・より滑らかな最新ヘッド形状
・3つの調整可能なソールウエイトを搭載
・「ST-118」フェース素材を使用した『H.O.T.フェース』テクノロジーを採用
・上級者向けのハイブリッド
数字だけ見れば、数少ない「上級プレーヤー」で構成される小さな市場よりも、世界のゴルフ人口の大半を占める「エンジョイゴルファー向け商品に予算と資金を投入する方がビジネス的には現実的だと思われるかもしれない。
ところが、多くのメーカーにとってそのような論理は通用しない。理由は、ハンディキャップが0～15の上級プレーヤーは、すでに顧客として定着した人たちだからだ。確かに、「上級プレーヤー」の数は非常に少ない。しかし、彼らは頻繁にラウンドをするし、ゴルフに多くのお金を使い、業界のトレンドや技術革新に常に敏感な人達でもある。
コブラが新しい「KING TEC（キングテック）ハイブリッド」を開発したのは、まさにそのカテゴリー向けだ。プレミアムレベルの調整可能なハイブリッドは、先日紹介した新上級者向けアイアン（「KING Tour」、「KING CB」、「KING MB」）ファミリーを見事に補完し、さまざまなライや状況に対応する。
フェースについて
「AEROJET（エアロジェット）」アイアンと同様に『H.O.T.フェース』テクノロジーを採用し、「鍛造ST-118スチールフェース素材」という新たな変化を加えた『PWRSHELL（パワーシェル）』インサートを搭載。柔軟性の高い「鍛造ST-118」は、ミスヒットでも「高打ち出し」、「高初速」を可能にするより広いスイートエリアを実現した。
クラウン
「KING TEC」ユーティリティーには、4グラムのカーボンファイバー製クラウンも付属している。軽量素材を使用することで、重量をクラブヘッドの後方に押し下げることができ、その結果「低重心」、最適な「打ち出し」に加えて若干の「やさしさ」が得られるようになる。
『カーボンファイバークラウン』、『H.O.T. フェース』、『PWRSHELL（パワーシェル）』が相互に作用し、このクラブの性能が押し上げられる。「スピン」が減り、「コントロール性能」が向上し、確かな「飛距離」と高い「弾道」が実現する。
ヘッド形状
さらに「KING Tec（キングテック）」をより魅力ある「アドレス」にするために、ヘッド形状も改良。その結果、上級プレーヤーが喜びそうなより滑らかな洗練されたルックスに変身した。
特徴としてはブレードが短く、オフセットが少ない。トウとクラウンが微妙に丸みを帯びており、フェースとトウの曲率が再設計され、アドレス時にクラブがより「スクエア」に見える。
調節可能ウエイト
3つの調整可能ソールウエイト（12グラムのウエイト2個と2グラムのウエイト１個） が付属し、ボールの弾道を調整することが可能。
・ドローバイアス：バック/ヒールに12gのウエイト2個
・フェードバイアス: 12gウエイト２個をバック/トゥに配置
・ストレートバイアス: ヒールとトゥに２個の12gウエイト
カスタムフィッティングが完了した後にウエイトを動かすのはナンセンスだと思われるかもしれないが、適切なウエイト配置を再度確認することお勧めする。なぜなら、スイングは変わるからだ。特にスイングを変更する場合には、調整機能付きの「KING Tec（キングテック）」のようなにクラブに更なる「付加価値」を与えることだろう。
追加ウエイトは、コブラのカスタムサービスから購入できる。
ロフト角の調節機能
ご想像のとおり、「KING TEC（キングテック）」ハイブリッドには調節可能な『MYFLY』ロフトテクノロジーも搭載。コブラの革新的技術であるホーゼルによるロフト角の変更システムは、± 1.5度の調整が可能で、「打ち出し」と「スピン」機能の微調整が可能。
オプション
「KING TEC（キングテック）」ハイブリッドには4つのオプションが揃う。
・2H（右利きのみ）：ロフト角17度、15.5～18.5まで調整可能
・3H: ロフト角19度、17.5 から 20.5まで調整可能
・4H: ロフト角21度、19.5から22.5まで調整可能
・5H: ロフト角24度、22.5 から 25.5まで調整可能
ストックシャフトは、スチールの三菱「MMT 80」（X-88.5g、S-85-g）と、グラファイトの「MMT 70」（R-73g）。
グリップは、ラムキン「Crossline（クロスライン）」が標準装備。
価格は299ドル。（アメリカ）
日本での価格はオリジナルTOUR-ADシャフト ¥46,200（税込）／ N.S.PRO950GH NEOシャフト ¥44,000（税込）で現在発売中。
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