「TR21」フェアウェイウッド&ハイブリッドの主な特徴

・本間ゴルフが新作フェアウェイウッドとハイブリッドを発表

・「TR21 FTI Big LB」は大型フェアウェイウッドで飛距離を重視

・「TR21」フェアウェイウッドはコンパクトヘッドで飛距離と操作性がポイント

・「TR21」ハイブリッドはストロングロフトで形状がさらに改善

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本間ゴルフが、ロフトが数モデルあるコンパクトヘッドに加えて大型ヘッド&飛距離重視の3番ウッドを「TR21」でラインナップした。

これはフェアウェイウッド市場では全く珍しいことではないが、主要メーカーの多くがボリュームゾーンを狙っているだけに、本間ではこうしたモデルで成功を収めることができると考えているようだ。


本間ゴルフ 「TR21 FTI BIG-LB」フェアウェイウッド

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「TR21 FTi BIG-LB」は、本間の伝統とパーシモンドライバー時代を彷彿とさせるフェアウェイウッドだ。

本間(そして「BIG-LB」)は、みなさんにとって馴染みはないかも知れないが、1959年からゴルフクラブを製造している。歴史のないメーカーというわけではない。

オリジナルの「BIG-LB」(LBはローバランスの略)は、オーバーサイズのドライバーだった。

特徴は部分的に中空であったこと。樹脂複合材が注入されており、重量のあるスチールのソールプレートがソール部まで伸びていた。

当時のデザイナーが完全に物理を理解していたわけではないだろうが、本間はソールに質量を集中させると、何か良いことが起こるということは分かっていたのだろう。

今回の「TR21 FTi BIG-LB」フェアウェイウッドは、パーシモンではなくチタンヘッドだが、それ以外はオリジナルコンセプトのデザインと大きく外れていない。

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現代の構造

「BIG-LB」のフェースとボディには、6-4チタンが採用されている。そして特徴は、90gの「SUS630スチールソールプレート」。このプレートとチューニング可能な「スイングウェイト・ポート」(標準は12g)がペアで用いられている。

この2つを合わせると、その重量はクラブヘッドの合計質量の半分以上。これでウェイトの多くがクラブヘッドの低い部分にあるため、重心も低く深くなる。結果として高弾道、低スピン、そして飛距離アップが実現するというわけだ。

ヘッドが大きいと、他の本間のフェアウェイウッドに比べてMOIが高くなる(寛容性も増える)。もし、大型ヘッドで飛距離アップ重視のフェアウェイウッドを望んでいるなら、この「BIG-LB」は購入候補とするべきだろう。

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本間ゴルフ 「TR21 F」 フェアウェイウッド

「BIG-LB」を補う役割を担うのが、コンパクトヘッドの「TR21 F」だ。

これは「SPEEDZONE BIG TOUR」とヘッドが小さめの「SPEEDZONE TOUR」フェアウェイウッドをラインナップしたコブラと似た手法と言える。

基本的に大手メーカーは フェアウェイウッド市場におけるほぼ間違いなく“ニッチ”な部分で、コブラに対抗しない選択をしてきた。

とはいえ、本間ゴルフでは、この市場が手付かずで、メーカーの多くが進出していないため成長できるチャンスがあると信じているようだ。

「TR21 F」フェアウェイウッドは全てスチールヘッドで、低重心化を達成するためにクラウンが薄くなっている。そして前作に続くフェースのスピードアップも特徴だが、注目はコンパクトサイズということだろう。

「TR21 BIG-LB」と異なり、「TR21」にはソールに可変重量テクノロジーが搭載されている。標準で装着されているのは12gと3gのウェイト。初期設定では、12gのウェイトが後部に配置されている。

これにより打ち出しが高くなり、スピン量も増加。一方、重めの重量を前側に配置すると弾道は低くスピンも少なくなる。

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本間ゴルフ 「TR21」 フェアウェイウッドのスペックと価格

「TR21 BIG-LB」はロフト角14度の3番のみで、TR21 Fは、3番(15度)、4番(16.5度)、5番(18度)、そして7番(18度)がラインナップ。ともにロフト角を±1度調整できる「NON-ROTATING SYSTEM」を搭載している。

両モデルとも標準シャフトは、「Honma Vizard」(65gか75g)。グリップはゴルフプライドの「ツアーベルベット+2」が装着されている。

価格は「TR21 FTi BIG-LB」が329ドルで、「TR21 F」は299ドルだ。


本間 「TR21 H」

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「TR21 H」(ハイブリッド)は、コンパクトヘッドのアダムスとタイトリストのデザインからインスピレーションを受けているようだ。

フェアウェイウッド同様、本間では、大手メーカーがほぼ無視してきた市場の一部に注目することで成長するチャンスがあると考えている。

見た目がよくてコンパクトなハイブリッドは、とても珍しいからだ。

本間の「XPシリーズ」は確かにそんなクラブだ。丸みがあって厚みがある感じで、基本的に上級者が求めるようなクラブでは全くない。

一方、「TR21 H」はアドレスでスクエアに構えられる上級者好みの小ぶりな形状となっている。

内部構造としては、スピードが出せるフェース、薄いクラウン、そしてフックが出ないようにした内部重量を含めた重心位置の改良が特徴だ。

また、ストロングロフトであるにも関わらず、「TR21 H」は弾道のスピンコントロールを改善することで精度を追求した正確性優先のモデルだ。

ロフトを寝かせた方が好みなら、アジャスタブルホーゼルで1度の調整が可能だし、スピンも+700prmまで変化させることも可能だ。

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「TR21 H」のスペックと価格

本間ゴルフの「TR21 H」ハイブリッドは18度、21度、24度がラインナップ。「NON-ROTATING SYSTEM」でロフト角を±1度調整できる。

標準シャフトは、「Honma Vizard」(65gか75g)で、グリップはゴルフプライドの「ツアーベルベット+2」が装着されている。

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「TR21 H」の価格は249ドル。

「TR21シリーズ」は11月1日から発売される予定だ。


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