「洋服を選ぶようには選んでほしくない。TS2ドライバーが自分に合ったからといって、TS2フェアウェイウッドも合うとは限らない。ドライバーとフェアウェイウッドでは求められるものが違うからだ。」
メーカーが新モデルを発表する時は、それが「改良」なのか、それともリリーススケジュールに合わせ新製品を売るための単なる「変更」なのかを必ず確認すべきだ。
新しいスリクソンZ 85シリーズは「ウッドカテゴリーの優等生」になれるだろうか? スリクソンは「保証する」と言っているが。
ゴルフオタクの皆さんに一つ質問をしたい。もしあなたがメーカーで、ウェッジを1モデルだけ造るとしたら、誰をターゲットにするだろうか?
知り得た情報を口外しないようにと言われている立場ではあるが、この興奮を抑えるのはなかなか難しい。
おそらくメーカーは、自社製品が「勝つ」ようにデータを計算(あるいは改ざん)しているのだろう。
セブンドリーマーズのシャフトは、なぜ1,200ドルもするのだろうか?しかも、エントリーモデルで1,200ドルだ。
新しいスコッティ・キャメロンのConcept Xパターには、「芝に溶け込む2つの翼」が生えているという。
ニーズがあるから新しいカテゴリーを作ろうとしているのか、あるいは売上を増やすための口実にしているだけだろうか?
改良したとされる新商品は実は前モデルとほとんど同じで、最新ではないというケースは多い。ピンはこのようなやり方を好まない会社だ。
「ウェッジなのに、まるでVault 2.0パターを打っているような感覚だ。硬く、均一で、しっかりとした打感。控えめだが、インパクトではソリッドな打感を得られる。」
「Red Ball」という名前を聞いて、赤い2-Ballパターを小売向けに改良したものだと思い込んでいた。しかし箱をあけた瞬間、その考えは吹っ飛んだ。