突出したドライバー(テーラーメイド「SIM2」はボール初速でトップ)はあるが、トップレベルのドライバーの平均ボール初速は、かなり近い傾向にある。しかしながら、ランキングの下の方を見ると、ボール初速が遅いと言えるドライバーがあることも確かだ。


Q:シャフトは重要か

A:もちろんだ。スピンや打ち出しの変化はそれほど大きくないが、シャフト交換によって得られるのは、精度や、ボールのばらつき、総合的な安定性などの向上だ。


Q:ドライバーの試打では、何に注目すればよいか?

A:飛距離だけにこだわらないでほしい。あと数ヤード伸ばしたいのはわかるが、方向性や安定性を示す細かい数値を見逃してはいけない(弾道測定モニターには平均値の下に小さく標準偏差が表示される)。よく見逃がされがちだが、これらの標準偏差が安定性に深く関連する。


フラットでアップライトなライ角

アイアンと同じように、ドライバーもモデルによってライ角が異なることをご存じだろうか。ライ角がアップライトのドライバーを選ぶか、調節機能でアップライトに調節すれば、スライスがドローボールになることもある(右利きの場合)。同様に、フックボールばかり出る人はライ角をフラットにするといいかもしれない。


MOST WANTED

Q:テスターにはどのようにフィッティングするのか?

A:オリジナルスペックから選ぶ方法をとっている。アップグレードオプションはなく、オリジナルのみ使用。ロフトは、表示ロフトが9度か10.5度を使い、メーカーラインナップの中で利用できるフィティング機能はすべて使う。つまり、ロフト角やライ角、フェースアングル調節機能(ホーゼル)、可動式ウェイト、シャフトオプションなどの機能は最大限利用する。


Q:「Most Wanted」ドライバーはどのように決めるのか?

A:異常値を除いた後、各テスターとクラブの各組み合わせの平均ストロークス・ゲインド値を計算。フィールドの平均と比較して最高のストロークス・ゲインドとなったドライバーが「Most Wanted」ドライバーとなる。


Q:「最も飛ぶドライバー」はどのように決定するのか?

A:飛距離効率(エフィシェンシー)で最も飛ぶドライバーを決める。


Q:「最もやさしいドライバー」はどのように決めるのか?

A:「最もやさしいドライバー」を決めるために、各テスターの各ドライバーのベストショットとワーストショットのストロークス・ゲインドを比較。ストロークス・ゲインドの幅が一番狭かったクラブが「最もやさしいドライバー」となる。


Q:ルックスや、打音、打感などの主観的なフィードバック要素はどれくらいランキングに影響するか?

A:まったく反映されない。MyGolfSpyのランキングは、弾道解析モニター上のデータとパフォーマンス測定項目のみを基準とする。


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著者情報

MYGOLFSPY

数多くのテスターと最新の計測企画を用いてテストを行い、ゴルフ用品の本当の価値と実力をデータによって明らかにする記事を提供するアメリカのゴルフメディアサイト。大手ゴルフ用品メーカーからの広告を一切もらうことがない為、中立的な立場でデータを示す事ができる数少ないメディアである。過去には、コストコのKirklandボールがタイトリストPro V1よりも優れているという記事を発表して、全米のコストコで大人気商品となり長期間欠品を招いた事件は全米ゴルフ業界に衝撃を与えた。

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