明らかなのは、ブリヂストンはすでにクラブカテゴリーではニッチなブランドであり、その最新ドライバーはマーケットにいるニッチ層に向けられていることだ。
今私が知っている情報のすべてはお伝えできないのだが、Blueprintアイアンには過去の(少なくとも最近の)ピンのアイアンにはなかった何かがある。
アベレージゴルファーが、バックスピンに憧れるのはよく分かる。だが自分に合うウェッジを選ぶ時、単にスピン量が最も多いという理由で選んではならない。
最近の動向を踏まえれば、キャロウェイはこの2~3週間でEpic FlashをSNSで発表するのではないかと思う。
業界では年々ストロングロフト化が進んでいて、初級者向けアイアンはその傾向が最も強いカテゴリーだ。ストロングロフトは「飛距離の方程式」において、必要不可欠な要素なのだ。
ペイントを変えただけでもう一儲けしようとする類のパターに見えるかもしれないが、今回の「ストーリー」はこの不気味なルックス以上に説得力がある。
2018年の4大メジャー大会で優勝したのは全員、クラブメーカーと契約していない選手だった。ツアープロのキャディバッグの中身は、ドライバーさえも変わりつつある。
最高のユーティリティーアイアンとは、飛距離、安定性、汎用性のバランスが良いアイアンだろう。
今回キャロウェイは、「すべてにおいて前モデルを上回る」と自信満々だが、実際はどうだろうか?
正直なところ、これまでの自分のパターの好みや概念が覆されたように感じがして、少し戸惑いもある。
おそらく、キャロウェイとナイキがスクエア型のドライバーに挑戦して以来の変化だろう。
メーカーには、各々の哲学や設計・製造能力がある。それは、自分に最適なクラブが見つかる可能性が増えるという意味で、とてもありがたい話なのだ。
残念ながら、その美しいルックスは写真では伝え切れない。例えるなら、嫌々会ったお見合いの相手が驚くほど魅力的だった、という感じだ。