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オデッセイ「DAMASCUS MILLED」に新モデル追加 JAILBIRD MINI DBとSquare 2 Square Sevenが登場

BY DAVE WOLFE

July 15, 2026

オデッセイの数量限定パター「DAMASCUS MILLED」に新たな2モデルが加わった。「JAILBIRD MINI DB」と「Square 2 Square Seven」をラインアップ。ダマスカス鋼インサートの特徴や打感、ゼロトルク設計、高級感あふれるデザインなど、その魅力を紹介する。

オデッセイ「DAMASCUS MILLED」に新モデル登場 予想外だったのは”もう1本”

オデッセイの限定パター「DAMASCUS MILLED(ダマスカス ミルド)」シリーズに、新たなモデルが加わった。

実は今回の発表では、多くのゴルファーと同様に「DAMASCUS MILLED JAILBIRD MINI(ダマスカス ミルド ジェイルバード ミニ)」の登場は事前に予想できていた。

オデッセイ・ヨーロッパが先行してラインナップを公開していたためだ。

しかし、最後に用意されていた”サプライズ”は別にあった。

ヨーロッパでは公開されていなかった「DAMASCUS MILLED Square 2 Square Seven(ダマスカス ミルド スクエア ツー スクエア セブン)」が追加で登場したのだ。

当初は「JAILBIRD MINI」だけの展開だと思っていただけに、この追加モデルはうれしいサプライズとなった。

人気の「JAILBIRD MINI」に加え、ゼロトルク設計を採用した「Square 2 Square Seven」がラインアップされたことで、「DAMASCUS MILLED」シリーズの選択肢はさらに広がったと言えるだろう。

「次はあのモデルも?」と期待が膨らむ

今回、新たに2モデルが加わったことで、「DAMASCUS MILLED」シリーズへの期待はさらに高まった。

例えば、オデッセイの代名詞ともいえる「2-BALL」がダマスカス仕様になったらどうだろう。

近年のラインナップを見ると、「2-BALL」は以前ほど存在感がなく、「Ai-ONE」シリーズにも「Ai-ONE DUAL FORCE 2-BALL」は用意されていない。ゼロトルク設計の「2-BALL」も未発売だけに、今後の展開を期待するファンは少なくないはずだ。

さらに、ブレード型の「#9」や、往年の人気モデル「Sabertooth(セイバートゥース)」など、「DAMASCUS MILLED」で復活してほしいヘッドはまだまだある。

もちろん、これはあくまで期待を込めた”願望”に過ぎない。しかし、今回の追加モデルを見ると、「次は何が登場するのか」と想像せずにはいられない。

それでは、今回新たに加わった2つの限定モデルを詳しく見ていこう。

折り重ねた鋼材が生む、唯一無二のフェース

「DAMASCUS MILLED」シリーズ最大の特徴は、もちろんダマスカス鋼製フェースインサートだ。

異なる種類の鋼材を何度も鍛造・折り重ねることで、美しい波紋模様と独特の打感を生み出している。同じ模様が二つとないため、所有する満足感もこのシリーズならではの魅力と言える。

しかし、このインサートの価値は見た目だけではない。

最新の「Ai-ONE DUAL FORCE(エーアイワン デュアルフォース)」に搭載されているAi設計インサートほど複雑な構造ではないものの、ダマスカスインサートにもコンピューター解析を用いたフェース設計が採用されている。

打点が芯を少し外れてもボール初速の低下を抑え、距離感を安定させる工夫が盛り込まれているのだ。

つまり、「DAMASCUS MILLED」は美しいだけの限定モデルではない。所有する喜びに加え、実戦でもしっかりと性能を発揮する”使えるプレミアムパター”に仕上げられている。

美しさだけではない、打感にもこだわったインサート

ダマスカス鋼インサートは、見た目の美しさだけでなく、しっかりとした打感も魅力だ。心地よい打音とソリッドなフィーリングは、所有する満足感だけでなく、パッティングそのものの楽しさも高めてくれる。

ダマスカス鋼の製法やシリーズ誕生の背景については、これまでの記事で詳しく紹介しているので、興味がある方はぜひそちらもご覧いただきたい。

そして今回の主役は、新たに追加された2つのモデルだ。

人気ヘッドをベースに、ダマスカス鋼インサートとプレミアムな仕上げを組み合わせた「JAILBIRD MINI」と「Square 2 Square Seven」。それぞれがどのような特徴を持ち、どんなゴルファーに向いているのかを詳しく見ていこう。

「DAMASCUS MILLED JAILBIRD MINI DB」

「JAILBIRD MINI」は、現行のオデッセイパターの中でも特に人気の高いモデルのひとつだ。

フルサイズのJAILBIRDよりもややコンパクトなヘッドは構えやすく、反転したストライプカラーのアライメントがターゲットに対して自然にスクエアに構えられる安心感を生み出している。

その完成度の高さから、2025年モデルの「Ai-ONE DUAL FORCE JAILBIRD MINI」を高く評価するゴルファーも少なくない。

そして、その人気モデルをベースにダマスカス鋼インサートとプレミアムな仕上げを採用したのが、今回の「DAMASCUS MILLED JAILBIRD MINI DB」だ。

見た目の高級感はもちろん、打感や打音までブラッシュアップされており、単なる限定カラーではない”ワンランク上のJAILBIRD MINI”へと進化している。

「Ai-ONE DUAL FORCE JAILBIRD MINI」との違いは”打感”

「DAMASCUS MILLED JAILBIRD MINI」の魅力は、美しいダマスカス鋼フェースだけではない。

最大の違いは、インパクト時のフィーリングにある。

しっかりとした打感の中にも心地よい柔らかさがあり、ボールはスムーズに順回転へ移行。インパクトでは澄んだ打音が響き、打つたびに心地よさを感じられる仕上がりとなっている。

「Ai-ONE DUAL FORCE JAILBIRD MINI」も完成度の高いパターだが、フィーリングを重視するゴルファーであれば、「DAMASCUS MILLED」ならではの打感や打音により大きな魅力を感じるかもしれない。

ダマスカス鋼インサートについて取り上げるのは今回で3回目になるが、そのたびに高い評価を受けている理由は明確だ。

見た目の美しさだけでなく、しっかりとした打感と心地よい打音、そして安定した転がりを高いレベルで両立しているからである。

もちろん、打感や打音には好みがある。しかし、2025年モデルの「Ai-ONE Milled」インサートのフィーリングを気に入っていたゴルファーなら、このダマスカス鋼インサートにも満足できる可能性は高いだろう。

「DAMASCUS MILLED Square 2 Square SEVEN」

今回もう一つの注目モデルが、「DAMASCUS MILLED Seven S2S」だ。

オデッセイを代表する「Seven」ヘッドに、ダマスカス鋼インサートとプレミアムな仕上げを組み合わせたモデルで、シリーズの中でもひときわ存在感を放っている。

もちろん最大の見どころは、美しいダマスカス鋼フェースだ。しかし、それだけでなく、ヘッド全体から漂う高級感もこのモデルの大きな魅力と言える。

メーカー希望小売価格は699ドルとプレミアム価格に設定されているが、その精巧な仕上げや質感を見ると、限定モデルならではの価値を十分に感じられる。所有する満足感という点でも、特別な一本に仕上がっている。

「DAMASCUS MILLED SEVEN CH」 vs. 「DAMASCUS MILLED Square 2 Square SEVEN」

「DAMASCUS MILLED Square 2 Square SEVEN」は、オデッセイを象徴するSeven(ファング)ヘッドをベースにしたゼロトルクパターだ。

ワイドなヘッド形状はアドレス時に大きな安心感を与え、高い慣性モーメント(MOI)によってミスヒット時のヘッドのブレを抑制。安定した転がりを生み出してくれる。

ゼロトルク設計には、初代Square 2 Squareシリーズと同じ考え方を採用。シャフトをヘッドの重心に近い位置へ装着することで、ストローク中にフェースが開閉しにくくなり、インパクトで自然とスクエアなフェースを保ちやすくしている。

「Square 2 Square TRI-HOT」のようにシャフトをさらに前方へ配置した構造や、HBシリーズのようなヒール寄りのシャフト位置は採用されていないが、これはダマスカス鋼インサートを中心とした複雑な構造や重量配分を考慮した結果と考えられる。

また、シャフト位置を変更するためにタングステンを追加すれば、価格はさらに高額になっていた可能性もある。

それでも、「Square 2 Square SEVEN」ならではのゼロトルク性能はしっかりと受け継がれており、美しいダマスカス鋼フェースと高い直進性を兼ね備えたプレミアムモデルに仕上がっている。

ダマスカス鋼インサートを採用した複雑なヘッド構造のため、「Square 2 Square TRI-HOT」のようにシャフトをさらに前方へ配置したり、「Square 2 Square HB」シリーズのようにヒール寄りへ移動したりする設計は採用されなかったようだ。

仮にシャフト位置を変更するためのタングステンを追加していれば、コストはさらに上昇し、価格も一段と高くなっていた可能性が高い。

それでも、「DAMASCUS MILLED Square 2 Square SEVEN」の完成度は非常に高い。「JAILBIRD MINI」と同様に、ダマスカス鋼インサートが生み出すソリッドな打感と心地よい打音は、このモデルでもしっかり味わうことができる。

実際、このヘッド形状はMyGolfSpy「2026 ベストゼロトルクパター」にも選出されており、その性能は高く評価されている。

ゼロトルク設計ならではの高い直進性と安定感、そしてダマスカス鋼ならではの所有欲を満たす美しいデザイン。その両方を求めるゴルファーにとって、「DAMASCUS MILLED Square 2 Square SEVEN」は非常に魅力的な選択肢となりそうだ。

この夏、新しい”相棒”を迎えてみるのも悪くない

もちろん、夏のラウンドに向けて新しいパターを買う必要はない。

それでも、競技で結果が出たり、ゴルフを頑張った自分へのご褒美として、少し特別な一本を選んでみるのもゴルフの楽しみ方の一つだ。

ゴルフボールは使えばなくなり、ウェアも気づけば何着も増えていく。その一方で、品質にこだわって作られたパターは、長く付き合えるクラブになる。

ダマスカス鋼ならではの美しいフェース、心地よい打感、そして実戦でも十分に通用する性能。「DAMASCUS MILLED」は、コレクションとして飾るだけでなく、コースで使ってこそ魅力が伝わるプレミアムパターと言えるだろう。

数量限定の「DAMASCUS MILLED JAILBIRD MINI DB」と「DAMASCUS MILLED Square 2 Square SEVEN」は、7月7日よりゴルフショップおよびOdyssey.CallawayGolf.comで発売される。

性能だけでなく、長く愛用できる一本を探しているゴルファーなら、ぜひチェックしておきたい。

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著者情報

DAVE WOLFE

スタッフライター
MyGolfSpyのパター評価を担当するライター。
これまでに1,500本以上のパターを試打・検証してきた経験を持ち、パター選びに悩むゴルファーから信頼を集めている。
MyGolfSpyではさまざまなモデルを同条件で比較し、メーカーの宣伝文句ではなく実際の性能を重視して評価。転がりや打感、ヘッド形状による違い、ストロークとの相性などを分かりやすく解説している。
デイブが目指しているのは、「人気モデルを紹介すること」ではなく、「そのゴルファーに合うパターを見つけること」。
ゴルファーが自信を持ってパターを選び、より多くのパットを沈められるようサポートすることを大切にしている。

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