2025年は「ミニドライバー」が熱い!すでにPXGが「Secret Weapon」で参戦し、タイトリストの「GT280」が正式に発表。さらにコブラはツアーでプロトタイプをテスト中だ。
そして、ついにキャロウェイもこのトレンドに名乗りを上げた。USGAの適合リストに掲載されたキャロウェイ「ELYTE Mini」ドライバーは、ミニドライバーカテゴリーの中でこれまで以上に“小型版らしさ”が際立つ仕上がりだ。
性能面でも、通常サイズの「ELYTE」ドライバーをそのまま小型化したような仕様が特徴となっている。USGAリストには必要最低限の情報しかないが、提供された内容から推測すると、キャロウェイの通常サイズドライバーと同様、『10X Aiフェース』が搭載されているようだ。

「ELYTE Mini」は、ロフト角11.5度と13.5度のモデルがリストに掲載されており、調整機能の『OptiFitホーゼル』によってさらに細かなロフト調整が可能となっている。
不明な点
「ELYTE Mini」ドライバーについてはまだ情報が限られており、詳細は明らかになっていない。しかし、注目すべきポイントは、キャロウェイがこのミニドライバーをどのくらいのサイズに設計しているかということだ。
昨シーズン登場した「Paradym Ai Smoke Ti 340 Mini」は、ヘッド体積340ccで“市場最大のミニドライバー”とされていた。ただし、当時市場に存在していたミニドライバーは、実質的に「テーラーメイド BRNR」のみだった。PXGのミニドライバーは300cc、テーラーメイドの「BRNR」はそれよりわずかに大きいサイズだ(なお、新モデルの開発が進行中との噂もある)。一方、タイトリストの「GT280」はこれらよりもさらにコンパクトな280ccで登場している。
キャロウェイは今回、最大サイズのミニドライバーとしてポジションを確立するのか、それともより小型で多用途なモデルとして競争に挑むのか注目されるところだ。
モデル名が以前よりも短くなっている点を考えると、小型化を意識している可能性もある。果たしてキャロウェイがどのような戦略でこのカテゴリーに挑んでいるのか、今後の発表が待たれる。どうなるかはまだわからない。続報を待とう。
発売日と価格
現時点で、キャロウェイは「ELYTE Mini」の発売日や価格を正式には発表していない。しかし、適合リストに掲載されたことを考えると、4月2週目のマスターズに合わせてリリースされる可能性が高そうだ。
価格については、これまでのミニドライバー同様、主力ドライバーよりやや低めながら、フェアウェイウッドよりは高い範囲に設定されると予想される。
このバランスは、ミニドライバーが特定のニッチ市場を狙ったモデルであることを示しており、価格戦略がどのように展開されるかも注目されるポイントだ。続報が入り次第、さらに詳しい情報をお届けする予定だ。次のアップデートをお楽しみに!
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