・タイトリスト『RCT「レーダーキャプチャーテクノロジー(RadarCaptureTechnology」』ゴルフボールのラインナップに 「AVX」と「Pro V1x レフトダッシュ」が追加

・「RCT」ボールは、屋内環境で正確なスピンデータをとらえる

・1ダース64.99ドルで販売中


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多くの人が、タイトリストの次なるビッグニュースは「Pro V1 レフトドット」の小売参入ではないかと期待していたかもしれないが、「AVX」と「Pro V1x レフトダッシュ」が『RCT』ラインナップに追加されるというニュースも非常に嬉しいはずだ。


「RCT」ゴルフボールについて

簡単な復習として、同社は今年初めに『RCT (レーダーキャプチャーテクノロジー)』を駆使した、「Pro V1 RCT」と「Pro V1x RCT」を発売した。

「TrackMan(トラックマン)」と提携して『RCT』を開発しようとした背景には、ドップラーベースの弾道測定器で正確にデータをとらえることが難しかった「スピン量」に対応するため、より優れたスピン解像度で、信頼性の高いスピンデータを屋内および制限された環境で提供できるボールを開発しようとした所から始まる。

この技術の鍵となるのは、ゴルフボールのマントル層(ウレタンカバーの下)に印刷された特殊なマークだ。メタルドットステッカー(計測に必要なドットのシール)を貼る必要性がなくなるだけでなく、「RCT」ボールはより優れた性能を持つ。


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その他の弾道測定器にも対応する「RCT」ボール

余談だが、『RCT』は「TrackMan(トラックマン)」で使用するために 「TrackMan(トラックマン)」向けに専用設計されているが、他のレーダーベースの弾道測定器でも「RCT」ボールを使用するとスピン量のデータ計測がが改善されたとの報告もある(屋内外両方)。

また、同社は「RCT」ボールをガーミン「アプローチR10」でも検証しており、さらに他のデバイスでもテストしているようだ。

『RCT』ラインナップに、「AVX」と「Pro V1xレフトダッシュ」が追加されたことは特に驚くことではなく、タイトリストは当初から、この2つをラインナップに追加すると述べていた。


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フィッティング用ボール

「AVX (ソフトな打感の低スピン)」 と 「Pro V1x レフトダッシュ(「Pro V1x」の高弾道、低スピンバージョン)」が追加されることにより、タイトリストフィッティング用のボールすべてが「RCT」バージョンで利用できるようになった。

付け加えておくが、タイトリストは他の製品もそれぞれのレベルでも最適な製品だと考えているが、「性能」と「好み(その好みが感触なのか色やコストなのかどうかはさておき)」の間には一線を引いている。

「AVX」と「Pro V1xレフトダッシュ」の「RCT」バージョンは予定通りに発売される。オフシーズンに向かう中、同社はインドアシーズンに向けて着々と準備している。

「AVX RCT」と「Pro V1x RCT」が加わることによって、同社ボールフィッティングチームは、これまでよりはるかに多くのフィッティングを行うことだろう。

更に、「RCT」モデルが増えることにより、クラブフッティングの能力も向上するはずであり、これは、最高のフィッティングを行うために見落としがちな点でもある。


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異なるが、同じボール

「AVX」 と「Left Dash(レフトダッシュ)」の「RCT」 バージョンは技術的には異なるが、少なくともUSGAに関しては、「RCT」ではないモデルと同じ構造とディンプル設計で同じように機能する(コースで使用するとは思っていないが)。


価格と販売予定

タイトリスト「AVX」と「Pro 1xレフトダッシュ」の「RCT」モデルは、タイトリストのWEBサイトを通じて入手可能。価格は1ダース64.99ドル。